シロキ工業 (株) 2013年3月期の動向

ハイライト

業績

(単位:百万円)
  2013年
3月期
2012年
3月期
増減率
(%)
備考
売上高 109,850 110,510 (0.6) -米国と東南アジアの売上は堅調であったが、日本および中国の売上は前年比で減少。
営業利益 2,506 5,331 (53.0) -
経常利益 3,063 5,358 (42.8) -
当期純利益 1,586 2,407 (34.1) -

事業概況

<日本>
-軽量化・低コストを特徴として開発した「小径リクライニング」、「ばねロックシートレール」、「新タイプのワイヤー式レギュレーター」がスズキ 「Wagon R」および「Wagon R」に採用された。
-ラゲージクローザーがトヨタ 「Lexus」シリーズおよび「Crown」に採用。
-2013年3月、日野自動車より「品質管理賞」を受賞。

<インドネシア>
-インドネシア子会社「PT. Shiroki Indonesia」の工場建屋が2012年7月に完成し、2013年2月より本格生産を開始。

<タイ>
-タイに子会社「Shiroki Asia Corporation Limited」を設立。アジア地域事業の拡大と営業・調達・技術各機能の強化をサポートする。資本金は10百万バーツ (25百万円)。2015年度には約80百万バーツ (約200百万円) の売上を見込んでいる。(2012年5月10日付プレスリリースより)

<米国>
-「Shiroki North America, Inc.」が北米日産向けにドアサッシの4車連続立ち上げを実施。
-米国で初の取引となるGM向けアルミドアサッシの量産開始 (2013年8月予定) に向けた生産準備活動を実施。
-Shiroki North America, Inc.が北米日産より「米州地区品質優秀賞」を2年連続で受賞。

事業方針

新供給体制 「サテライト方式」
-物流費を現状に比べて最大で50%低減可能な新納入方式「サテライト方式」を確立した。シートアジャスターやドアサッシなどを構成部品や半完成品の単位で運び、完成車工場の間近で最終組立を行う。主に供給範囲が広い北米、中国で展開し、受注内容に合わせて組立拠点を新設する。既存拠点をベースの供給基地とし、小規模の組立拠点を組み合わせる。これにより、投資額を抑えながら効率的な供給体制を構築する。既に納入先各社に提案を始めており、2016年度までの中期経営計画のなかで最大4カ所程度の設置を視野に入れている。(2012年7月4日付日刊自動車新聞より)

中期経営計画・長期構想

新中期経営計画 「ローリングプラン」
-2017年3月期を最終年度とする、新中期経営計画「ローリングプラン」を発表。連結売上高を2013年3月期実績に対して21.7%増の1,400億円、営業利益率を同3.4%から5.0%に引き上げることを目指す。目標達成への戦略は以下の通り:
  • シートアジャスターなどの主力製品に続く、次世代製品の育成に取り組む。
  • 2年ごとに新拠点を1カ所設置するペースで世界展開を加速し、海外での拡販を図る。
  • 新たに東北に供給体制を整備することも視野に入れて生産再編を実施し、日本で利益を確保できる体質を構築する。
長期構想 「シロキビジョン2021」
-上記ローリングプランとともに、2022年3月期までの長期構想を描いた「シロキビジョン2021」を公表。

<数値目標>
  • 売上高:2,000億円
  • 営業利益率:5%
  • 海外売上高比率:50%
-上記目標を達成する足場固めとして、中期経営計画を推進していく。グローバル展開は当面、シート関連部品を中心に実施し、主要納入先のトヨタ自動車を始め世界の自動車メーカーに拡販する。次世代製品の実用化に取り組む一方、既存製品の工法、設備、物流改革などを推進して競争力を高める。

>>>次年度業績予想 (売上、営業利益等)

開発動向

研究開発費

(単位:百万円)
  2013年3月期 2012年3月期 2011年3月期
自動車部品事業 2,729 2,714 2,392

主な開発事例

自動車部品事業
  • 次世代パワーシートの開発
  • 次世代マニュアルシートの開発
  • 新ワイヤー式レギュレーターの開発
  • 新アーム式レギュレーターの開発
  • 新ドアサッシ・モールディングの開発

技術導入契約

(2013年3月31日現在)
会社名
(国名)
契約の対象品目 契約期間
Keiper GmbH & Co.
(ドイツ)
シートリクライナー 1979年4月2日 - 2014年3月31日
シートリクライナー 1996年2月1日 - 2014年3月31日

技術供与契約

(2013年3月31日現在)
会社名
(国名)
契約の対象品目 契約期間
日本発条 (泰国) 有限公司
(タイ)
シートリクライナー 1990年12月10日 - 2013年12月09日
シートアジャスター 1994年10月21日 - 2013年10月20日
Summit Laemchabang Auto Body Co.
(タイ)
ドアサッシ 1994年2月21日 - 2014年12月31日
(株) 亜山
[Asan Co., Ltd.]
(韓国)
ドアサッシ 2006年4月12日 - プロジェクト終了時
RG Brose
(南アフリカ)
ウィンドレギュレーター 2004年11月05日 - 2015年3月31日
Brose do Brasil
(ブラジル)
ウィンドレギュレーター 2005年5月2日 - 2015年3月31日
Technico Industries Ltd.
(インド)
シートリクライナー
シートアジャスター
2010年2月18日 - 量産終了まで
ウィンドレギュレーター 2010年11月15日 - 量産終了まで
ウィンドレギュレーター
シートリクライナー
シートアジャスター
2011年7月23日 - 量産終了まで
ウィンドレギュレーター 2011年11月24日 - 量産終了まで

設備投資

設備投資額

(単位:百万円)
  2013年3月期 2012年3月期 2011年3月期
全社 5,900 3,924 2,053

-設備投資費の大部分が自動車部品事業に投資。生産性向上と原価低減を図る設備改善および新型車生産開始の準備を中心に実施。

設備の新設計画

(2013年3月31日現在)
会社名/
事業所名
(所在地)
設備の内容 投資
予定総額
(百万円)
着手 完了
予定
同社
本店 藤沢工場
(神奈川県藤沢市)
生産設備 159 2013年
04月
2014年
03月
名古屋工場
(愛知県豊田市)
生産設備 744 2013年
04月
2014年
03月
豊川工場
(愛知県豊川市)
生産設備 828 2013年
04月
2014年
04月
大阪工場
(大阪府茨木市)
生産設備 194 2013年
04月
2014年
04月
豊川本社
(愛知県豊川市)
生産設備 342 2013年
04月
2014年
04月
子会社・関連会社
九州シロキ (株)
(福岡県北九州市)
生産設備 130 2013年
04月
2014年
3月
Shiroki North America, Inc.
(米国テネシー州)
生産設備 1,209 2013年
01月
2013年
12月
Shiroki-GA, LLC
(米国ジョージア州)
生産設備 413 2013年
01月
2013年
12月
Shiroki-GT, LLC
(米国テネシー州)
生産設備 43 2013年
01月
2013年
12月
Shiroki Corp. (Thailand) Ltd.
(タイ チョンブリ県)
生産設備 1,078 2013年
01月
2013年
12月
広州白木汽車零部件有限公司
[Guangzhou Shiroki Corp.]
(中国広東省)
生産設備 684 2013年
01月
2013年
12月