グローバルトップ10メーカー生産予測(2022年第3四半期版)

2022年世界生産は8,250万台に着地見通し、2023年は8,540万台、2024年は9,110万台の予測

2022/10/28

概要

※当予測レポートは、四半期ごとに最新版をリリースします。

・LMC Automotive社による2022年第3四半期時点のレポートによると、2022年の世界のライトビークル生産台数は前年比7.1%増の8,250万台と予測されている。乗用車向けの減税策を支えに中国の足元の生産が大きく増加していることを受け、前回予測から80万台超の上方修正が為されている。

・半導体を中心とした部材不足の緩和が進むと想定されることを背景に、2023年は8,540万台、2024年は9,110万台に回復すると予測している。

・上位10メーカーの生産を見ると、首位トヨタグループ、3位Stellantisグループ、インド市場拡大の追い風を受ける9位スズキグループの生産が堅調に回復すると見られており、2024年のこれらグループの世界生産はコロナ前(2019年)の水準を上回ると予測されている。一方でVWグループ、ルノー日産三菱グループ、現代グループといった他のグループは、2024年においてもそれぞれの2019年実績に届かない予測となっている。

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