自動車販売台数速報 韓国 2014年


販売台数速報 2014年

1月, 2月, 3月, 4月, 5月, 6月, 7月, 8月, 9月, 10月, 11月, 12月

2014年12月 販売台数速報

2015.1.5

*速報値は、後日発表する詳細情報とは情報ソースが違うため、差異が生じることがございます。


韓国5社の新車販売、12月は24.7%増、2014年は5.8%増の145.4万台
・韓国メーカー5社が発表した2014年12月の国内新車販売台数は、5社とも前年実績を上回り、前年同月比24.7%増の15万4,108台となった。国内販売の5社のシェアは、現代が45.0%で首位、2位が起亜自動車で31.2%、3位の韓国GMは11.8%、ルノーサムスンが6.7%、双竜が5.4%となっている。
・単月のモデル別販売では、現代の準大型プレミアムセダン「グレンジャー(Grandeur)」が1万2,564台で首位、同小型セダン「アバンテ(Avante)」が1万2,035台で2位、同中型セダン「ソナタ (Sonata)」が1万1,898台(うち新型「LFソナタ」は1万514台)が3位、起亜の小型車「モーニング (Morning)」が9,896台で4位、現代の小型トラック「ポーター (Porter)」が8,594台で5位だった。
・ 現代は国内が38.3%増の6万9,357台、海外販売も16.7%増の40万6,561台となり、グローバル販売は19.4%増の47万5,918台となった。
・起亜の国内販売は、前年同期比17.1%増の4万8,018台、海外販売も14.8%増の23万4,470台で、グローバル販売は15.2%増の28万2,488台。
・GM韓国は、国内は1.4%増の1万8,109台で過去最高を記録しているが、海外販売は29.2%減の3万8,906台となり、合計では21.7%減の5万7,015台となった。また、CKD輸出は9万1,642台だった。
・ルノー・サムスンは、国内では新型クロスオーバーSUV「QM3」投入効果もあり30.7%増の1万363台となった。月間販売台数が1万台が超えたのは2011年9月以来3年3カ月ぶりとなる。輸出も日産のコンパクトSUV「ローグ(Rogue)」の出荷開始で142.4%増の1万3,282台となり、国内外の合計では76.4%増の2万3,645台で、3カ月連続で2万台超となった。
・ 双竜は国内販売が25.5%増の8,261台となったが、輸出は29.4%減の4,719台(CKD216台含む)で、グローバル販売は2.2%減の1万2,980台となっている。

・ 1~12月の国内販売は、全5社とも前年実績を上回り、合計で前年比5.8%増の145万3,811台となり、2011年から3年ぶりにプラスとなった。業界関係者は、輸入車の販売攻勢にもかかわらず新車投入効果や各社の積極的なマーケティング、販促活動によって冷え込んでいた消費者心理が改善されたと見ている。現代は前年比6.9%増の68万5,191台(5社のシェア47.1%)、起亜が1.6%増の46万5,200台(同32.0%)。韓国GMは2.2%増の15万4,381台(同10.6%)を販売し、昨年に続いて過去最高を記録した。ルノー・サムスンは33.3%増の8万3台(5.5%)となり、双竜を抜いて4位となった。双竜は7.9%増の6万9,036台(同4.7%)。
・1~12月のグローバルの累計販売は、現代が前年同期比4.9%増の496万3,456台、起亜は7.6%増の304万1,696台で、両社合計では800万5,152台となり、初めて800万台を突破した。GM韓国は19.2%減の63万532台(CKD輸出は外数で102万1,558台)、ルノー・サムスンは29.6%増の16万9,854台。双竜は3.2%減の14万1,047台 (CKDは内数で60.4%減の1,164台)。


韓国メーカーの新車販売台数(2014年12月)
メーカー 国内販売 海外販売 合計
2014年 2013年 前年
同月比
2014年
12月
2013年
12月
前年
同月比
2014年
12月
2013年
12月
前年
同月比
12月 シェア* 12月 シェア*
現代 69,357 45.0% 50,160 40.6% 38.3% 406,561 348,304 16.7% 475,918 398,464 19.4%
起亜 48,018 31.2% 41,021 33.2% 17.1% 234,470 204,163 14.8% 282,488 245,184 15.2%
韓国GM 18,109 11.8% 17,853 14.5% 1.4% 38,906 54,987 -29.2% 57,015 72,840 -21.7%
ルノーサムスン** 10,363 6.7% 7,927 6.4% 30.7% 13,282 5,480 142.4% 23,645 13,407 76.4%
双竜 8,261 5.4% 6,584 5.3% 25.5% 4,719 6,687 -29.4% 12,980 13,271 -2.2%
合計 154,108 100.0% 123,545 100.0% 24.7% 697,938 619,621 12.6% 852,046 743,166 14.7%


韓国メーカーの新車販売台数(2014年)
メーカー 国内販売 海外販売 合計
2014年 2013年 前年
同期比
2014年
累計
2013年
累計
前年
同期比
2014年
累計
2013年
累計
前年
同期比
累計 シェア 累計 シェア
現代 685,191 47.1% 640,865 46.6% 6.9% 4,278,265 4,091,668 4.6% 4,963,456 4,732,533 4.9%
起亜 465,200 32.0% 458,000 33.3% 1.6% 2,576,496 2,369,305 8.7% 3,041,696 2,827,305 7.6%
韓国GM 154,381 10.6% 151,040 11.0% 2.2% 476,151 629,478 -24.4% 630,532 780,518 -19.2%
ルノーサムスン** 80,003 5.5% 60,027 4.4% 33.3% 89,851 70,983 26.6% 169,854 131,010 29.6%
双竜 69,036 4.7% 63,970 4.7% 7.9% 72,011 81,679 -11.8% 141,047 145,649 -3.2%
合計 1,453,811 100.0% 1,373,902 100.0% 5.8% 7,492,774 7,243,113 3.4% 8,946,585 8,617,015 3.8%
出所: 各社発表。
*シェアはマークラインズの計算による。(5メーカーの合計より算出)
**ルノーサムスンの海外販売は、Nissan Rogueの台数を含む。

韓国輸入車販売、12月は38.0%増の1.7万台、通年では25.5%増の19.6万台
・韓国輸入自動車協会(KAIDA)が7日に発表した2014年12月の輸入車の新規登録台数は前年同月比38.0%増の1万7,120台となった。1~12月の累計では前年比25.5%増の19万6,359台となり、2011年に10万台を突破してから3年で20万台に迫る勢いとなっている。
・KAIDAのユン・デソン専務は、各ブランドの積極的なマーケティングと、ディーゼル車の販売好調、若い顧客層の購入拡大などが成長を牽引したと説明している。・通年の登録台数をブラン ド別に見ると、BMWが首位で4万174台(輸入車内のシェア20.5%)と初めて4万台を超えた。続いてメルセデスベンツが3万5,213台(同17.9%)、VWが3万719台(同15.6%)などとなっている。モデル別ではVW「ティグアン 2.0 TDIブルーモーション(Tiguan 2.0TDI BlueMotion)」が8,106台でトップ、続いて、BMWの「520d」が6,546台、メルセデス・ベンツ「E 220 CDI」が5,921台だった。
・ 排気量別では、2,000cc未満の車両が10万7,490台 (輸入車内でのシェア54.7%)となり、2,000~3,000cc未満が6万7,134台 (34.2%)、3,000~4,000cc未満が1万5,909台(8.1%)、4,000cc以上は5,640台(2.9%)、その他186台(0.1%)となった。エンジン別では、 ディーゼルが13万3,054台(67.8%)、ガソリン車は5万5,383台(28.2%)、ハイブリッドが7,736台(3.9%)、電気自動車(EV)が186台 (0.1%)。購入タイプ別では 個人の購入が11万7,360台(59.8%)、法人が7万8,999台(40.2%)であった。生産国別では、欧州が15万7,796台(80.4%)、日本が2万4,093台(12.3%)、米国は1万4,470台(7.4%)だった。
・燃費の良いモデルや様々な車種を揃える輸入車各社は、今年はさらに新モデルを多数投入予定で、販売台数を拡大するものとみられる。

輸入車販売台数
ブランド 2014年 2013年 前年
同月比
2014年 2013年 前年
同期比
12月 シェア 12月 シェア 1-12月
累計
シェア 1-12月
累計
シェア
BMW 3,076 18.0% 2,293 18.5% 34.1% 40,174 20.5% 33,066 21.1% 21.5%
Mercedes-Benz 2,720 15.9% 2,003 16.1% 35.8% 35,213 17.9% 24,780 15.8% 42.1%
Volkswagen 2,907 17.0% 1,423 11.5% 104.3% 30,719 15.6% 25,649 16.4% 19.8%
Audi 1,766 10.3% 1,880 15.2% -6.1% 27,647 14.1% 20,044 12.8% 37.9%
Ford 660 3.9% 557 4.5% 18.5% 8,718 4.4% 7,214 4.6% 20.8%
Toyota 840 4.9% 561 4.5% 49.7% 6,840 3.5% 7,438 4.8% -8.0%
MINI 1,046 6.1% 518 4.2% 101.9% 6,572 3.3% 6,301 4.0% 4.3%
Lexus 774 4.5% 620 5.0% 24.8% 6,464 3.3% 5,425 3.5% 19.2%
Chrysler 557 3.3% 398 3.2% 39.9% 5,244 2.7% 4,143 2.6% 26.6%
Land Rover 554 3.2% 332 2.7% 66.9% 4,675 2.4% 3,103 2.0% 50.7%
Nissan 694 4.1% 291 2.3% 138.5% 4,411 2.2% 3,061 2.0% 44.1%
Honda 276 1.6% 369 3.0% -25.2% 3,601 1.8% 4,856 3.1% -25.8%
Peugeot 273 1.6% 305 2.5% -10.5% 3,118 1.6% 2,776 1.8% 12.3%
Volvo 203 1.2% 245 2.0% -17.1% 2,976 1.5% 1,960 1.3% 51.8%
Infiniti 162 0.9% 133 1.1% 21.8% 2,777 1.4% 1,116 0.7% 148.8%
Porsche 175 1.0% 130 1.0% 34.6% 2,568 1.3% 2,041 1.3% 25.8%
Jaguar 209 1.2% 208 1.7% 0.5% 1,989 1.0% 1,901 1.2% 4.6%
Fiat 49 0.3% 63 0.5% -22.2% 1,163 0.6% 507 0.3% 129.4%
Citroen 91 0.5% 24 0.2% 279.2% 620 0.3% 476 0.3% 30.3%
Cadillac 76 0.4% 23 0.2% 230.4% 503 0.3% 300 0.2% 67.7%
Bentley 9 0.1% 24 0.2% -62.5% 322 0.2% 164 0.1% 96.3%
Rolls-Royce 3 0.0% 5 0.0% -40.0% 45 0.0% 30 0.0% 50.0%
Mitsubishi 0 0.0% 0 0.0% -% 0 0.0% 146 0.1% -100.0%
Total 17,120 100.0% 12,405 100.0% 38.0% 196,359 100.0% 156,497 100.0% 25.5%
出所: 韓国輸入自動車協会(KAIDA)


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2014年11月 販売台数速報

2014.12.1

*速報値は、後日発表する詳細情報とは情報ソースが違うため、差異が生じることがございます。

韓国5社の新車販売、11月は6.5%増の12.7万台
・韓国メーカー5社が発表した11月の国内新車販売台数は、前年同月比6.5%増の12万6,943台となった。現代自動車と起亜自動車の積極的な販促や新車販売、ルノーサムスンの販売好調がけん引、10月比でも4.5%増となっている。
・メーカー別のシェアは、現代が43.9%(10月は47.8%)で首位となり、以下、起亜は35.1.%(10月は30.5%)、韓国GMが9.7%、ルノーサムスンが6.7%、双竜が4.6%となっている。
・ モデル別では、起亜の小型車「モーニング (Morning)」が9,347台で10月に続いて首位、現代の小型トラック「ポーター (Porter)」が 8,577台で2位、同小型セダン「アバンテ(Avante)」8,006台で3位、同中型セダン「ソナタ (Sonata)」が7,631台(うち新型「LFソナタ」は6,115台)が4位、同準大型プレミアムセダン「グレンジャー(Grandeur)」は 7,449台で5位となっている。

