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ガルバノスキャニング式レーザー溶着機 VL-W1 シリーズ

2016/08/04公開

概要

パナソニックデバイスSUNXよりガルバノスキャニング式レーザ溶着機VL-W1 シリーズが
リリースされました。
レーザマーカから継承した操作性能を盛り込み、簡単操作で導入工数を削減します。

動画

ガルバノスキャニング式レーザー溶着機 VL-W1 シリーズ紹介動画

特徴

VL-W1 シリーズは装置構成に必要なレーザー光源、光学ユニット、走査機構をオールインワン化。ガルバノスキャニング式レーザーヘッドは、内蔵のガルバノミラーでレーザー光を走査するため、ヘッド自体を動かす必要がありません。スカラロボットやＸＹステージを使ったレーザーヘッド自体を動かす機構に比べ、システム設計の工数削減とコンパクトな装置構成に貢献します。

製品URL

http://www3.panasonic.biz/ac/j/fasys/processing/processing/vl-w1/index.jsp

用途・実績

◆デジタルガルバノ搭載◆
デジタル式ガルバノは、アナログ式に比べ、温度特性が格段に優れています。周辺温度が変化しても照射位置がズレにくいため、安定した品質で生産が可能です。

◆曲線部パワー補正機能◆
常に同じレーザー出力で溶着すると、曲線部分は直線部分より原理的に熱がたまりやすいため、均一な溶着にならない場合があります。スカラロボット等では、この曲面部のパワー調整に非常に工数がかかりました。
ガルバノ方式のVL-W1は複雑な加工パターンでも簡単機能で均一な溶着が可能です。

◆照射ビーム径可変機構◆
ø0.7～ø2.0mmのビーム径可変機構を搭載。光学部品の取替えなしで、目的の溶着幅に合わせることが可能です。ワーク間距離を変えずに調整できるため、作業工数の短縮に貢献します。

◆ リアルタイムパワーモニタ機能◆
高性能パワーメータで測定したデータをリアルタイムに出力することが可能です。
また、あらかじめ設定した上下限範囲を超えた場合に、外部に知らせる加工パワー監視機能もあり。不良品の流出防止や生産・品質管理に役立ちます。

設備

【用途】
製品に密閉性や防水性を持たせる為の樹脂同士の封止用途、
接着材やネジ止めからの置換えによる工程やランニングコストの削減

【参考写真】
車載センサ：カバーの溶着
ECU：カバーの溶着
表示器：防水パネルの溶着

その他価格等自由記入欄

◆弊社製品情報は、下記ＨＰにてご確認ください。

　・レーザマーカに関する製品情報
http://www3.panasonic.biz/ac/j/fasys/lasermarker/index.jsp?xadid=mkl00102

　・画像検査機に関する製品情報
http://www3.panasonic.biz/ac/j/fasys/vision/index.jsp?xadid=mkl00103

　・ＦＡセンサ／安全機器に関する製品情報
http://www3.panasonic.biz/ac/j/fasys/index.jsp?xadid=mkl00104