メキシコ/ブラジルの日系部品メーカー :工場建設・増産相次ぐ

エイチワン、曙ブレーキ、ジヤトコ、ユニプレス、アイシン精機、デンソーなどの動向

2011/12/28

要 約

 以下は、メキシコ/ブラジルでの日系部品サプライヤーの動向である。両国では日本自動車メーカーが相次いで新工場建設を計画。それに合わせた部品サプライヤーの進出/増産も相次いでいる。

 メキシコで、日産はAguascalientes州とMorelos州に2工場を持っており、第3工場の建設計画が報じられている。ホンダはJalisco州に既存工場があるが、Guanajuato州に年産20万台規模の新工場を建設中で、2014年前半に稼働を開始予定。マツダはGuanajuato州に年産能力14万台の新工場を建設し、2013年度中の稼働を予定している。また、メキシコは北米への自動車部品輸出拠点であるだけでなく、メキシコとブラジル間は自動車部品の輸出入に関税がかからないため、南米向けの輸出拠点ともなっている。

 ブラジルの自動車市場は、2010年に販売台数が350万台を超え、世界第4位の市場規模となり、2011年も350万台を上回ると予想されている。日系メーカーでは、トヨタが既存工場のあるSao Paulo州に新型小型車工場を建設中。年産7万台規模で、2012年後半に生産開始を予定している。日産もRio de Janeiro州に年産20万台規模の工場を建設を発表し、2014年前半の稼働開始予定。

なお、ブラジルでは、輸入車、部品の現地調達率の低い現地生産車に対する工業製品税を30ポイント引き上げる措置を2011年12月16日より開始。