・ 現代の11月国内販売は前年同月比2.6%増の5万5,725台。10月末に発売した新型セダン「アスラン(Aslan)」は 1,320台を売り上げた。新型モデルの投入が続いたセダンの販売が増加、乗用車の合計は11.5%増となったが、人気の高まっているSUVの販売は新型 へのモデルチェンジがなく20.1%減となっている。海外販売は4.5%増の37万4,301台(国内生産分の輸出が1.9%増、海外工場生産分が 5.6%増)で、国内外の合計では4.3%増の43万26台と10月に続いて40万台を上回った。11月のCKD輸出は6,660台。
・ 起亜の国内販売は、労使の賃金交渉妥結により生産が正常化、国内が14.2%増の4万4,500台、海外販売も2.3%増の22万3,234台となり、国 内外の合計では4.1%増の26万7,734台となった。国内販売は2012年12月(4万6514台)から23カ月ぶりに過去最高を記録した。8月末に 発売したSUV「ソレント(Sorento)」の新型モデルが11月の販売は6,157台でバックオーダーが9,000台、納車は平均で1.5カ月待ち、6月末に発売したミニバン「 カーニバル (Carnival)」の新型モデルもバックオーダーが1万2,000台で2.5カ月待ちとなっている。11月のCKD輸出は4,030台。
・韓国GMの国内販売は12.5%減、海外販売も25.5%減となり、国内外合計では22.8%減の5万2,218台となった。11月のCKD輸出は7万7,987台。
・ルノー・サムスンの国内販売は9月に発売した「New SM 7 Nova」、7月発売の「SM5 D(SM5 Diesel)」、新型クロスオーバーSUV「QM3」の販売が好調で、61.6%増の8,568台。輸出も日産のコンパクトSUV「ローグ(Rogue)」の輸出開始(11月は7,350台)により54.0%増の1万3,509台となった。国内外の合計では56.9%増の2万2,077台で、2カ月連続で2万台超となった。
・双竜の11月の国内販売は11.2%減、海外もウクライナ情勢の長期化により影響を受けているロシアなど主力市場向け輸出が引き続きマイナスとなっており、41.5%減の4,416台(CKD輸出222台を含む)、国内外合計では27.5%減の1万222台となった。

・ 1~11月累計のグローバル販売台数は、現代が前年同期比3.5%増の448万6,772台、起亜が6.8%増の275万8,840台で、現代・起亜の合 計は通年で目標とする800万台まであと75万4,388台となっており、両社ともほとんどの工場で、12月に残業と特別勤務を最大限に増やして、生産量 を引き上げる計画だ。韓国GMは19.0%減の57万3,517台。ルノーサムスンは24.3%増の14万6,210台で昨年の累計実績13万1,010 台を突破した。双竜が3.3%減の12万8,067台(CKD948含む)となっている。韓国GMのCKD輸出は92万9,916台。

韓国メーカーの新車販売台数(2014年11月)

メーカー 国内販売 海外販売 合計
2014年 2013年 前年
同月比
2014年
11月
2013年
11月
前年
同月比
2014年
11月
2013年
11月
前年
同月比
11月 シェア* 11月 シェア*
現代 55,725 43.9% 54,302 45.6% 2.6% 374,301 358,129 4.5% 430,026 412,431 4.3%
起亜 44,500 35.1% 38,952 32.7% 14.2% 223,234 218,309 2.3% 267,734 257,261 4.1%
韓国GM 12,344 9.7% 14,100 11.8% -12.5% 39,874 53,527 -25.5% 52,218 67,627 -22.8%
ルノーサムスン** 8,568 6.7% 5,301 4.4% 61.6% 13,509 8,770 54.0% 22,077 14,071 56.9%
双竜 5,806 4.6% 6,540 5.5% -11.2% 4,416 7,552 -41.5% 10,222 14,092 -27.5%
合計 126,943 100.0% 119,195 100.0% 6.5% 655,334 646,287 1.4% 782,277 765,482 2.2%
出所: 各社発表。
*シェアはマークラインズの計算による。(5メーカーの合計より算出)
**ルノーサムスンの海外販売は、Nissan Rogueの台数を含む。

韓国輸入車販売、11月は22.4%増の1.7万台
・韓国輸入自動車協会(KAIDA)が4日に発表した11月の輸入車の新規登録台数は前年同月比22.4%増の1万6,959台となった。 前月比では3.2%増。KAIDAのユン・デソン専務は、いくつかのブランドの在庫確保と新車投入効果によるものと説明している。
・ブランド別に見ると、BMWが3,481台(輸入車シェア20.5%)で3か月ぶりに首位となり、続いてVWが2,727台 (16.1%) 、アウディが2,441台 (14.4%)、メルセデス・ベンツが2,386台(14.1%)などと続いている。
・ モデル別ではVW「ティグアン 2.0 TDIブルーモーション」が690台でトップ、続いてVW「パサート 2.0 TDI」が674台、BMW「520d」が616台だった。
・排気量別では、 2,000cc未満が9,883台(シェア58.3%)、2,000~3,000cc未満が5,459台(32.2%)、 3,000~4,000cc未満が1,010台(6.0%)、4,000cc以上は579台(3.4%)、その他28台(0.2%)。エンジン別では、 ディーゼル車が1万1,574台(68.2%)、ガソリン車が4,562台(26.9%)、ハイブリッド車が795台(4.7%)、電気自動車が28台 (0.2%)となっている。
・購入タイプ別では、個人が1万293台(60.7%)、法人が6,666台(39.3%)。国別では、欧州が1万3,565台(80.0%)、日本が2,139台(12.6%)、米国が1,255台(7.4%)。

・1~11月の累計登録台数は前年同期比24.4%増の17万9,239台となった。KAIDAは11月28日、今年通年の総販売台数は前年比24.6%増の19万5,000台になると予想しているが、来年については経済の冷え込みにより、輸入車販売の勢いは今年よりは弱まり、約10%増の21万5,000台になると予想している。

・一方、現代自動車の研究機関の韓国自動車産業研究所(KARI)は、11月23日に「2015年の自動車市場の展望」を発表、この中で来年の国内自動車市場は前年比2%の165万台となり、1996年の164万6,000台から19年ぶりに過去最高を更新するとみている。このうち輸入車は、14.8%増の22万5,000台で、国内の乗用車については0.2%増の117万5,000台、商用車は0.4%増の25万5,000台といずれも微増になると予想している。来年1月には2012年3月に発効した米韓FTAの段階的引き下げにより2,000cc超モデルの個別消費税が6%から5%に引き下げられる予定に加えて、欧州から輸入する1,500cc未満のモデルの関税も追加で引き下げられる。

輸入車販売台数
ブランド 2014年 2013年 前年
同月比
11月 シェア 11月 シェア
BMW 3,481 20.5% 2,746 19.8% 26.8%
Volkswagen 2,727 16.1% 2,825 20.4% -3.5%
Audi 2,441 14.4% 1,650 11.9% 47.9%
Mercedes-Benz 2,386 14.1% 1,955 14.1% 22.0%
MINI 835 4.9% 709 5.1% 17.8%
Toyota 706 4.2% 432 3.1% 63.4%
Lexus 658 3.9% 415 3.0% 58.6%
Ford 654 3.9% 780 5.6% -16.2%
Chrysler 555 3.3% 356 2.6% 55.9%
Land Rover 485 2.9% 278 2.0% 74.5%
Peugeot 407 2.4% 213 1.5% 91.1%
Volvo 311 1.8% 227 1.6% 37.0%
Nissan 310 1.8% 302 2.2% 2.6%
Honda 302 1.8% 302 2.2% 0.0%
Porsche 212 1.3% 216 1.6% -1.9%
Infiniti 163 1.0% 120 0.9% 35.8%
Jaguar 116 0.7% 179 1.3% -35.2%
Fiat 62 0.4% 47 0.3% 31.9%
Citroen 50 0.3% 58 0.4% -13.8%
Bentley 47 0.3% 21 0.2% 123.8%
Cadillac 46 0.3% 20 0.1% 130.0%
Rolls-Royce 5 0.0% 2 0.0% 150.0%
Total 16,959 100.0% 13,853 100.0% 22.4%
出所: 韓国輸入自動車協会(KAIDA)


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2014年10月 販売台数速報

2014.11.4

*速報値は、後日発表する詳細情報とは情報ソースが違うため、差異が生じることがございます。


韓国5社の新車販売、10月は0.5%減の12.1万台
・韓国メーカー5社が発表した10月の国内新車販売台数は、前年同月比0.5%減の12万1,430台となり、2カ月ぶりにマイナスに転じた。労組のストが早く解決した現代自動車はプラスとなったが、解決が一歩遅れた起亜自動車は供給量の減少よりマイナスとなっている。
・メーカー別のシェアは、現代が47.8%で首位となり、9月の43.2%から4.6ポイント上回った。以下、起亜は30.5%(9月は34.9%)、韓国GMが11.1%、ルノーサムスンが6.1%、双竜が4.5%となっている。モデル別では、起亜の小型車「モーニング (Morning)」が9,101台で首位、続いて現代の小型セダン「アバンテ(Avante)」が8,779台で2位、同小型トラック「ポーター (Porter)」が8,636台で3位、同中型セダン「ソナタ (Sonata)」が8,071台(うち新型「LFソナタ」は6,586台)が4位、同準大型プレミアムセダン「グレンジャー(Grandeur)」が7,169台で5位となっている。
・ 現代の10月国内販売は前年同月比1.0%増の5万8,103台。国内生産の正常化と主力モデルの販売が好調で、海外販売も新型「i20」などの販売増により2.0%増となり、国内外の合計では1.9%増の42万9,346台と4カ月ぶりに40万台を上回った。
・起亜の国内販売は、労組のストの影響で国内が5.1%減の3万7,005台、海外販売も7.3%減の19万4,701台となり、国内外の合計では7.0%減の23万1,706台となっている。国内では「カーニバル」のバックオーダーが1万3,000台と納車は3カ月待ち、「ソレント(Sorento)」のバックオーダーも1万台となっており、起亜は販売はすぐに回復するとみているが、新興国の経済危機や為替動向など市場環境は良くないとしている。
・韓国GMの国内販売は3.0%減の1万3,507台、海外販売も25.6%減の3万9,996台となり、国内外合計では20.9%減となった。10月のCKD輸出は5万3,784台。
・ルノー・サムスンの国内販売は37.6%増の7,360台。輸出も日産のコンパクトSUV「ローグ(Rogue)」の輸出開始により98.1%増の1万4,620台となり、国内外の合計では72.7%増の2万1,980台となっている。
・双竜の10月の国内販売は12.0%減、海外もウクライナ情勢の影響を受けるロシアなど主力市場向け輸出がマイナスとなっており、23.6%減の6,143台(CKD輸出108台を含む)にとどまり、国内外合計では18.6%減の1万1,598台となった。

・1~10月累計のグローバル販売台数は、現代が前年同期比3.4%増の405万5,005台、起亜が7.2%増の249万1,117台、韓国GMが18.6%減の52万1,299台、ルノーサムスンは19.9%増の12万4,133台、双竜が0.4%減の11万7,845台(CKD726含む)となっている。韓国GMのCKD輸出は85万1,929台。

韓国メーカーの新車販売台数(2014年10月)

メーカー 国内販売 海外販売 合計
2014年 2013年 前年
同月比
2014年
10月
2013年
10月
前年
同月比
2014年
10月
2013年
10月
前年
同月比
10月 シェア* 10月 シェア*
現代 58,103 47.8% 57,553 47.2% 1.0% 371,243 363,931 2.0% 429,346 421,484 1.9%
起亜 37,005 30.5% 39,000 32.0% -5.1% 194,701 210,137 -7.3% 231,706 249,137 -7.0%
韓国GM 13,507 11.1% 13,922 11.4% -3.0% 39,996 53,739 -25.6%(*2) 53,503 67,661 -20.9%
ルノーサムスン*1 7,360 6.1% 5,350 4.4% 37.6% 14,620 7,379 98.1% 21,980 12,729 72.7%
双竜 5,455 4.5% 6,202 5.1% -12.0% 6,143 8,042 -23.6% 11,598 14,244 -18.6%
合計 121,430 100.0% 122,027 100.0% -0.5% 626,703 643,228 -2.6% 748,133 765,255 -2.2%
出所: 各社発表。
*シェアはマークラインズの計算による。(5メーカーの合計より算出)
*1 ルノーサムスンの海外販売は、Nissan Rogueの台数を含む。
*2 マークラインズの計算による。

韓国輸入車販売、10月は16.1%増の1.6万台
・韓国輸入自動車協会(KAIDA)が6日に発表した10月の輸入車の新規登録台数は前年同月比16.1%増の1万6,436台となった。前月比では3.5%減となっているが、KAIDAのユン・デソン専務は、いくつかのブランドの在庫不足と新車投入を控えた在庫切れによるものと説明している。
・ブランド別に見ると、メルセデスベンツが3,511台(輸入車シェア21.4%)で9月に続いてトップ、BMWが3,480台(21.2%)、アウディが1,933台 (11.8%)、VWが1,759台 (10.7%) などと続いている。
・モデル別ではVW「ゴルフ 2.0 TDI」が602台で、2010年3月から55カ月ぶりに首位となった。続いてBMW「520d」が566台、メルセデス・ベンツ「E250 CDI 4MATIC」が458台だった。7月から首位を占めていたVW「ティグアン 2.0 TDIブルーモーション」は在庫不足により10位以下となっているが、今月から再供給が開始され在庫状況が改善するという。
・排気量別では、2,000cc未満が8,616台(シェア52.4%)、2,000~3,000cc未満が5,903台(35.9%)、 3,000~4,000cc未満が1,433台(8.7%)、4,000cc以上は475台(2.9%)、その他9台(0.1%)。エンジン別では、 ディーゼル車が1万1,001台(66.9%)、ガソリン車が4,655台(28.3%)、ハイブリッド車が771台(4.7%)、電気自動車が9台(0.1%)となっている。
・購入タイプ別では、個人が9,553台(58.1%)、法人が6,883台(41.9%)。国別では、欧州が1万2,977台(79.0%)、日本が2,015台(12.3%)、米国が1,444台(8.8%)。

