イーグル工業 (株)
会社概要
業容
-メカニカルシール、特殊バルブおよびその他密封装置関連製品の製造・販売。
-NOKの関連会社。
-次世代自動車・エネルギーの各市場向けに、固有の技術を活かした製品の開発、販売に注力。
業績ハイライト
-2023年3月期、連結売上高157,380百万円 (11.7%増)、営業利益9,264百万円 (22.5%増)、経常利益12,277百万円 (13.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益6,796百万円 (19.0%増)。
*( )内は前期比の増減率を示す。
資本構成
2022年4月、東京証券取引所第一部からプライム市場に移行。 | (2023年3月31日現在) |
氏名および名称 | 出資比率 (%) |
NOK株式会社 | 29.77 |
フロイデンベルグ・エス・エー | 7.64 |
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 7.01 |
第一生命保険株式会社 | 5.54 |
株式会社日本カストディ銀行 (信託口) | 4.88 |
イーグル工業持株会 | 3.89 |
株式会社三井住友銀行 | 3.10 |
株式会社三菱UFJ銀行 | 2.65 |
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(役員報酬BIP信託口) | 1.73 |
株式会社中国銀行 | 1.28 |
合計 | 67.49 |
主要製品
自動車向け製品 (Automotive products)
-高速回転・低電費/低燃費化関連機器用 (For high surface speed, energy saving systems)
- EV駆動モーター冷却システム/減速機用低トルク・高速回転対応メカニカルシール (Low torque, high speed seals for EV drive motor cooling system / gearbox)
- 超高速回転機器用低トルクメカニカルシール (Low torque seal for extremely high speed applications)
- ウォーターポンプ用低トルクメカニカルシール (Low torque seal for water pumps)
- 電動ウォーターポンプ用低トルクカーボン軸受 (Low torque carbon bearing with textured washer for electric water pump)
-カーエアコン用 (For air-conditioning compressor)
- ソレノイド式電子膨張弁
- 電動コンプレッサ用リップシール
- 可変容量コンプレッサー用コントロールバルブ (Control valve (for variable displacement A/C compressors))
- コンプレッサー用リップシール (Lip seal (for A/C compressors))
- コンプレッサー用メカニカルシール (Mechanical seal (for A/C compressors))
-ウォーターポンプ用 (For water pump)
- 電動ウォーターポンプ用リップシール
- ウォーターポンプ用メカニカルシール (Mechanical seals (for water pumps))
- カーボン軸受 (Carbon bearing)
-燃料供給系 (Fuel systems)
- メタルダイアフラムダンパー (Metal diaphragm damper (Pulse dampener capsule ))
- ハイブリッド車用フューエル・タンク・アイソレーション・バルブ (Fuel tank isolation valve (FTIV for hybrid vehicles))
-ターボ・吸気・排気関連 (Charging/Intake and Exhaust systems)
- ウェイストゲートアクチュエーター (Wastegate actuator)
- 可変ターボアクチュエーター (VG turbocharger actuator)
- イジェクター (Ejector)
- メタルシール (Metal seal)
-ドライブトレイン用 (For drivetrain systems)
- AT/CVTソレノイドバルブ (AT/CVT solenoid valves)
-足回り・ブレーキ関連 (Suspension/Undercarriage/Brake)
- ショックアブソーバー用ソレノイドバルブ (Shock absorber solenoid valves)
-その他自動車関連 (Other applications)
- 燃料電池用水素制御ソレノイドバルブ (Fuel cell solenoid valves)
- 成形ベローズ応用製品 (Bellows products)
- ケーブル断線防止用通電継手SYジョイント (Electrically conductive SY Joints (for cable break prevention))
- ルブレス 焼結金属機械部品 (Lubles sintered mechanical parts)
- ルブレス 焼結無給油軸受 (Lubles oilless sintered bearings)
Eagle ABC Technology S.A.S.の製品
-ボビン、コイル、ソレノイドバルブ、アンテナ、センサー等 (Bobbins, coils, solenoid valves, antennas, sensors, etc.)
