新会社

-子会社「儀征双環活塞環有限公司」と日本ピストンリングが設立した合弁会社「儀征日環亜新科粉末冶金製造有限公司」が2013年12月に稼働を開始。同社は粉末冶金バルブシートを主に生産する。2016年までに従業員を300名へ増員し、年間90百万個のバルブシートを生産、売上高を3億元までに増加させる計画。(2013年12月24日付けプレスリリースより)

受注

-2013年11月、米 Navistarより初めてアルミダイカスト部品2種を受注した。(2013年11月30日付けプレスリリースより)

-子会社「亜新科 (天津) 汽車零部件有限公司」は北米Paccarに初めて供給するＬ型エンジンブラケットがPPAP (Production Part Approval Process) 審査に合格し、小ロット生産を開始したと発表。(2013年11月20日付けプレスリリースより)

-子会社「ASIMCO NVH」は2013年9月、トキコ蘇州よりダイヤフラムを受注し、11月より本格生産を開始すると発表。トキコは日立製作所の子会社で、トキコ 蘇州の製品は東風日産に供給されている。ASIMCO NVHはダイヤフラムを将来の主力商品に位置付けており、現在独Bosch、Continentalと提携している。(2013年10月11日付けプレスリリースより)

-子会社「亜新科美聯 (廊坊) 制動系統有限公司」は2013年5月、独Mercedes Benzから初めてコンプレッサーを受注したと発表。これは2012年6月の北京福田ダイムラーからの受注に続くダイムラーとの契約で、2016年に正式に量産を開始する計画。(2013年5月2日付けプレスリ リースより)

-子会社「亜新科鋳造有限公司」は、PACCARよりLブラケットモールドを受注したと発表した。受注金額は20万米ドルに上る見込み。製品はアルミダイカスト、ラバーパッ ド、ロックナットから成る小さな組立部品。(2013年4月4日付けプレスリリースより)

受賞

-子会社「ASIMCO NVH」は2013年3月、独Bosch本社から2013年グローバル優秀サプライヤー賞を授与されたと発表。Boschのグローバルサプライヤーに 選出されたのは2010年から連続で4回目。同社とボッシュとの取引は1999年に始まる。2012年の対ボッシュ売上高は3,984万元で、累計売上高 はすでに4億元を超えている。ここ数年同社が開発した部品は次々と量産に入っており、2013年Bosch長沙向けギアカバーは8百万-10百万元の増収 が、Bosch蘇州向けのABS用パッドは3百万元の増収、同じくBosch蘇州のエレクトロニクス部門向けショックアブソーバーユニットは1.5百万元 の増収が見込まれている。(2013年5月30日付けプレスリリースより)

-子会社「亜新科噪声与振動技術(安徽)有限公司 (ASIMCO NVH Technologies Anhui)」は2013年3月13日、長城汽車シャーシーモジュールが開催したサプライヤー大会において優秀サプライヤー賞を受賞したと発表。(2013年3月26日付けプレスリリースより)

-子会社「儀征双環活塞環有限公司」は2013年1月18日、上海柴油機股分有限公司が開催したサプライヤー大会において2012年度優秀サプライヤー賞を受賞した。納期厳守、安定した品質、新製品共同開発、現場でのサービスなどが評価され9年連続の受賞となった。また、同社は2012年12月23日玉柴機器(Yuchai Machinery)が開催したサプライヤー大会においても2012年度優秀サプライヤー賞を受賞している。(2013年2月28日付けプレスリリースより)