・1~10月の累計登録台数は前年同期比24.6%増の16万2,280台となり、昨年の通年累計15万6,497台を突破した。

輸入車販売台数
ブランド 2014年 2013年 前年
同月比
10月 シェア 10月 シェア
Mercedes-Benz 3,511 21.4% 2,238 15.8% 56.9%
BMW 3,480 21.2% 2,939 20.8% 18.4%
Audi 1,933 11.8% 1,803 12.7% 7.2%
Volkswagen 1,759 10.7% 2,890 20.4% -39.1%
Ford 841 5.1% 702 5.0% 19.8%
MINI 793 4.8% 522 3.7% 51.9%
Lexus 624 3.8% 463 3.3% 34.8%
Chrysler 552 3.4% 343 2.4% 60.9%
Toyota 469 2.9% 418 3.0% 12.2%
Land Rover 459 2.8% 285 2.0% 61.1%
Nissan 360 2.2% 232 1.6% 55.2%
Volvo 320 1.9% 168 1.2% 90.5%
Honda 284 1.7% 272 1.9% 4.4%
Infiniti 278 1.7% 130 0.9% 113.8%
Peugeot 248 1.5% 207 1.5% 19.8%
Porsche 216 1.3% 195 1.4% 10.8%
Jaguar 135 0.8% 175 1.2% -22.9%
Citroen 85 0.5% 38 0.3% 123.7%
Cadillac 51 0.3% 26 0.2% 96.2%
Bentley 27 0.2% 18 0.1% 50.0%
Rolls-Royce 6 0.0% 2 0.0% 200.0%
Fiat 5 0.0% 88 0.6% -94.3%
Total 16,436 100.0% 14,154 100.0% 16.1%
出所: 韓国輸入自動車協会(KAIDA)


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2014年9月 販売台数速報

2014.10.1

*速報値は、後日発表する詳細情報とは情報ソースが違うため、差異が生じることがございます。


韓国5社の新車販売、9月は9.5%増の11万台

・韓国メーカー5社が発表した9月の国内新車販売台数は、前年同月比9.5%増の11万660台となり、2カ月ぶりにプラスとなった。昨年の9月と同様、労組による部分ストライキが実施されたが、昨年に比べて生産への影響は小さく、また各社の新車・マイナーチェンジモデルの投入効果が表れている。
・メーカー別のシェアは、現代が43.2%で首位となっているが、8月に続いて2カ月連続で5万台を下回っており、8月の45.4%から2.2ポイントも下落している。以下、起亜が34.9%、韓国GMが11.9%、ルノーサムスンが5.4%、双竜が4.6%となっている。モデル別では、現代の小型セダン「アバンテ(Avante)」が8,738台で8月に続いて首位となり、続いて現代の中型セダン「ソナタ (Sonata)」が8,287台(うち新型「LFソナタ」は6,861台)が2位となり、起亜の小型車「モーニング (Morning)」が6,757台で3位、8月末に新型モデルを発売した起亜のSUV「ソレント(Sorento)」が6,353台で4位、現代の準大型プレミアムセダン「グレンジャー(Grandeur)」が6,210台で5位となっている。
・現代の9月国内販売は前年同月比3.3%増の4万7,789台となり、秋夕(中秋節)連休と労組の部分ストなどの影響で生産·供給に支障を受け、ほとんどの車種が販売減となっているが、昨年の部分ストよりは規模が小さく、また大型セダン「ジェネシス(Genesis)」などの新車販売が好調なこと、全州工場の昼間2交代制導入にによる「大型商用車」の販売増加が補っている。9月は海外販売も7.2%増となり、国内外の合計では6.7%増の38万9,748台となった。
・起亜の国内販売は、「ソレント」とMPV「カーニバル(Carnival)」の新型モデル投入効果により前年同月比では20.2%となった。新型」「ソレント」は9月単月の契約台数が1万台超となっており、SUVとしては2010年8月の「スポーテージR」発売以来約4年ぶりの記録となっている。海外販売も19.6%増となり、国内外の合計では19.7%増の23万1,902台となっている。
・韓国GMの国内販売は0.3%(34台)減の1万3,218台、海外販売も29.5%減となり、国内外合計で23.4%減となった。9月のCKD輸出は5万7,810台。小型車「アベオ(Aveo)」、中型セダン「マリブ(Malibu)」、高級セダン「アルフェオン(Alpheon)」など主力モデルの販売増により9カ月の国内累計販売台数は前年同期比5.0%増の11万421台となり、2002年の会社発足以来最高を記録している。
・ルノー・サムスンの国内販売は、9月初旬に投入したフラッグシップ「New SM 7 Nova」、7月にディーゼルモデルを投入した中型セダン「SM5」の販売が好調で20.1%増の5,954台。輸出も日産のコンパクトSUV「ローグ(Rogue)」の輸出開始により68.6%増の1万530台となり、国内外の合計では47.1%増の1万6,484台となっている。
・双竜の9月の国内販売は「コランドスポーツ (Korando Sports)」などの販売好調により14.9%増の5,094台となったが、海外はウクライナ情勢の影響を受けるロシアなど主力市場向け輸出がマイナスとなっており、11.3%減の5,323台(CKD輸出72台を含む)にとどまり、国内外合計では0.2%減の1万417台となった。

・1~9月累計のグローバル販売台数は、現代が前年同期比3.6%増の362万5,242台、起亜が8.8%増の225万9,149台、韓国GMが18.3%減の46万7,796 台、双竜が2.1%増の10万6,247台(CKD618含む)、ルノーサムスンは12.5%増の10万2,152台となっている。韓国GMのCKD輸出は79万8,145台。


韓国メーカーの新車販売台数(2014年9月)

メーカー 国内販売 海外販売 合計
2014年 2013年 前年
同月比
2014年
9月
2013年
9月
前年
同月比
2014年
9月
2013年
9月
前年
同月比
9月 シェア* 9月 シェア*
現代 47,789 43.2% 46,257 45.8% 3.3% 341,959 319,060 7.2% 389,748 365,317 6.7%
起亜 38,605 34.9% 32,123 31.8% 20.2% 193,297 161,686 19.6% 231,902 193,809 19.7%
韓国GM 13,218 11.9% 13,252 13.1% -0.3% 34,943 49,598 -29.5% 48,161 62,850 -23.4%
ルノーサムスン** 5,954 5.4% 4,957 4.9% 20.1% 10,530 6,246 68.6% 16,484 11,203 47.1%
双竜 5,094 4.6% 4,432 4.4% 14.9% 5,323 6,004 -11.3% 10,417 10,436 -0.2%
合計 110,660 100.0% 101,021 100.0% 9.5% 586,052 542,594 8.0% 696,712 643,615 8.2%
出所: 各社発表。
*シェアはマークラインズの計算による。(5メーカーの合計より算出)
**ルノーサムスンの海外販売は、Nissan Rogueの台数を含む。

韓国輸入車販売、9月は34.4%増の1.7万台
・韓国輸入自動車協会(KAIDA)が7日に発表した9月の輸入車の新規登録台数は前年同月比34.4%増の1万7,027台となった。輸入車の月間販売台数が1万7,000台を超えたのは今年3回目で、7月の1万8,112台、6月の1万7,803台についで3番目の記録となっている。KAIDAのユン・デソン専務は、いくつかブランドの在庫確保と新車投入効果、積極的なプロモーションによるものと説明している。
・ブランド別に見ると、メルセデスベンツが3,538台(輸入車シェア20.8%)でトップ、BMWが3,303台(19.4%)、アウディが2,349台(13.8%)、VWが2,289台 (13.4%) などと続いている。メルセデスベンツは新型「Cクラス」、「GLAクラス」などの新車投入効果と「Eクラス」の安定した販売により、2011年12月以来2年9カ月ぶりに1位となっている。
・モデル別ではVW「ティグアン 2.0 TDIブルーモーション」が719台でトップ、続いてメルセデス・ベンツ「E220 CDI」が610台、アウディ「A6 35 TDI 」が446台だった。
・排気量別では、2,000cc未満が8,751台(シェア51.4%)、2,000~3,000cc未満が6,469台(38.0%)、 3,000~4,000cc未満が1,348台(7.9%)、4,000cc以上は454台(2.7%)、その他5台(0.0%)。エンジン別では、 ディーゼル車が1万1,174台(65.6%)、ガソリン車が5,105台(30.0%)、ハイブリッド車が743台(4.4%)、電気自動車が5台 (0.0%)となっている。
・購入タイプ別では、個人が1万404台(61.1%)、法人が6,623台(38.9%)。国別では、欧州が1万3,490台(79.2%)、日本が2,149台(12.6%)、米国が1,388台(8.2%)。
・ 1~9月の累計登録台数は前年同期比25.6%増の14万5,844台となり、第3四半期にして昨年の通年累計15万6,497台にあと1万653台と迫っている。

輸入車販売台数
ブランド 2014年 2013年 前年
同月比
9月 シェア 9月 シェア
Mercedes-Benz 3,538 20.8% 2,430 19.2% 45.6%
BMW 3,303 19.4% 1,916 15.1% 72.4%
Audi 2,349 13.8% 1,679 13.3% 39.9%
Volkswagen 2,289 13.4% 2,457 19.4% -6.8%
Ford 733 4.3% 599 4.7% 22.4%
Toyota 666 3.9% 410 3.2% 62.4%
Chrysler 566 3.3% 374 3.0% 51.3%
Lexus 537 3.2% 402 3.2% 33.6%
Land Rover 443 2.6% 251 2.0% 76.5%
MINI 434 2.5% 555 4.4% -21.8%
Nissan 335 2.0% 288 2.3% 16.3%
Honda 317 1.9% 324 2.6% -2.2%
Volvo 298 1.8% 123 1.0% 142.3%
Infiniti 294 1.7% 128 1.0% 129.7%
Peugeot 289 1.7% 268 2.1% 7.8%
Porsche 284 1.7% 143 1.1% 98.6%
Jaguar 155 0.9% 173 1.4% -10.4%
Cadillac 89 0.5% 12 0.1% 641.7%
Citroen 60 0.4% 79 0.6% -24.1%
Bentley 43 0.3% 17 0.1% 152.9%
Rolls-Royce 3 0.0% 0 0.0% -%
Fiat 2 0.0% 40 0.3% -95.0%
Total 17,027 100.0% 12,668 100.0% 34.4%
出所: 韓国輸入自動車協会(KAIDA)


