LMC Automotive 2018年9月自動車市場月報(欧州)

2018年9月の西欧販売は23.0%減の105.0万台、季節調整済み年率換算販売は1,126万台/年に減少

2018/10/10

※当レポートは自動車、パワートレイン分野の市場予測サービス専門の調査会社 LMC Automotive によるライトビークル市場トレンドレポートをマークラインズが翻訳したものです。

  • 西欧の9月の乗用車販売台数は前年同月比23.0%減の105.0万台となった。新排ガス規制WLTPの導入を前に8月は駆け込み需要から販売が急増していたが、9月は厳しい反動減に見舞われた。9月の季節調整済み年率換算販売は過去最高を記録した8月の1,838万台/年から1,126万台/年へ急減した。
  • フランス、スペイン
    フランスの9月の販売は前年同月比12.8%減となったが、1~9月累計販売は前年同期比で6.5%増となった。スペインの9月の販売は前年同月比17.0%減、9月の季節調整済み年率換算販売台数は110万台/年となり、過去最高を記録した前月(194万台/年)から急減した。
  • イタリア、ドイツ、英国

    イタリアの9月の販売は前年同月比25.4%減となり、9月の季節調整済み年率換算販売はほぼ3年ぶりに160万台/年を下回った。ドイツの9月の販売は前年同月比30.5%減で、イタリアの25.4%減よりもさらに大きな減少幅となった。それでも、ドイツの1~9月累計販売は2.4%増となった。英国の9月の販売は前年同月比20.5%減(約87,000台減)となった。低調な9月の結果から、1~9月累計販売も7.5%減となり、2018年が英国市場にとって厳しい年であることがより明らかとなっている。

  • 今後の展望
    西欧全体として、WLTP導入による販売前倒しの後に予期されていた反動減がまさに9月に発生したが、前年同月比の減少率は各国ごとに異なり、決して均一ではなかった。LMC Automotiveでは、西欧の2018年通年販売を前年比1.4%増と予測するが、いくつかの主要市場がピークに達しつつある中で2019年の通年販売は前年比0.8%増と予測する。