-子会社「亜新科噪声与振動技術(安徽)有限公司 (ASIMCO NVH Technologies Anhui)」は2013年1月7日、上汽GM五菱 (SAIC-GM-Wuling)が重慶で開催した2013年サプライヤー大会において、”2012年度優秀品質賞”を受賞。この賞を受賞したのは参 加した世界のサプライヤー621社のうち4社のみ。 ASIMCO NVHは2008年にChevrolet「N300」、「SPARK」で上汽GM五菱に正式に部品供給を開始。2012年には「N300」では80% のシェアを、「N108」では独占供給権を取得し、売上高を1億元近くまで伸ばしている。また2012年は「CN100B15」のエンジンマウント、 「N400」のシャーシーのスリーブ類16品種、「N310B12MCE」のエンジンマウント、「N111」および「N111D09」のディーゼルエンジ ンマウントの独占開発、供給権を取得した。(2013年1月21日付けプレスリリースより)

-濰柴動力股份有限公司は2013年1月7日サプライヤー大会を開催。濰柴動力に部品供給している亜新科工業技術有限公司(ASIMCO)の子会社「亜 新科美聯(廊坊)制動系統有限公司 」、「儀征双環活塞環有限公司」、「北京亜新科天緯油泵油嘴股份有限公司」、「亜新科国際鋳造（山西）有限公司」はこれに参加し、このうち亜新科美聯(廊坊)制動系統有限公司が2012年度優秀提携サプライヤー賞を受賞した。(2013年1月17日付けプレスリリースより)

審査合格

<儀征双環活塞環有限公司>
-2013年11月、江鈴汽車のISIR (Initial sample inspection report) 検査に合格したと発表。

-2013年11月、安徽江淮納威司達柴油発動機有限公司(略称：江淮 Navistar) のPPAP (Production Part Approval Process) 検査を受け、これに合格したと発表。同社は2011年に江淮 Navistarのエンジン2モデルのピストンリング開発権を取得している。

-2013年9月、鄭州海馬 (Haima) のOTS審査に合格。OTS審査では生産工程文書、体系管理、製品開発、検査設備、加工コントロールプロセス、生産現場管理に関する審査が行われる。 この審査に合格したことで同社は鄭州海馬向け製品の量産が可能になった。

-2013年9月、東風汽車ポンプ有限公司(Dongfeng Motor Pump Co., Ltd.) の審査に合格。

-2013年7月、ドイツのピストンリングメーカーKS社のサプライヤー審査に合格。

<亜新科凸輪軸 (儀征) 有限公司>
-2013年10月、Cumminsの購買部門による評価審査を受け、これに合格。

<亜新科NVH>
-2013年9月、独Continentalと業務提携を結ぶことで合意した。すでにContinental社によるVDA6.3審査に合格し、Continental社最大のサプライヤーになっている。

<亜新科美聯 (廊坊) 制動系統有限公司>
-2013年7月、濰柴動力股份有限公司が同社の水冷シリンダーライナーコンプレッサーに対して行った市場評価審査に合格したと発表。

研究開発体制

-R&Dセンターが６カ所保有。

-安徽省蕪湖市にエンジンとシャシーのNVH技術と関連製品を研究開発する。

-保有するNVH技術R&Dセンターは中国合格評定国家認可委員会(China National Accreditation Service for Conformity Assessment)通称CNASの審査に合格。

技術提携

提携社	生産拠点	製品	方式
Haldex AB (スウェーデン)	亚新科制動技術（廊坊）有限公司	コンプレッサー	許可生産
Caterpillar (米国)	亚新科国際鋳造（山西）有限公司	大型キャスティング (エンジンブロック、シリンダーヘッド)	合弁生産

-子会社「亜新科凸輪軸 (儀征) 有限公司」は2013年5月、上海交通大学とエンジンカムシャフト加工機械用のロボットの研究で提携する契約を締結したと発表。契約金額は百万元。 (2013年5月19日付け各種リリースより)

国内投資

-2013年5月、子会社「亜新科国際鋳造 (山西) 有限公司」は第2鋳造工場の落成式を行った。同社は全国最大規模のエンジンシリンダーブロック、シリンダーヘッドサプライ ヤー。第2工場鋳造ラインを稼働させ、生産能力の拡大を図る。(2013年5月8日付けプレスリリースより)