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2014年8月 販売台数速報

2014.9.1

*速報値は、後日発表する詳細情報とは情報ソースが違うため、差異が生じることがございます。


韓国5社の新車販売、8月は3.9%減の10.6万台
・韓国メーカー5社が発表した8月の国内新車販売台数は、前年同月比3.9%減の10万5,983台となり、2013年12月以来8カ月ぶりにマイナスに転じた。8月は海外販売も5社合計で7.9%減の53万2,497台となり、国内外合計では前年同月比7.3%減の63万8,480台となっている。休暇シーズンによる需要低下と労組の時限ストのによる生産減の影響により内需・輸出ともに低調となっている。現代と起亜、ルノーサムスンは、労組のストライキ を業績悪化の主な理由に挙げており、ストライキが長期化する場合には、自動車業界の損失拡大が懸念される。
・メーカー別のシェアは、現代が45.4%で首位となっているが、7月の46.8%から1.4ポイント下落している。以下、起亜が34.0%、韓国GMが11.3%、双竜が4.9%、ルノーサムスンが4.5%となっている。モデル別では、現代の小型セダン「アバンテ(Avante)」が8,194台でトップ、7月まで4カ月連続でトップを維持していた現代の中型セダン「ソナタ (Sonata)」は7,307台(うち新型「LFソナタ」は5,596台)にとどまり2位に転落、起亜の小型車「モーニング (Morning)」が7,253台で3位、現代の中型セダン「グレンジャー(Grandeur)」が6,784台で4位、現代の小型トラック「ポーター (Porter)」が5,906台で5位となっている。
・現代の8月国内販売は前年同月比1.0%増の4万8,143台だった。夏季休暇と労組による時限ストが生産と供給に支障をきたし、ほとんどの車種の販売が減少しているが、全州工場が昨年下半期に導入した昼間2交代制により、大型商用車の販売が増えており、全体的な販売台数は前年同月比でプラスとなった。海外販売は6.9%減となり、国内外の合計では5.9%減の35万7,698台となった。
・起亜の国内販売は、新型「カーニバル(Carnival)」の投入により新車販売は好調だが、生産減による供給不足の影響を受けて7.7%減の3万6,003台となった。海外販売も2.0%減となり、国内外の合計では3.0%減の21万7,438台となっている。
・韓国GMの国内販売は11.0%減の1万1,938台にとどまり、海外販売も35.7%減、国内外合計で30.4%減となった。8月末に販売を開始した商用車「ダマス (Damas)」と「ラボ(Labo)」、9月に投入する「マリブ(Malibu)」の2015年型ディーゼルモデルの投入などによりさらに拡販を進めるとしている。8月のCKD輸出は7万7,324台。
・ ルノー・サムスンの国内販売は6.9%減の4,741台となったが、輸出はSUV「QM5」が好調で1.8%増の5,717台となり、国内外の合計では 2.3%減の1万559台となった。国内では7月に発売した「SM5 D」と「QM3」のバックオーダーが5,000台超となっている、生産が正常に戻ればプラスを継続できるとしており、輸出も9月から北米向けの輸出を開始 するコンパクトSUV「ローグ(Rogue)」の生産を開始によりさらなる拡大を期待している。
・双竜の8月の国内販売は「コランドスポーツ (Korando Sports)」な どの販売好調により昨年実績と同じ5,158台となった。海外はウクライナ情勢の影響を受けるロシアや環境税を導入したチリなど主力市場向け輸出がマイナスとなっており、中国と欧州市場向けが、前年累計比でそれぞれ252.7%増と56.2%増と拡大しているものの、海外販売合計では28.6%減の 4,609台(CKD輸出108台を含む)にとどまり、国内外合計では15.9%減の9,767台となった。

・1~8月累計のグローバル 販売台数は、現代が前年同期比3.2%増の323万5,094台、起亜が7.7%増の202万7,248台、韓国GMが17.2%減の42万1,694 台、双竜が2.4%増の9万5,830台(CKD546含む)、ルノーサムスンは7.6%増の8万5,668台となってい る。韓国GMのCKD輸出は74万335台。

韓国メーカーの新車販売台数(2014年8月)

メーカー 国内販売 海外販売 合計
2014年 2013年 前年
同月比
2014年
8月
2013年
8月
前年
同月比
2014年
8月
2013年
8月
前年
同月比
8月 シェア 8月 シェア
現代 48,143 45.4% 47,680 43.2% 1.0% 309,555 332,605 -6.9% 357,698 380,285 -5.9%
起亜 36,003 34.0% 39,000 35.3% -7.7% 181,435 185,229 -2.0% 217,438 224,229 -3.0%
韓国GM 11,938 11.3% 13,406 12.1% -11.0% 31,080 48,367 -35.7% 43,018 61,773 -30.4%
ルノーサムスン 4,741 4.5% 5,094 4.6% -6.9% 5,818 5,717 1.8% 10,559 10,811 -2.3%
双竜 5,158 4.9% 5,158 4.7% 0.0% 4,609 6,452 -28.6% 9,767 11,610 -15.9%
合計 105,983 100.0% 110,338 100.0% -3.9% 532,497 578,370 -7.9% 638,480 688,708 -7.3%
出所: 各社発表。
*シェアはマークラインズの計算による。(5メーカーの合計より算出)

韓国輸入車販売、8月は17.6%増の1.6万台
・韓国輸入自動車協会(KAIDA)が4日に発表した8月の輸入車の新規登録台数は前年同月比17.6%増の1万6,442台となった。前月比では9.2%減となっており、KAIDAのユン・デソン専務は、いくつかブランドの在庫不足によるものと説明している。
・ブランド別に見ると、BMWが3,213台でトップ(輸入車シェア19.5%)、メルセデスベンツが3,067台(18.7%)、アウディが2,762台(16.8%)、VWが2.512台 (15.2%) などと続いている。
・モデル別ではVW「ティグアン 2.0 TDIブルーモーション」が955台でトップ、続いてメルセデス・ベンツ「E220 CDI」が624台、アウディ「A6 3.0 quattro」が510台だった。
・ 排気量別では、2,000cc未満が8,824台(シェア53.7%)、2,000~3,000cc未満が6,046台(36.8%)、 3,000~4,000cc未満が1,113台(6.8%)、4,000cc以上は437台(2.6%)、その他22台(0.1%)。エンジン別では、 ディーゼル車が1万1,421台(69.5%)、ガソリン車が4,400台(26.8%)、ハイブリッド車が599台(3.6%)、電気自動車が22台 (0.1%)となっている。
・購入タイプ別では、個人が9,869台(60.0%)、法人が6,573台(40.0%)。国別では、欧州が1万3,377台(81.3%)、日本が1,917台(11.7%)、米国が1,148台(7.0%)。
・ 1~8月の累計登録台数は前年同期比24.6%増の12万8,817台となっている。1~8月の累計販売台数のトップモデルはVWの「ティグアン」が 5,536台、BMW「520d」が4,678台、メルセデス・ベンツ「E220 CDI」が4,220台となっている。BMWの「520d」は4,678台で、4WDモデル「520d xDrive」(2,673台)が別モデルとしてカウントされており、両モデルを合計すると7,351台となる。

輸入車販売台数
ブランド 2014年 2013年 前年
同月比
8月 シェア 8月 シェア
BMW 3,213 19.5% 3,405 24.4% -5.6%
Mercedes-Benz 3,067 18.7% 1,929 13.8% 59.0%
Audi 2,762 16.8% 1,857 13.3% 48.7%
Volkswagen 2,512 15.3% 2,493 17.8% 0.8%
Ford 626 3.8% 596 4.3% 5.0%
Toyota 595 3.6% 549 3.9% 8.4%
Lexus 448 2.7% 416 3.0% 7.7%
Chrysler 437 2.7% 348 2.5% 25.6%
MINI 436 2.7% 552 3.9% -21.0%
Land Rover 422 2.6% 310 2.2% 36.1%
Nissan 312 1.9% 238 1.7% 31.1%
Honda 301 1.8% 370 2.6% -18.6%
Volvo 272 1.7% 167 1.2% 62.9%
Infiniti 261 1.6% 97 0.7% 169.1%
Peugeot 230 1.4% 232 1.7% -0.9%
Jaguar 172 1.0% 144 1.0% 19.4%
Porsche 157 1.0% 163 1.2% -3.7%
Citroen 107 0.7% 35 0.3% 205.7%
Cadillac 80 0.5% 14 0.1% 471.4%
Bentley 20 0.1% 9 0.1% 122.2%
Fiat 10 0.1% 50 0.4% -80.0%
Rolls-Royce 2 0.0% 2 0.0% 0.0%
Mitsubishi 0 0.0% 1 0.0% -100.0%
Total 16,442 100.0% 13,977 100.0% 17.6%
出所: 韓国輸入自動車協会(KAIDA)


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2014年7月 販売台数速報

2014.8.5

*速報値は、後日発表する詳細情報とは情報ソースが違うため、差異が生じることがございます。


韓国5社の新車販売、7月は1.9%増の12.7万台
・韓国メーカー5社が発表した7月の国内新車販売台数は、1.9%増の12万7,319台となり、年初より7カ月連続で前年実績を上回った。7月は海外販売も5社合計で13.1%増の58万7,799台となり、国内外合計では前年同月比10.9%増の71万5,118台となっている。
・7月の国内市場は、旅客船セウォル号沈没事故以降の消費心理は依然として冷え込んでおり、賃金および団体協約交渉の過程でいくつかの工場ではストライキや休暇などもあったが、新車モデルの投入効果によりプラスを維持した。
・メーカー別のシェアは、現代が46.8%で首位、起亜が33.2%、韓国GMが10.5%、ルノーサムスンと双竜が4.7%となっている。モデル別では、現代の中型セダン「ソナタ(Sonata)」が1万35台で4カ月連続でトップを維持、続いて起亜が6月に発売したミニバン「カーニバル(Carnival)」が9,343台、現代が6月にディーゼルモデルを発売した「グレンジャー(Grandeur)」が8,932台と、いずれも新型モデルを投入した車種となっている。
・現代の7月国内販売は前年同月比0.6%増の5万9,640台だった。大部分の車種の販売がマイナスとなっているが、「ソナタ」、大型セダン「ジェネシス(Genesis)」と、「グレンジャー」の販売が全体を押し上げた形となっている。海外販売は5.2%増となり、国内外の合計では4.4%増となった。
・起亜の国内販売は新型「カーニバル」の投入により1.9%増となり、6月のマイナスからプラスに転じた。海外販売は28.6%増となり、国内外の合計では23.4%増となっている。
・韓国GMの国内販売は昨年実績から3台増の横ばいで1万3,307台だったが、月間ベースでは今年最高を記録、同月実績としても2002年10月の会社発足以来最高となっている。今年の初めに生産を中止した商用車「ダマス(Damas)」と「ラボ(Labo)」の販売がゼロとなったものの、MPV「シボレー・オーランド(Orlando)」などRV車種の合計販売台数が前年同月比40%以上増加している。同社は8月より「ダマス」と「ラボ」の2015年型モデルの販売を開始、今後の販売増に期待をかける。海外販売も9.3%増となり、国内外合計で6.6%増となった。7月のCKD輸出は8万1,788台。
・ルノー・サムスンの7月販売は工場の休暇による生産減と3月に投入した新型クロスオーバーSUV「QM3」の輸入減にもかかわらず18.7%増の6,040台となった。輸出も26.7%増の6,327台と増加、国内外合計では22.6%増の1万2,367台となった。同社は下半期より北米向けに輸出するコンパクトSUV「ローグ(Rogue)」の生産を開始、通年の輸出はさらに拡大すると見込む。
・双竜の7月の国内販売はコンパクトSUV「コランドC(Korando C)」などの販売回復により4.5%増の6,027台と4月以降3カ月ぶりに6,000台超となったが、海外販売が14.3%減の5,801台(CKD輸出144台を含む)にとどまり、国内外合計では5.6%減の1万1,828台となった。
・1~7月累計のグローバル販売台数は、現代が前年同期比4.4%増の287万6,382台、起亜が9.1%増の180万9,059台、韓国GMが15.9%減の37万6,617台、双竜が5.0%増の8万6,063台(CKD438含む)、ルノーサムスンは9.2%増の7万5,109台となっている。韓国GMのCKD輸出は66万3,011台。

韓国メーカーの新車販売台数(2014年7月)
メーカー 国内販売 海外販売 合計
2014年 2013年 前年
同月比
2014年
7月
2013年
7月
前年
同月比
2014年
7月
2013年
7月
前年
同月比
7月 シェア 7月 シェア
現代 59,640 46.8% 59,302 47.5% 0.6% 320,180 304,340 5.2% 379,820 363,642 4.4%
起亜 42,305 33.2% 41,500 33.2% 1.9% 219,461 170,650 28.6% 261,766 212,150 23.4%
韓国GM 13,307 10.5% 13,304 10.6% 0.0% 36,030 32,971 9.3% 49,337 46,275 6.6%
ルノーサムスン 6,040 4.7% 5,089 4.1% 18.7% 6,327 4,995 26.7% 12,367 10,084 22.6%
双竜 6,027 4.7% 5,768 4.6% 4.5% 5,801 6,768 -14.3% 11,828 12,536 -5.6%
合計 127,319 100.0% 124,963 100.0% 1.9% 587,799 519,724 13.1% 715,118 644,687 10.9%
出所: 各社発表
*シェアはマークラインズの計算による。(5メーカーの合計より算出)

