哈爾浜東安汽車動力股份有限公司 2008年度の動向
ハイライト
2008年の業績
合弁子会社「哈爾浜東安汽車発動機製造有限公司」が三菱自動車とATライセンス供与契約を締結
-2008年6月、三菱自動車は、中国のパワートレーン合弁会社「哈爾浜東安汽車発動製造(DAE)にオートマチックトランスミッション(AT)のライセンスを供与する契約に合意、ハルピン市で調印式を行った。DAEは2008年3月に新工場の建設に着手しており、2010年4月の生産開始を目指す。当初の生産能力は年15万台で初年度は5万台の生産を計画。需要の増加に応じて生産を増強する予定。DAEは三菱自から4/5速ATのライセンス供与を受けて生産し、三菱自が出資する東南汽車(福建省福州市)が生産する「ギャラン」「ランサー」に搭載するほか、中国の地場自動車メーカー向けにも外販する。DAEは現在、ガソリンエンジン30万台、5速MT25万台の生産能力を持っている。(2008年6月27日付日刊自動車新聞より)
単位:百万元 | 2008年度 | 2007年度 | 増減率% | 要因 |
売上高 | 1,754.33 | 1,852.54 | (5.3%) | -微型車用エンジン販売量の減少。 -製品価格の下落。 |
営業利益 | 158.64 | 145.63 | 8.9% | -合弁子会社「哈爾浜東安汽車発動機製造有限公司」の業績好調に伴う投資収益の増加。 |
経常利益 | 160.20 | 150.70 | 6.3% | |
純利益 | 160.20 | 150.70 | 6.3% |
合弁子会社「哈爾浜東安汽車発動機製造有限公司」が三菱自動車とATライセンス供与契約を締結
-2008年6月、三菱自動車は、中国のパワートレーン合弁会社「哈爾浜東安汽車発動製造(DAE)にオートマチックトランスミッション(AT)のライセンスを供与する契約に合意、ハルピン市で調印式を行った。DAEは2008年3月に新工場の建設に着手しており、2010年4月の生産開始を目指す。当初の生産能力は年15万台で初年度は5万台の生産を計画。需要の増加に応じて生産を増強する予定。DAEは三菱自から4/5速ATのライセンス供与を受けて生産し、三菱自が出資する東南汽車(福建省福州市)が生産する「ギャラン」「ランサー」に搭載するほか、中国の地場自動車メーカー向けにも外販する。DAEは現在、ガソリンエンジン30万台、5速MT25万台の生産能力を持っている。(2008年6月27日付日刊自動車新聞より)
設備投資
建設中の設備投資プロジェクト(2008年12月末時点) | (単位:百万元) |
投資項目 | 予算 | 本年度 の投資 |
投資済額の 対予算比率 |
備考 |
DA2シリーズマルチバルブ電子制御燃料噴射エンジンの生産設備増設 | 130.00 | 3.19 | 73.8% | 量産開始 |
BS14Rギア生産ライン増設 | 21.00 | 1.85 | 36.5% | 量産開始 |
クランクシャフト加工ライン増設 | 160.00 | 71.75 | 50.4% | 生産設備の設置完了 テスト生産段階 |