沿革
1964年10月 | 日本シールオール株式会社 (現イーグル工業株式会社) 設立。 |
1965年04月 | 埼玉事業場稼動開始。 |
1969年05月 | アトウッド・アンド・モリル社 (米国) と電力業界向バルブに関する技術提携契約を締結。 |
1971年04月 | 岡山事業場稼動開始。 |
1971年12月 | ザ・ベンディックス社 (現ルーカスウェスタン社 (米国)) とダイアフラムカップリングに関する技術提携契約を締結。 |
1977年12月 | 岡山事業場、高圧ガス設備試験製造認可認定事業所の許可を取得。 |
1978年06月 | 社名イーグル工業株式会社に改称。 |
1978年10月 | 東京・名古屋・大阪・(現各支社) 広島各営業所を開設。 |
1978年12月 | 建設業 (機械器具設置工事業) の資格を取得。(東京都知事許可 (般8) 第52844号) |
1979年04月 | 福岡営業所を開設。 |
1979年06月 | Eagle Industry Taiwan Corporationを設立。 |
1979年10月 | 米国でのベローズバルブの製造販売を目的とするEagle EG&G INC. (現EKK Eagle AMERICA INC.) を設立 神戸営業所 (現支店) を開設。 |
1982年01月 | 東京証券取引所市場第二部へ上場。 |
1984年12月 | 成形・電着ベローズの生産を開始。 |
1985年04月 | メカニカルシール等の製造を目的とした有漢精密株式会社を設立。 |
1987年10月 | P.T. Eagle Industry Indonesiaを設立。 |
1987年12月 | NOK (株) および瑞進通商 (韓国) との合弁により、メカニカルシールの製造・販売を目的としたNOK Eagle Korea Co., Ltd.を設立。 |
1988年01月 | Eagle Industry (Thailand) Co., Ltd.を設立。 |
1988年02月 | バルブメンテナンスを目的とするイーグルサービス株式会社を設立。 |
1988年04月 | EG&G社 (米国) との合弁により航空・宇宙産業向の金属ガスケット、シール等の製造を目的とするイーグルEG&Gエアロスペース株式会社(現イーグル・エンジニアリング・エアロスペース株式会社)を設立。 |
1988年09月 | Eagle Industry Australia PTY. Ltd.を設立。 |
1989年03月 | メカニカルシール等の製造を目的としたイーグル工機株式会社を設立。 |
1990年01月 | 水戸営業所を開設。 |
1990年11月 | メカニカルシール等の製造を目的とした島根イーグル株式会社を設立。 |
1991年08月 | ジムラックス社 (ドイツ) に資本参加。 |
1991年09月 | 東京証券取引所市場第一部へ上場。 |
1993年12月 | イーグルテクノ東日本株式会社を設立。 |
1994年11月 | EKK Eagle Industry Asia Pacific PTE. Ltd. (シンガポール) を設立。 |
1994年12月 | イーグルテクノ西日本株式会社を設立。 |
1995年04月 | イーグルテクノ京浜株式会社を設立。 |
1995年04月 | イーグルテクノ東海株式会社を設立。 |
1995年05月 | アスムス社 (ニュージーランド) へ資本参加し、イーグルアスムス社に改称。 |
1995年10月 | 横浜支店を開設。 |
1996年02月 | 溶接金属ベローズ等の製造を目的としたイーグル精密株式会社を設立。 |
1996年04月 | イーグルテクノ大阪株式会社を設立。 |
1996年04月 | イーグルテクノ中国株式会社を設立。 |
1996年09月 | エアロスペース北海道株式会社を設立。 |
1997年04月 | 北関東出張所を開設。 |
1997年09月 | 北海道営業所を開設。 |
1998年04月 | イーグル工機株式会社とイーグル精密株式会社が合併し、新潟イーグル株式会社に改称。 |
1998年06月 | コントロールバルブ等の製造販売を目的とするEagle-Witzenmann SAS (フランス) を設立。 |
1999年04月 | イーグルテクノ仙台株式会社を設立。 |
1999年04月 | イーグルテクノ姫路株式会社を設立。 |
2000年04月 | 英国CPI社と日本および台湾での独占販売契約を締結しCPI社製シール製品を販売開始。 |
2001年04月 | イーグルテクノ九州株式会社を設立。 |
2002年09月 | メカニカルシール、リードバルブ等の販売製造を目的とした伊格尓机械密封 (無錫) 有限公司 (中国) を設立。 |
2003年04月 | イーグルテクノ東日本株式会社を存続会社としイーグルテクノグループ9社を合併し、商号をイーグルテクノ株式会社 (現イーグルブルグマンジャパン株式会社) に変更。 |
2004年01月 | 株式会社神戸製鋼所から株式会社コベルコ・マリンエンジニアリング (現コベルコイーグル・マリンエンジニアリング株式会社) の株式65%を取得。 |
2004年10月 | 新潟イーグル株式会社は、イーグルブルグマン株式会社に社名変更。 |
2004年10月 | イーグルテクノ株式会社は、イーグルブルグマンテクノ株式会社に社名変更。 |
2005年01月 | ブルグマン社 (ドイツ) 製品を日本国内で販売開始。 |
2005年10月 | 一般産業機械業界向けメカニカルシール等について、ブルグマン社との合弁事業契約を締結。 |
2006年01月 | イーグルブルグマン株式会社は、イーグルブルグマンジャパン株式会社に社名変更。 |
2006年04月 | NOK Eagle Korea Co., Ltd.はNEK Co., Ltd.に社名変更。 |
2007年11月 | イーグルブルグマンジャパン株式会社とイーグルブルグマンテクノ株式会社はイーグルブルグマンジャパン株式会社を存続会社として合併。 |
2009年03月 | インドのイーグル・シールズ・アンド・システムズ・インディアLtd. (存続会社) とブルグマンインディアPVT. Ltd.を合併、商号をイーグルブルグマンインディアPVT. Ltd.に変更。 |
2009年04月 | イーグルブルグマンジャパン株式会社の25%株式をブルグマンインターナショナルGmbHに売却。 |
2009年09月 | ブルグマンインダストリーGmbH& Co. KG (現イーグルブルグマンジャーマニーGmbH& Co. KG) に25%出資。 |
2012年11月 | メキシコにEKK Eagle Industry Mexico S.A. de C.V.を設立。 |
2017年02月 | 本社事務所を東京都港区芝公園2丁目4番1号に移転。 |
2022年04月 | 東京証券取引所の市場区分見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。 |