韓国輸入車販売、7月は21.1%増の1.8万台
・韓国輸入自動車協会(KAIDA)が6日に発表した7月の輸入車の新規登録台数は前年同月比21.1%増の1万8,112台となり、6月に続いて月間最高記録を更新した。KAIDAのユン・デソン専務は、いくつかブランドの在庫確保と休暇シーズンの積極的なプロモーションによるものと説明している。
・ブランド別に見ると、BMWが3,353台でトップ(輸入車シェア18.5%)、メルセデスベンツが3,349台(18.5%)、VWが3,157台(17.4%)などと続いている。
・モデル別ではVW「ティグアン 2.0 TDIブルーモーション」が906台でトップ、続いてアウディ「A6 2.0 TDI」が681台、BMW「520d」が550台だった。VWの「ティグアン」が首位となるのは5月に続いて2回目となるが、BMWの「520d」の4WDモデル「520d xDrive」(459台)は別モデルとしてカウントされており、両モデルを合計すると1,009台となる。
・排気量別では、2,000cc未満が9,968台(シェア55.0%)、2,000~3,000cc未満が6,137台(33.9%)、3,000~4,000cc未満が1,571台(8.7%)、4,000cc以上は421台(2.3%)、その他15台(0.1%)。エンジン別では、ディーゼル車が1万2,209台(67.4%)、ガソリン車が5,298台(29.3%)、ハイブリッド車が590台(3.3%)、電気自動車が15台(0.1%)となっている。
・購入タイプ別では、個人が1万833台(59.8%)、法人が7,279台(40.2%)。国別では、欧州が1万4,815台(81.8%)、日本が1,962台(10.8%)、米国が1,335台(7.4%)。
・1~7月の累計登録台数は前年同期比25.6%増の11万2,375台となっている。1~7月の累計販売台数のトップモデルは3年間首位を維持していたBMW「520d」の4,413台をVWの「ティグアン」が4,581台で抜いて初めてトップとなっているが、BMW「520d」は前述の4WDモデルとの合計では6,720台となる。
・これまで輸入車の大半は高級車が占めていたが、VWの「ゴルフ」、プジョー「308」、フィアット「500」、インフィニティ「Q50」など各社が投入した中・小型及び低価格モデルの販売が伸びており、下半期も新モデルの投入が続く予定で、輸入車が市場シェアを拡大する可能性が高いと見られている。

輸入車販売台数
ブランド 2014年 2013年 前年
同月比
7月 シェア 7月 シェア
BMW 3,353 18.5% 3,023 20.2% 10.9%
Mercedes-Benz 3,349 18.5% 2,567 17.2% 30.5%
Volkswagen 3,157 17.4% 2,696 18.0% 17.1%
Audi 2,860 15.8% 1,776 11.9% 61.0%
Ford 917 5.1% 688 4.6% 33.3%
Toyota 567 3.1% 737 4.9% -23.1%
Lexus 506 2.8% 495 3.3% 2.2%
MINI 495 2.7% 633 4.2% -21.8%
Land Rover 408 2.3% 282 1.9% 44.7%
Chrysler 379 2.1% 357 2.4% 6.2%
Honda 320 1.8% 502 3.4% -36.3%
Peugeot 315 1.7% 237 1.6% 32.9%
Nissan 309 1.7% 309 2.1% 0.0%
Porsche 305 1.7% 189 1.3% 61.4%
Volvo 276 1.5% 104 0.7% 165.4%
Infiniti 260 1.4% 75 0.5% 246.7%
Jaguar 157 0.9% 151 1.0% 4.0%
Fiat 80 0.4% 38 0.3% 110.5%
Citroen 41 0.2% 30 0.2% 36.7%
Cadillac 39 0.2% 41 0.3% -4.9%
Bentley 12 0.1% 15 0.1% -20.0%
Rolls-Royce 7 0.0% 3 0.0% 133.3%
Mitsubishi 0 0.0% 5 0.0% -100.0%
Total 18,112 100.0% 14,953 100.0% 21.1%
出所: 韓国輸入自動車協会(KAIDA)


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2014年6月 販売台数速報

2014.7.1

*速報値は、後日発表する詳細情報とは情報ソースが違うため、差異が生じることがございます。


韓国5社の新車販売、6月は6.9%増の12.1万台、上半期は5.1%増
・韓国メーカー5社が発表した6月の国内新車販売台数は、6.9%増の12万1,221台となり、年初より6カ月連続で前年実績を上回った。一方、海外販売は5社合計で1.8%減の61万1,429台となった。国内外合計では前年同月比0.5%減の73万2,650台となっている。
・6月の国内販売は、現代の「ソナタ(Sonata)」や韓国GMの「シボレーマリブディーゼル(Chevrolet Malibu Diesel)」など新型モデルの販売が好調で、低調だった国産車市場が活気を取り戻している。
・メーカー別のシェアは、現代が49.4%で首位、起亜が29.3%、韓国GMが10.0%、ルノーサムスンが7.0%、双竜が4.3%となっている。ルノーサムスンは5月の6.1%から0.9ポイント伸びている。
・現代の6月国内販売は前年同月比7.9%増の5万9,915台、上半期でも6.4%増だった。中型セダンの「ソナタ」は3月末に発売した新型「LFソナタ」を含めて1万793台となり、3カ月連続でモデル別販売トップとなっている。「ソナタ」は上半期でも前年同期比18.1%増の5万4,785台(うち「LFソナタ」は2万9,153台)でトップとなった。海外販売は6月0.2%増、上半期では4.1%増。
・起亜の国内販売は6月が5.8%減、上半期も3.4%減と不調。6月に発売となったミニバン「カーニバル(Carnival)」の新型モデルなどにより下半期の巻き返しを図る。海外販売は6月5.2%増、上半期9.0%増と好調を維持している。
・韓国GMの6月国内販売は19.4%増、上半期も10.4%増と好調。「シボレー·スパーク(Spark)」が6月単月で前年同月比35.1%増の5,313台で同社の販売トップモデルとなっている。「マリブ」はディーゼル・ガソリンモデルとも好調で、126.5%増の1,728台となり、今年最高を記録した。CKD輸出は6月単月が8万2,514台、6カ月の合計は58万1,223台。海外販売は6月、上半期ともに減少。
・ルノー・サムスンの6月販売は92.5%増の8,515台となったが、海外で26.3%減の2,956台にとどまり、合計では36.0%増の1万1,471台となった。上半期の国内販売も40.5%増と伸びている。3月に投入した新型クロスオーバーSUV「QM3」は月間販売台数が約3,000台近い人気を博しており、6月には大量供給により3,971台を販売した。海外販売は6月、上半期ともに減少。
・双竜の6月国内販売は8.0%減の5,157台、海外販売も7.7%減の6,695台(CKD輸出72台を含む)となり、合計では7.8%減の1万1,852台にとどまった。しかし、上半期では国内で13.5%増、及び海外で2.1%増と販売を伸ばしている。
・1~6月累計のグローバル販売台数は、現代が前年同期比4.4%増の249万6,375台、起亜が7.0%増の154万7,040台、韓国GMが18.5%減のの32万7,280台、双竜が6.9%増の7万4,235台(CKD含む)、ルノーサムスンは6.9%増の6万2,742台と5社ともプラスで、5社合計では3.2%増の450万7,672台となっている。

韓国メーカーの新車販売台数(2014年6月)
メーカー 国内販売 海外販売 合計
2014年 2013年 前年
同月比
2014年
6月
2013年
6月
前年
同月比
2014年
6月
2013年
6月
前年
同月比
6月 シェア 6月 シェア
現代 59,915 49.4% 55,548 49.0% 7.9% 352,733 352,147 0.2% 412,648 407,695 1.2%
起亜 35,502 29.3% 37,700 33.2% -5.8% 209,732 199,289 5.2% 245,234 236,989 3.5%
韓国GM 12,132 10.0% 10,161 9.0% 19.4% 39,313 60,076 -34.6% 51,445 70,237 -26.8%
双竜 5,157 4.3% 5,608 4.9% -8.0% 6,695 7,250 -7.7% 11,852 12,858 -7.8%
ルノーサムスン 8,515 7.0% 4,423 3.9% 92.5% 2,956 4,010 -26.3% 11,471 8,433 36.0%
合計 121,221 100.0% 113,440 100.0% 6.9% 611,429 622,772 -1.8% 732,650 736,212 -0.5%

韓国メーカーの新車販売台数(2014年上半期)
メーカー 国内販売 海外販売 合計
2014年 2013年 前年
同期比
2014年
上半期
2013年
上半期
前年
同期比
2014年
上半期
2013年
上半期
前年
同期比
上半期 シェア 上半期 シェア
現代 346,434 49.0% 325,611 48.4% 6.4% 2,149,941 2,065,299 4.1% 2,496,375 2,390,910 4.4%
起亜 218,764 30.9% 226,404 33.7% -3.4% 1,328,276 1,219,131 9.0% 1,547,040 1,445,535 7.0%
韓国GM 71,958 10.2% 65,203 9.7% 10.4% 255,322 336,289 -24.1% 327,280 401,492 -18.5%
双竜 33,235 4.7% 29,286 4.4% 13.5% 41,000 40,174 2.1% 74,235 69,460 6.9%
ルノーサムスン 36,977 5.2% 26,309 3.9% 40.5% 25,765 32,396 -20.5% 62,742 58,705 6.9%
合計 707,368 100.0% 672,813 100.0% 5.1% 3,800,304 3,693,289 2.9% 4,507,672 4,366,102 3.2%
出所: 各社発表。
*シェアはマークラインズの計算による。(5メーカーの合計より算出)

韓国輸入車販売、6月は39.2%増の1.8万台
・韓国輸入自動車協会(KAIDA)が4日に発表した6月の輸入車の新規登録台数は前年同月比39.2%増の1万7,803台となり、2カ月ぶりに月間最高記録を更新した。KAIDAのユン・デソン専務は、各ブランドの在庫確保と積極的なプロモーション、新車投入効果によるものと説明している。
・ブランド別に見ると、BMWが3,358台でトップ(輸入車シェア18.9%)、VWが3,010台(16.9%)、メルセデスベンツが2,907台(16.3%)などと続いている。
・モデル別ではBMW「520d」が711台でトップ、続いてVW「ティグアン 2.0 TDIブルーモーション」が652台、3位はアウディ「A6 2.0 TDI」が504台だった。
・排気量別では、2,000cc未満が9,922台(シェア55.7%)、2,000~3,000cc未満が6,143台(34.5%)、3,000~4,000cc未満が1,215台(6.8%)、4,000cc以上は501台(2.8%)、その他22台(0.1%)。エンジン別では、ディーゼル車が1万2,062台(67.8%)、ガソリン車が5,019台(28.2%)、ハイブリッド車が700台(3.9%)、電気自動車が22台(0.1%)となっている。
・購入タイプ別では、個人が1万743台(60.3%)、法人が7,060台(39.7%)。国別では、欧州が1万4,402台(81.0%)、日本が2,236台(12.6%)、米国が1,165台(6.5%)。
・上半期(1~6月)の累計登録台数は前年同期比26.5%増の9万4,263台となり、半期毎の販売台数でも過去最高を記録した。ドイツ車とディーゼルモデルが販売を牽引しており、ドイツ車の上半期の合計は前年同期比35.0%増の6万7,033台で輸入車全体の71.1%、ディーゼル車は44.5%増の6万4,427台で68.3%を占めている。上半期の販売トップモデルはBMW「520d」で3,863台。

輸入車販売台数
ブランド 2014年 2013年 前年
同月比
6月 シェア 6月 シェア
BMW 3,358 18.9% 2,589 20.2% 29.7%
Volkswagen 3,010 16.9% 1,657 13.0% 81.7%
Mercedes-Benz 2,907 16.3% 1,874 14.6% 55.1%
Audi 2,728 15.3% 1,643 12.8% 66.0%
Ford 710 4.0% 580 4.5% 22.4%
MINI 611 3.4% 856 6.7% -28.6%
Lexus 590 3.3% 427 3.3% 38.2%
Toyota 554 3.1% 976 7.6% -43.2%
Land Rover 466 2.6% 248 1.9% 87.9%
Chrysler 419 2.4% 357 2.8% 17.4%
Infiniti 416 2.3% 54 0.4% 670.4%
Nissan 393 2.2% 219 1.7% 79.5%
Porsche 311 1.7% 169 1.3% 84.0%
Fiat 304 1.7% 26 0.2% 1069.2%
Honda 283 1.6% 456 3.6% -37.9%
Volvo 245 1.4% 159 1.2% 54.1%
Jaguar 193 1.1% 185 1.4% 4.3%
Peugeot 184 1.0% 199 1.6% -7.5%
Citroen 60 0.3% 36 0.3% 66.7%
Cadillac 36 0.2% 31 0.2% 16.1%
Bentley 23 0.1% 7 0.1% 228.6%
Rolls-Royce 2 0.0% 3 0.0% -33.3%
Mitsubishi 0 0.0% 41 0.3% -100.0%
Total 17,803 100.0% 12,792 100.0% 39.2%
出所: 韓国輸入自動車協会(KAIDA)


