スタンレー電気 (株) 2012年3月期の動向
ハイライト
業績 |
(単位：百万円) |
| 2012年 3月期 |
2011年 3月期 |
増減率 (%) |
要因 | |
| 全社 | ||||
| 売上高 | 243,108 | 248,081 | (2.0) | -東日本大震災およびタイの洪水による国内外企業の生産活動の低迷が影響し、減収減益。 |
| 営業利益 | 26,439 | 29,902 | (11.6) | |
| 経常利益 | 28,580 | 32,579 | (12.3) | - |
| 当期純利益 | 13,822 | 17,112 | (19.2) | - |
| 自動車機器事業 | ||||
| 売上高 | 169,927 | 172,533 | (1.5) | -世界の自動車生産および販売台数が前年比で増加傾向にある中、日系自動車メーカーの生産は東日本大震災およびタイの洪水により減産を余儀なくされた影響が大きく、減収減益。 |
| 営業利益 | 22,823 | 24,663 | (7.5) | |
| コンポーネンツ事業 | ||||
| 売上高 | 25,350 | 29,081 | (12.8) | -長引く円高や市場の競争激化、タイのグループ生産拠点の洪水被害からの復旧対策等により、減収減益。 |
| 営業利益 | 2,689 | 4,416 | (39.1) | |
新会社
-中国の湖北省武漢(Wuhan)において、新会社｢武漢斯坦雷電気有限公司 [Wuhan Stanley Electric Co., Ltd.]｣を設立したと発表。自動車用照明製品、電子機器製品、金型などの開発・製造・販売を行う。工場面積は約32,000平方メートルで、2013年1月に完成予定。資本金は30百万米ドル。出資比率は広州斯坦雷電気50%、斯坦雷電気(中国)投資35%、広州汽車集団零部件15%。2014年度の売上額は約85億円を見込んでいる。(2011年11月28日付プレスリリースより)
2013年3月期の業績予想 |
(単位：百万円) |
| 2013年3月期 (予想) |
2012年3月期 (実績) |
増減率 (%) |
|
| 売上高 | 268,000 | 243,108 | 10.2 |
| 営業利益 | 34,300 | 26,439 | 29.7 |
| 経常利益 | 37,200 | 28,580 | 30.2 |
| 当期純利益 | 22,300 | 13,822 | 61.3 |
第IV期中期3ヶ年経営計画 (2010年4月 - 2013年3月)
| 1. キャッシュフロー経営の強化 | -生産革新活動をさらに進化させるとともに、すべてのビジネスプロセスにおいても徹底したコスト削減とリードタイムの短縮をはじめとした、グループをあげてのプロセス革新への取り組みを推進。 -グループの体制としては、事業部・機能部門・地域(拠点)の3つの軸が連携する｢3次元グループマトリクス経営｣を採用。 |
| 2. 新事業創出の基盤確立 | -顧客への提供価値の向上を図る。 -あらゆる社員が新製品・新事業創出を考える「全社イノベーション」の気風を定着させ、世界最高レベルの光関連技術の保持・向上に積極的に取り組む。 |
>>>次年度業績予想 (売上、営業利益等)
開発動向
研究開発費 |
(単位：百万円) |
| 2012年3月期 | 2011年3月期 | 2010年3月期 | |
| 全社 | 5,423 | 4,983 | 3,586 |
| 自動車機器事業 | 1,674 | 1,634 | 1,092 |
研究開発拠点
| 施設名称 | 所在地 |
| 技術研究所 | 神奈川県横浜市 |
| 筑波研究所 | 茨城県つくば市 |
| 宇都宮技術センター | 栃木県宇都宮市 |
| 横浜技術センター | 神奈川県横浜市 |
| オプトテクニカルセンター | 神奈川県横浜市 |
研究開発活動
1) オプトエレクトロニクス分野-高出力白色LED
-高出力赤色／赤外LED
-高速高感度イメージセンサー
2) ディスプレイ分野
-超高コントラストLCD
-光マイクロスキャナ
-ディスプレイ駆動回路
3) 光源・照明分野
-自動車用照明機器
-LED道路照明・屋内照明および駆動電源
-液晶表示用面光源ユニット
4) ソフトウェア分野
-配光シミュレーション
-光学デバイス最適形状設計ツール
5) 材料・加工技術等の開発等
6) 上記デバイスや技術を総合化した応用製品
技術導入 |
(2012年3月31日現在) |
| 提携先 | 内容 | 期間 |
| 株式会社日立製作所 | 液晶表示装置に関する特許 | 該当特許の有効期間中 |
| 日亜化学工業株式会社 | 白色LEDに関する特許 | 該当特許の有効期間中 |
技術提供 |
(2012年3月31日現在) |
| 提携先 | 内容 | 期間 |
| Thai Stanley Electric Public Co., Ltd. (タイ) | 自動車用ランプ類に関する技術 | 2012年4月1日 - 2015年3月31日 |
| SL Lighting Corporation (韓国) | 自動車用ランプ類に関する技術 | 2009年4月1日 - 2014年3月31日 |
| 大億科技股份有限公司 (台湾) [Kenmos Technology Co., Ltd.] |
面光源に関する技術 | 2012年4月1日 - 2013年3月31日 |
| Lumax Industries Ltd. (インド) | 自動車用ランプ類に関する技術 | 2012年4月1日 - 2013年3月31日 |
設備投資
設備投資額 |
(単位：百万円) |
| 2012年3月期 | 2011年3月期 | 2010年3月期 | |
| 全社 | 23,358 | 25,895 | 18,826 |
| 自動車機器事業 | 17,565 | 15,577 | 15,701 |
設備の新設計画 (自動車機器事業)
| 会社名/事業所 (所在地) |
内容 | 投資予定 総額 (百万円) |
着手年月 | 完了予定 年月 |
| 広州斯坦雷電気有限公司 [Guangzhou Stanley Electric Co., Ltd.] (中国広州市) |
四輪事業設備 | 7,387 | 2008年1月 | 2013年3月 |