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2014年5月 販売台数速報

2014.6.2

*速報値は、後日発表する詳細情報とは情報ソースが違うため、差異が生じることがございます。


韓国5社の新車販売、5月は1.8%増の12.1万台
・韓国メーカー5社が発表した5月の国内新車販売台数は、1.8%増の12万1,239台となり、年初より5カ月連続で前年実績を上回った。一方、海外販売は韓国GMと双竜がマイナスとなり、5社合計で0.4%減の62万5,745台となった。国内外合計では前年同月より238台マイナスの74万6,984台となっている。
・セウォル号の惨事以降、国内の消費心理は萎縮し、現代、起亜とも2カ月連続で更新していた過去最高記録は途切れた。しかし、現代「ソナタ(Sonata)」やルノーサムスンの中型セダン「SM3 Neo」など新車投入効果もあり、比較的好調だったとする見方もある。また、昨年同期に現代が週末の特別勤務停止で供給不足に陥り低調だったことも影響している。
・5月の国内販売シェアは、現代が49.4%で首位、起亜が29.9%、韓国GMが10.2%、ルノーサムスンが6.1%、双竜が4.3%となっている。現代・起亜の合計シェアは79.3%で80%を割り込んだ。ルノーサムスンは4月の4.7%から1.4ポイント伸びている。
・現代の国内販売は3.4%増の5万9,911台。「ソナタ」は3月末に発売した新型「LFソナタ」を含めて1万3,687台となり、2カ月連続でモデル別販売トップとなっている。「ジェネシス(Genesis)」も前年同月比1.4倍の2,730台と好調を維持しているが、「グレンジャー(Grandeur)」や「アクセント(Accent)」などその他のモデルは軒並み2桁減となった。海外販売は2.9%増の35万5,050台で、内訳は国内生産分が3.0%増の9万9,105台、海外生産分が2.9%増の25万5,945台。国内外合わせたグローバル販売は3.0%増の41万4,961台。
・起亜は国内が8.2%減の3万6,252台、海外が1.5%増の21万7,366台で、合計では前年同月より63台減の25万3,618台となった。6月発売のミニバン「カーニバル(Carnival)」は5月22日の予約開始から7日間で7,500台超を受注済みで、起亜は6月以降の販売拡大に期待を寄せている。
・韓国GMは、国内が5.0%増の1万2,405台となったが、輸出が28.6%減の4万390台となり、合計では22.8%減の5万2,795台となった。国内では小型車「シボレー・スパーク(Chevrolet Spark)」が13.4%増の5,106台、「シボレー・マリブ(Chevrolet Malibu)」がガソリン/ディーゼル合わせて75.2%増の1,708台と好調。1~5月の国内販売累計は前年同期比8.7%増の5万9,826台で2004年以来の最高記録となっている。なお、CKD輸出は4月の12万2,662台から5月は8万2,132台へと大幅に落ち込んでいる。
・ルノー・サムスンは、国内が60.8%増の7,400台、海外が23.4%増の6,132台となり、合計では41.4%増の1万3,532台となった。4月末に新型「SM3 Neo」を投入し、「SM3」は63.3%増の2,368台を売り上げた。3月に投入した新型クロスオーバーSUV「QM3」は2,161台、1月末に発売した「QM5 Neo」も50.3%増の732台と好調。輸出も「QM5」を中心に増加している。
・双竜は国内が前年同月より1台プラスの5,271台、海外販売(CKD含む)は8.8%減の6,807台となり、合計では5.1%減の1万2,078台となっている。操業日数の減少により生産減となったが、国内販売ではSUV「コランドスポーツ(Korando Sports)」が31.7%増、「コランドC(Korando C)」が14.7%増と好調だった。
・1~5月累計のグローバル販売台数は、現代が前年同期比5.0%増の208万2,662台、起亜が7.7%増の130万1,829台、韓国GMが16.7%減のの27万5,835台、双竜が10.2%増の6万2,383台(CKD含む)、ルノーサムスンは2.0%増の5万1,271台とプラスに転じている。

韓国メーカーの新車販売台数(2014年5月)
メーカー 国内販売 海外販売 合計
2014年 2013年 前年
同月比
2014年
5月
2013年
5月
前年
同月比
2014年
5月
2013年
5月
前年
同月比
5月 シェア 5月 シェア
現代 59,911 49.4% 57,942 48.6% 3.4% 355,050 344,938 2.9% 414,961 402,880 3.0%
起亜 36,252 29.9% 39,500 33.2% -8.2% 217,366 214,181 1.5% 253,618 253,681 0.0%
韓国GM 12,405 10.2% 11,810 9.9% 5.0% 40,390 56,549 -28.6% 52,795 68,359 -22.8%
ルノーサムスン 7,400 6.1% 4,602 3.9% 60.8% 6,132 4,970 23.4% 13,532 9,572 41.4%
双竜 5,271 4.3% 5,270 4.4% 0.0% 6,807 7,460 -8.8% 12,078 12,730 -5.1%
合計 121,239 100.0% 119,124 100.0% 1.8% 625,745 628,098 -0.4% 746,984 747,222 0.0%
出所: 各社発表
*シェアはマークラインズの計算による。(5メーカーの合計より算出)

韓国輸入車販売、5月は14.2%増の1.5万台
・韓国輸入自動車協会(KAIDA)が9日に発表した5月の輸入車の新規登録台数は前年同月比14.2%増の1万5,314台となった。4月の1万6,712台からは8.4%減となった。KAIDAのユン・デソン専務は、前月比減の要因について、いくつかのブランドの在庫不足と連休による営業日数減によるものと説明している。
・ブランド別に見ると、BMWが3,212台でトップ(輸入車シェア21.0%)、VWが2,690台 (17.6%) 、メルセデスベンツが2,479台(16.2%)などと続いている。
・モデル別ではVW「ティグアン 2.0 TDIブルーモーション」が604台でトップ、続いてVW「パサート(Passat) 2.0 TDI」が541台、アウディ「A6 2.0 TDI」が453台の3位だった。
・排気量別では、2,000cc未満が8,744台(シェア57.1%)、2,000~3,000cc未満が4,997台(32.6%)、3,000~4,000cc未満が1,133台(7.4%)、4,000cc以上は440台(2.8%)となった。エンジン別では、ディーゼル車が1万275台(67.1%)、ガソリン車が4,392台(28.7%)、ハイブリッド車が640台(4.2%)、電気自動車が7台となっている。
・購入タイプ別では、個人が8,974台(58.6%)、法人が6,340台(41.4%)。国別では、欧州が1万2,534台(81.8%)、日本が1,736台(11.3%)、米国が1,044台(6.8%)。
・1~5月の累計登録台数は前年同期比23.9%増の7万6,460台となっている。各社とも8日まで開催された釜山モーターショーに新型モデルを積極的に出展、一層の拡販を狙っている。

輸入車販売台数
ブランド 2014年 2013年 前年
同月比
5月 シェア 5月 シェア
BMW 3,212 21.0% 2,663 19.9% 20.6%
Volkswagen 2,690 17.6% 1,952 14.6% 37.8%
Mercedes-Benz 2,479 16.2% 1,995 14.9% 24.3%
Audi 2,047 13.4% 1,632 12.2% 25.4%
Ford 671 4.4% 657 4.9% 2.1%
MINI 601 3.9% 461 3.4% 30.4%
Toyota 581 3.8% 1,314 9.8% -55.8%
Lexus 505 3.3% 521 3.9% -3.1%
Land Rover 361 2.4% 270 2.0% 33.7%
Chrysler 354 2.3% 331 2.5% 6.9%
Nissan 292 1.9% 212 1.6% 37.7%
Honda 280 1.8% 467 3.5% -40.0%
Fiat 244 1.6% 16 0.1% 1425.0%
Porsche 237 1.5% 214 1.6% 10.7%
Volvo 231 1.5% 196 1.5% 17.9%
Peugeot 222 1.4% 225 1.7% -1.3%
Jaguar 148 1.0% 122 0.9% 21.3%
Infiniti 78 0.5% 55 0.4% 41.8%
Bentley 30 0.2% 12 0.1% 150.0%
Citroen 28 0.2% 44 0.3% -36.4%
Cadillac 19 0.1% 33 0.2% -42.4%
Rolls-Royce 4 0.0% 0 0.0% -%
Mitsubishi 0 0.0% 19 0.1% -100.0%
Total 15,314 100.0% 13,411 100.0% 14.2%
出所: 韓国輸入自動車協会(KAIDA)


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2014年4月 販売台数速報

2014.5.2

*速報値は、後日発表する詳細情報とは情報ソースが違うため、差異が生じることがございます。


韓国5社の新車販売、4月は9.5%増の13万台
・韓国メーカー5社が発表した4月の国内新車販売台数は、9.5%増の13万145台となり、1月から4カ月連続で前年実績を上回った。セウォル号の惨事以降消費心理は萎縮しているが、昨年同時期が低調だったことと、現代の「ソナタ(Sonata)」やルノーサムスンの「QM3」など新車投入効果によるものとみられる。海外販売は依然として好調で7.6%増の67万2,512台となり、国内外の合計は7.9%増の80万2,657台となっている。
・国内の4月販売の5社のシェアは、現代が50.6%で首位、2位が起亜自動車で30.0%、3位の韓国GMは10.1%、ルノーサムスンが4.7%、双竜が4.6%となっている。現代と起亜の合計のシェアは80.6%と80%台に復活、GMが「シボレー・スパーク(Chevrolet Spark)」の販売好調により2桁台のシェアを維持、ルノーサムスンが「QM3」の本格的な販売開始により双竜を抜いて4位となった。モデル別では現代が「ソナタ(Sonata)」が3月末に発売した新型「LFソナタ」を含めた合計で1万1,904台でトップとなっている。
・現代の国内販売は新型「ソナタ」投入により12.9%増の6万5,891台となった。「ソナタ」のほか、「グレンジャー(Grandeur)」は7,413台、「ジェネシス(Genesis)」も前年同月比2倍以上の2,966台と好調を維持している。海外販売も6.9%増の37万4,303台(国内生産:11万4,294台、海外生産販売:26万9台)となり、グローバル販売は7.7%増の44万194台となった。4月も3月に続いて月間新記録を更新している。
・起亜は国内では3.8%減の3万9,005台にとどまったが、海外では11.9%増の23万7,300台で、合計では9.4%増の27万6,305台となった。起亜も3月に更新した月間最高記録27万2,002台をさらに上回った。
・韓国GMは、国内が27.5%増の1万3,086台となったが、海外は3.6%減の4万6,896台となり、合計では1.8%増の5万9,982台となった。国内では小型車「スパーク」が前年同月比55.1%増、「シボレー・マリブ(Chevrolet Malibu)」がガソリン/ディーゼル合わせて63.4%増の1,724台となるなど好調となっている。また、CKD輸出は12万2,662台だった。
・ルノー・サムスンは、3月より供給が開始された新型クロスオーバーSUV「QM3」の販売が本格化、4月は1,445台となった。1月末に発売した「QM5 Neo」も977台と好調で、国内の販売合計は35.7%増の6,153台、輸出も0.8%増の6,389台となり、合計では15.4%増の1万2,542台となった。ルノー・サムスンは、今年上半期には市場4位の座を固め、2016年までに国内3位を目指すとしている。
・双竜は「コランドC(Korando C)」などの販売が国内外とも好調で、国内販売が17.5%増の6,010台、海外販売も1.8%増の7,624台(4月はCKD輸出はなし)で、グローバル販売は8.1%増の1万3,634台となっている。国内ではSUV「コランドスポーツ(Korando Sports)」が前年比46.6%増、「コランドC(Korando C)」も19.2%増となっている。
・1~4月のグローバル販売の累計は、現代が前年同期比5.5%増の166万7,688台、起亜が9.8%増の104万8,211台、韓国GMが15.2%減の22万3,041台、双竜が14.7%増の5万305台(CKD含む)、ルノーサムスンが7.3%減の3万7,739台となっている。

韓国メーカーの新車販売台数(2014年4月)
メーカー 国内販売 海外販売 合計
2014年 2013年 前年
同月比
2014年
4月
2013年
4月
前年
同月比
2014年
4月
2013年
4月
前年
同月比
4月 シェア 4月 シェア
現代 65,891 50.6% 58,365 49.1% 12.9% 374,303 350,238 6.9% 440,194 408,603 7.7%
起亜 39,005 30.0% 40,554 34.1% -3.8% 237,300 212,116 11.9% 276,305 252,670 9.4%
韓国GM 13,086 10.1% 10,260 8.6% 27.5% 46,896 48,649 -3.6% 59,982 58,909 1.8%
ルノーサムスン 6,153 4.7% 4,535 3.8% 35.7% 6,389 6,336 0.8% 12,542 10,871 15.4%
双竜 6,010 4.6% 5,115 4.3% 17.5% 7,624 7,492 1.8% 13,634 12,607 8.1%
合計 130,145 100.0% 118,829 100.0% 9.5% 672,512 624,831 7.6% 802,657 743,660 7.9%
出所: 各社発表。
*シェアはマークラインズの計算による。(5メーカーの合計より算出)

韓国輸入車販売、4月は25.5%増の1.7万台
・韓国輸入自動車協会(KAIDA)が9日に発表した4月の輸入車の新規登録台数は前年同月比25.5%増の1万6,712台となった。3月の1万5,733台から6.2%増となり、2カ月連続で過去最高を更新した。KAIDAのユン・デソン専務によると、各ブランドの在庫確保と多様なプロモーションなどが増加要因となっている。
・ブランド別に見ると、BMWが3,625台でトップ(輸入車シェア21.7%)、メルセデスベンツが3,310台(19.8%)、VWが2,609台(15.6%)などと続いている。モデル別ではメルセデス・ベンツ「E220 CDI」が628台でトップ、続いてBMW「520d」が599台、VW「ティグアン 2.0 TDIブルーモーション」が587台だった。
・排気量別では、2,000cc未満が9,152台(シェア54.8%)、2,000~3,000cc未満が5,497台(32.9%)、3,000~4,000cc未満が1,498台(9.0%)、4,000cc以上は565台(3.3%)となった。エンジン別では、ディーゼル車が1万1,254台(67.3%)、ガソリン車が4,753台(28.4%)、ハイブリッド車が702台(4.2%)、電気自動車が3台となっている。
・購入タイプ別では、個人が1万44台(60.1%)、法人が6,668台(39.9%)。国別では、欧州が1万3,371台(80.1%)、日本が2,172台(13.0%)、米国が1,169台(7.0%)。
・1~4月の累計登録台数は前年同期比26.6%増の6万1,146台となっている。

輸入車販売台数
ブランド 2014年 2013年 前年
同月比
4月 シェア 4月 シェア
BMW 3,625 21.7% 2,719 20.4% 33.3%
Mercedes-Benz 3,310 19.8% 2,324 17.4% 42.4%
Volkswagen 2,609 15.6% 2,206 16.6% 18.3%
Audi 1,980 11.8% 1,723 12.9% 14.9%
Ford 799 4.8% 551 4.1% 45.0%
Lexus 601 3.6% 573 4.3% 4.9%
Toyota 543 3.2% 576 4.3% -5.7%
Nissan 443 2.7% 301 2.3% 47.2%
Honda 374 2.2% 503 3.8% -25.6%
Land Rover 355 2.1% 230 1.7% 54.3%
Chrysler 344 2.1% 304 2.3% 13.2%
Peugeot 330 2.0% 300 2.3% 10.0%
MINI 302 1.8% 440 3.3% -31.4%
Volvo 218 1.3% 119 0.9% 83.2%
Porsche 217 1.3% 155 1.2% 40.0%
Infiniti 211 1.3% 62 0.5% 240.3%
Fiat 201 1.2% 19 0.1% 957.9%
Jaguar 143 0.9% 106 0.8% 34.9%
Citroen 52 0.3% 33 0.2% 57.6%
Bentley 28 0.2% 13 0.1% 115.4%
Cadillac 26 0.2% 19 0.1% 36.8%
Rolls-Royce 1 0.0% 4 0.0% -75.0%
Mitsubishi 0 0.0% 40 0.3% -100.0%
Total 16,712 100.0% 13,320 100.0% 25.5%
出所: 韓国輸入自動車協会(KAIDA)


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2014年3月 販売台数速報

2014.4.1

*速報値は、後日発表する詳細情報とは情報ソースが違うため、差異が生じることがございます。


韓国5社の新車販売、3月は2.7%増の12.1万台
・韓国メーカー5社が発表した3月の国内新車販売台数は、2.7%増の12万1,416台となり、1月から3カ月連続で前年実績を上回った。海外販売は依然として好調で9.6%増の66万7,578台となり、国内外の合計は8.4%増の78万8,994台となっている。
・国内の3月販売の5社のシェアは、現代が47.6%で首位、2位が起亜自動車で32.1%、3位の韓国GMは10.8%、双竜が4.8%、ルノーサムスンが4.6%となっている。GMが「シボレー・マリブ(Chevrolet Malibu)」のディーゼルモデルの投入などによりシェアを2桁台に伸ばしており、現代と起亜の合計のシェアは79.7%で今年初めて80%を割り込んだ。
・モデル別では現代の小型トラック「ポーター(Porter)」が9,488台でトップ、続いて起亜の小型車「モーニング(Morning)」が9,169台、現代の準大型プレミアムセダン「グレンジャー(Grandeur)」が8,003台(うちハイブリッドモデルが1,446台)、現代のSUV「サンタフェ(Santa Fe)」が7,737台、現代「アバンテ(Avante)」が7,578台、韓国GMの「シボレー・スパーク(Chevrolet Spark)」が5,988台などとなっている。
・現代の国内販売は大型セダン「ジェネシス(Genesis)」や「グレンジャー・ハイブリッド」など新型モデルやRVの販売が好調で、3.1%増の5万7,812台となった。海外販売も11.9%増の37万3,720台(国内生産:10万9,597台、海外生産販売:26万4,123台)となり、グローバル販売は10.6%増の43万1,532台となった。これは2012年11月の42万368台を1万台以上も上回る月間新記録となっている。
・起亜は国内が1.3%減の3万9,005台にとどまったが、海外では18.5%増の23万2,997台で、合計では15.2%増の27万2,002台となり、昨年1月に記録した月間最高記録26万778台を1万台超更新した。
・GM韓国は、国内が1.5%増の1万3,161台となったが、海外は26.0%減の4万8,285台となり、合計では21.4%減の6万1,446台となった。国内では小型ワンボックスカー「ダマス(Damas)」と小型トラック「ラボ(Labo)」の生産終了にもかかわらずプラスとなった。また、CKD輸出は11万1,097台だった。
・双竜はSUV「コランドC(Korando C)」などの販売が国内外とも好調で、国内販売が18.8%増の5,850台、海外も26.5%増の7,382台(CKD72台を含む)で、グローバル販売は23.0%増の1万3,232台となっている。
・ルノー・サムスンは、1月末に発売した「QM5 Neo」が3月も1,000台近く売れ前年比で235.4%増となっており、3月より本確的な供給が開始された新型クロスオーバーSUV「QM3」も695台を販売、国内の販売は17.2%増の5,588台となったが、輸出が32.9%減の5,194台となり、合計では13.8%減の1万782台となった。

・第1四半期(1~3月)のグローバル販売の累計は、現代が前年同期比4.6%増の122万2,882台、起亜が10.0%増の77万2,198台、韓国GMが20.1%減の16万3,059台、双竜が17.3%増の3万6,671台(CKD含む)、ルノーサムスンが15.5%減の2万5,197台となっている。

韓国メーカーの新車販売台数(2014年3月)
メーカー 国内販売 海外販売 合計
2014年 2013年 前年
同月比
2014年
3月
2013年
3月
前年
同月比
2014年
3月
2013年
3月
前年
同月比
3月 シェア 3月 シェア
現代 57,812 47.6% 56,056 47.4% 3.1% 373,720 333,986 11.9% 431,532 390,042 10.6%
起亜 39,005 32.1% 39,500 33.4% -1.3% 232,997 196,576 18.5% 272,002 236,076 15.2%
韓国GM 13,161 10.8% 12,968 11.0% 1.5% 48,285 65,235 -26.0% 61,446 78,203 -21.4%
双竜 5,850 4.8% 4,924 4.2% 18.8% 7,382 5,837 26.5% 13,232 10,761 23.0%
ルノーサムスン 5,588 4.6% 4,769 4.0% 17.2% 5,194 7,740 -32.9% 10,782 12,509 -13.8%
合計 121,416 100.0% 118,217 100.0% 2.7% 667,578 609,374 9.6% 788,994 727,591 8.4%
出所: 各社発表。
*シェアはマークラインズの計算による。(5メーカーの合計より算出)

韓国輸入車販売、3月は30.4%増の1.6万台
・韓国輸入自動車協会(KAIDA)が4日に発表した3月の輸入車の新規登録台数は前年同月比30.4%増の1万5,733台となり、昨年7月の1万4,953台を上回り、過去最高を8カ月ぶりに更新した。KAIDAのユン・デソン専務は、本格的な販売シーズンの変わり目に、いくつかのブランドの新車効果と積極的なプロモーションなどのにより増加したものと説明している。
・3月の登録台数をブランド別に見ると、BMWが3,511台でトップ(輸入車内のシェア22.3%)、続いてメルセデスベンツが2,532台(同16.1%)、アウディが2,457台(同15.6%)などとなっている。モデル別ではBMWの「520d」が727台でトップ、続いてVW「ティグアン2.0TDIブルーモーション」が643台、メルセデス・ベンツ「E220CDI」が580台だった。
・排気量別では、2,000cc未満の車両が8,331台(輸入車内でのシェア53.0%)となり、2,000~3,000cc未満が5,332台(33.9%)、3,000~4,000cc未満が1,617台(10.3%)、4,000cc以上は453台(2.9%)となった。エンジン別では、ディーゼルが1万806台(68.7%)となっており、ガソリン車は4,296台(27.3%)、ハイブリッドが2月の273台から大幅増の630台(4.0%)、電気自動車が初めて1台入っている。購入タイプ別では個人の購入が9,324台(59.3%)、法人が6,409台(40.7%)であった。生産国別では、欧州が1万2,517台(79.5%)、日本が1,986台(12.6%)、米国は1,230台(7.8%)だった。
・1~3月の累計では前年比27.1%増の4万4,434台となっている。

輸入車販売台数
ブランド 2014年 2013年 前年
同月比
3月 シェア 3月 シェア
BMW 3,511 22.3% 2,924 24.2% 20.1%
Mercedes-Benz 2,532 16.1% 2,122 17.6% 19.3%
Audi 2,457 15.6% 1,282 10.6% 91.7%
Volkswagen 2,255 14.3% 1,650 13.7% 36.7%
Ford 792 5.0% 474 3.9% 67.1%
Lexus 593 3.8% 395 3.3% 50.1%
Toyota 504 3.2% 497 4.1% 1.4%
Chrysler 426 2.7% 322 2.7% 32.3%
MINI 401 2.5% 434 3.6% -7.6%
Honda 332 2.1% 425 3.5% -21.9%
Land Rover 322 2.0% 255 2.1% 26.3%
Infiniti 310 2.0% 103 0.9% 201.0%
Peugeot 266 1.7% 211 1.7% 26.1%
Nissan 247 1.6% 243 2.0% 1.6%
Jaguar 218 1.4% 199 1.6% 9.5%
Volvo 204 1.3% 252 2.1% -19.0%
Porsche 201 1.3% 153 1.3% 31.4%
Fiat 94 0.6% 30 0.2% 213.3%
Bentley 33 0.2% 15 0.1% 120.0%
Citroen 20 0.1% 34 0.3% -41.2%
Cadillac 12 0.1% 17 0.1% -29.4%
Rolls-Royce 3 0.0% 3 0.0% 0.0%
Mitsubishi 0 0.0% 23 0.2% -100.0%
Total 15,733 100.0% 12,063 100.0% 30.4%
出所: 韓国輸入自動車協会(KAIDA)


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2014年2月 販売台数速報

2014.3.4

*速報値は、後日発表する詳細情報とは情報ソースが違うため、差異が生じることがございます。


韓国5社の新車販売、2月は8.3%増の10.7万台
・韓国メーカー5社が発表した2月の国内新車販売台数は、8.3%増の10万7,004台となり、1月に続いて2カ月連続で前年実績を上回った。ただし、昨年は2月だった旧正月が今年は1月31日で営業日数が多くなっており、稼働日の増減を踏まえると増加幅は決して大きいわけではない。海外販売は5.3%増の58万2,168台となり、国内外の合計は5.7%増の68万9,172台となっている。
・国内の2月販売の5社のシェアは、現代が48.0%で首位、2位が起亜自動車で32.7%、3位の韓国GMは9.6%、双竜が5.1%、ルノーサムスンが4.5%となっている。
・モデル別では現代の準大型プレミアムセダン「グレンジャー(Grandeur)」が7,496台(うちハイブリッドモデルが1,578台)で2カ月連続でトップ、続いて同社の小型トラック「ポーター(Porter)」が7,486台、起亜の小型車「モーニング(Morning)」が7,165台、現代「アバンテ(Avante)」が6,479台、現代SUV「サンタフェ(Santa Fe)」が6,102台、現代「ソナタ(Sonata)が5,083台などとなっている。
・現代の国内販売は「グレンジャー」や大型セダン「ジェネシス(Genesis)」の新型モデルの投入により、8.2%増の5万1,380台となった。「ジェネシス(Genesis)」の新型モデルは4,164台で前年同月比で4倍以上を売り上げており、現代は今月末発売の新型「ソナタ」投入により国内での拡販をはかる。海外販売も2.7%増の32万7,464台(国内生産:9万6,930台、海外生産販売:23万534台)となり、グローバル販売は3.4%増の37万8,844台となった。
・起亜は国内が6.4%増の3万5,000台、海外も20.5%増の20万7,799台で、合計では18.2%増の24万2,799台となっている。国内で昨年12月に発売した「K5ハイブリッド500h」は544台、「K7ハイブリッド700h」が461台となっている。
・GM韓国は、国内が3.3%増の1万301台となったが、海外は22.4%減の3万7,706台となり、合計では18.0%減の4万8,007台となった。国内では小型ワンボックスカー「ダマス(Damas)」と小型トラック「ラボ(Labo)」の生産停止による影響を受けたが、その他のモデルの販売増により前年比プラスを維持した。両モデルは今年下半期中に生産再開の予定。また、CKD輸出は8万2,882台だった。
・双竜はSUV「コランドC(Korando C)」などの販売が国内外とも好調で、国内販売が26.9%増の5,502台、海外も13.6%増の6,303台(CKD72台を含む)で、グローバル販売は19.4%増の1万1,805台となっている。双竜はロシアと中南米に偏っていた輸出地域を、中国や欧州などに拡大し、今年の海外販売台数は9万1,000台を目標に掲げている。
・ルノー・サムスンは、1月末に発売した「QM5 Neo」が1,000台近く売れ前年比で234%増となったほか、「SM3」の販売も好調で、国内合計では16.7%増の4,821台となったが、輸出が61.3%減の2,896台となり、合計では33.5%減の7,717台となった。

韓国メーカーの新車販売台数(2014年2月)
メーカー 国内販売 海外販売 合計
2014年 2013年 前年
同月比
2014年
2月
2013年
2月
前年
同月比
2014年
2月
2013年
2月
前年
同月比
2月 シェア 2月 シェア
現代 51,380 48.0% 47,489 48.1% 8.2% 327,464 318,889 2.7% 378,844 366,378 3.4%
起亜 35,000 32.7% 32,900 33.3% 6.4% 207,799 172,441 20.5% 242,799 205,341 18.2%
韓国GM 10,301 9.6% 9,973 10.1% 3.3% 37,706 48,601 -22.4% 48,007 58,574 -18.0%
双竜 5,502 5.1% 4,334 4.4% 26.9% 6,303 5,550 13.6% 11,805 9,884 19.4%
ルノーサムスン 4,821 4.5% 4,130 4.2% 16.7% 2,896 7,481 -61.3% 7,717 11,611 -33.5%
合計 107,004 100.0% 98,826 100.0% 8.3% 582,168 552,962 5.3% 689,172 651,788 5.7%
出所: 各社発表。
*シェアはマークラインズの計算による。(5メーカーの合計より算出)

韓国輸入車販売、2月は31.2%増の1.4万台
・韓国輸入自動車協会(KAIDA)が6日に発表した2月の輸入車の新規登録台数は前年同月比31.2%増の1万3,852台となった。
・2月の登録台数をブランド別に見ると、BMWが3,154台でトップ(輸入車内のシェア22.8%)、続いてメルセデスベンツが2,641台(同19.1%)、アウディが2,187台(同15.8%)などとなっている。モデル別ではBMWの「520d」が702台でトップ、続いてVW「ゴルフ2.0 TDI」が622台、メルセデス・ベンツ「E220 CDI」が542台だった。
・排気量別では、2,000cc未満の車両が7,419台(輸入車内でのシェア53.6%)となり、2,000~3,000cc未満が4,535台(32.7%)、3,000~4,000cc未満が1,514台(10.9%)、4,000cc以上は384台(2.8%)となった。エンジン別では、ディーゼルが9,667台(69.8%)となっており、ガソリン車は3,912台(28.2%)、ハイブリッドが273台(2.0%)。購入タイプ別では個人の購入が8,239台(59.5%)、法人が5,613台(40.5%)であった。生産国別では、欧州が1万1,385台(82.2%)、日本が1,585台(9.8%)、米国は882台(6.4%)だった。
・1~2月の累計では前年比25.3%増の2万8,701台となっている。

輸入車販売台数
ブランド 2014年 2013年 前年
同月比
2月 シェア 2月 シェア
BMW 3,154 22.8% 2,583 24.5% 22.1%
Mercedes-Benz 2,641 19.1% 1,404 13.3% 88.1%
Audi 2,187 15.8% 1,308 12.4% 67.2%
Volkswagen 2,104 15.2% 1,552 14.7% 35.6%
Ford 558 4.0% 481 4.6% 16.0%
Toyota 422 3.0% 495 4.7% -14.7%
Nissan 327 2.4% 272 2.6% 20.2%
MINI 317 2.3% 293 2.8% 8.2%
Chrysler 310 2.2% 305 2.9% 1.6%
Honda 300 2.2% 396 3.8% -24.2%
Lexus 272 2.0% 379 3.6% -28.2%
Infiniti 264 1.9% 97 0.9% 172.2%
Peugeot 206 1.5% 201 1.9% 2.5%
Volvo 180 1.3% 96 0.9% 87.5%
Jaguar 175 1.3% 166 1.6% 5.4%
Porsche 159 1.1% 156 1.5% 1.9%
Land Rover 154 1.1% 201 1.9% -23.4%
Fiat 71 0.5% 85 0.8% -16.5%
Bentley 20 0.1% 5 0.0% 300.0%
Cadillac 14 0.1% 40 0.4% -65.0%
Citroen 14 0.1% 33 0.3% -57.6%
Rolls-Royce 3 0.0% 2 0.0% 50.0%
Mitsubishi - -% 6 0.1% -%
Grand-Total 13,852 100.0% 10,556 100.0% 31.2%
出所: 韓国輸入自動車協会(KAIDA)


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2014年1月 販売台数速報

2014.2.3

*速報値は、後日発表する詳細情報とは情報ソースが違うため、差異が生じることがございます。


韓国5社の新車販売、1月は1.9%増の10.6万台
・韓国メーカー5社が発表した1月の国内新車販売台数は、前年同月比1.9%増の10万6,343台となった。起亜を除く4社がプラスとなっており、昨年8月以来5カ月ぶりに前年実績を上回った。国内販売の5社のシェアは、年末に新車を投入した現代が48.5%で首位、2位が起亜自動車で32.0%、3位の韓国GMは10.2%、双竜が5.1%、ルノーサムスンが4.2%となっている。
・海外販売の合計は2.8%減の63万4,434台となった。昨年は2月だった旧正月の連休が今年は1月に始まり、操業日数減による生産台数の減少が輸出にも影響している。国内・海外合計では2.2%減の74万777台となっている。
・現代は12月16日にハイブリッドモデルを発売した準大型プレミアムセダン「グレンジャー(Grandeur)」が8,134台となり単月のモデル別販売でトップとなったほか、11月末に発売した大型セダン「ジェネシス(Genesis)」は3,728台と前年同月比で3倍以上に増加、小型セダン「アバンテ(Avante)」(5,154台)、中型セダン「ソナタ(Sonata)」(5,117台)に続いている。乗用車合計は3.5%減の2万5,942台。SUVは、「サンタフェ(Santa Fe)」が7,160台と好調で、SUV合計で28.4%増の1万1,890台となった。海外販売は0.7%減の35万9,983台(国内生産が7.9%減の10万1,416台、海外生産分が2.4%増の25万8,567台)となり、グローバル販売は0.3%減の41万1,508台となった。
・起亜の国内販売は、前年同期比6.2%減の3万4,000台、海外販売は0.5%減の22万3,331台で、グローバル販売は1.3%減の25万7,331台となった。韓国国内で1月9日に発売したフラッグシップセダン「K9」の2014年型モデルも発売以来の契約台数が600台以上と前モデルの2倍以上の売れ行きで好スタートを切ったが、他の主力モデルが不調だった。
・GM韓国は、国内は8.4%増の1万873台で、1月としては過去最高を記録しており、7カ月連続でプラスとなっている。一方、海外販売は25.3%減の4万2,733台となり、合計では20.2%減の5万3,606台となった。輸出減少は、GMの欧州販売不振の影響を受けていると見られ、2015年までに段階的に撤退予定のヨーロッパ向け「シボレー(Chevrolet)」ブランド車の90%を供給する韓国GM群山工場の稼働率は60%の水準に低下しているとされる。また、CKD輸出は10万656台だった。
・双竜はSUV「コランドC(Korando C)」などの販売が国内外とも好調で、国内販売が34.9%増の5,445台、海外も1.8%増の6,189台(CKD72台を含む)で、グローバル販売は9.5%増の1万1,634台となっている。ルノー・サムスンは、国内では新型クロスオーバーSUV「QM3」の特別モデルと新しいデザインの「QM5 Neo」投入効果があり、「SM3」の販売も好調で、国内合計で16.9%増の4,500台、輸出も18.2%増の2,198台となり、合計では17.3%増の6,698台となった。

韓国メーカーの新車販売台数(2014年1月)
メーカー 国内販売 海外販売 合計
2014年 2013年 前年
同月比
2014年
1月
2013年
1月
前年
同月比
2014年
1月
2013年
1月
前年
同月比
1月 シェア 1月 シェア
現代 51,525 48.5% 50,211 48.1% 2.6% 359,983 362,683 -0.7% 411,508 412,894 -0.3%
起亜 34,000 32.0% 36,250 34.7% -6.2% 223,331 224,528 -0.5% 257,331 260,778 -1.3%
韓国GM 10,873 10.2% 10,031 9.6% 8.4% 42,733 57,179 -25.3% 53,606 67,210 -20.2%
双竜 5,445 5.1% 4,035 3.9% 34.9% 6,189 (*) 6,585 (*) -6.0% 11,634 (*) 10,620 (*) 9.5%
ルノーサムスン 4,500 4.2% 3,850 3.7% 16.9% 2,198 1,859 18.2% 6,698 5,709 17.3%
合計 106,343 100.0% 104,377 100.0% 1.9% 634,434 (*) 652,834 (*) -2.8% 740,777 (*) 757,211 (*) -2.2%
出所: 各社発表。
シェアはマークラインズの計算による。(5メーカーの合計より算出)
(*) 台数を修正いたしました。 (2014年2月4日)

韓国輸入車販売、1月は20.3%増の1.5万台
・韓国輸入自動車協会(KAIDA)が6日に発表した1月の輸入車の新規登録台数は前年同月比20.3%増の1万4,849台となり、1月の販売台数として過去最高を記録した。
・前月比でも19.7%増となっており、KAIDAのユン・デソン専務は、1月はオフシーズンであるにもかかわらず、いくつかのブランドでの在庫確保と積極的なプロモーションを追い風に前月比増となったと述べている。
・1月の登録台数をブランド別に見ると、BMWが3,408台でトップ(輸入車内のシェア23.0%)、続いてメルセデスベンツが2,773台(同18.7%)、VWが2,700台(同18.2%)などとなっている。モデル別ではBMWの「520d」が809台でトップ、続いてVW「ティグアン2.0 TDIブルーモーション(Tiguan2.0TDI BlueMotion)」が650台、メルセデス・ベンツ「E220 CDI」が576台だった。
・排気量別では、2,000cc未満の車両が8,052台(輸入車内でのシェア54.2%)となり、2,000~3,000cc未満が4,782台(32.2%)、3,000~4,000cc未満が1,572台(10.6%)、4,000cc以上は443台(3.0%)となった。エンジン別では、ディーゼルが1万363台(69.8%)となっており、ガソリン車は4,096台(27.6%)、ハイブリッドが390台(2.6%)。購入タイプ別では個人の購入が8,753台(58.9%)、法人が6,096台(41.1%)であった。生産国別では、欧州が1万2,282台(82.8%)、日本が1,450台(9.8%)、米国は1,117台(7.5%)だった。

輸入車販売台数
ブランド 2014年 2013年 前年
同月比
1月 シェア 1月 シェア
BMW 3,408 23.0% 3,266 26.5% 4.3%
Mercedes-Benz 2,773 18.7% 1,939 15.7% 43.0%
Volkswagen 2,700 18.2% 1,848 15.0% 46.1%
Audi 2,137 14.4% 1,811 14.7% 18.0%
Ford 757 5.1% 549 4.4% 37.9%
Toyota 393 2.6% 473 3.8% -16.9%
Nissan 389 2.6% 154 1.2% 152.6%
Lexus 356 2.4% 319 2.6% 11.6%
Chrysler 345 2.3% 348 2.8% -0.9%
MINI 301 2.0% 328 2.7% -8.2%
Land Rover 246 1.7% 161 1.3% 52.8%
Honda 232 1.6% 470 3.8% -50.6%
Volvo 218 1.5% 104 0.8% 109.6%
Jaguar 168 1.1% 93 0.8% 80.6%
Peugeot 148 1.0% 178 1.4% -16.9%
Porsche 94 0.6% 158 1.3% -40.5%
Infiniti 80 0.5% 62 0.5% 29.0%
Fiat 41 0.3% 5 0.0% 720.0%
Bentley 30 0.2% 8 0.1% 275.0%
Cadillac 15 0.1% 24 0.2% -37.5%
Citroen 12 0.1% 32 0.3% -62.5%
Rolls-Royce 6 0.0% 4 0.0% 50.0%
Mitsubishi - -% 11 0.1% -%
Grand-Total 14,849 100.0% 12,345 100.0% 20.3%
出所: 韓国輸入自動車協会(KAIDA)


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