業績

（百万元）

	2012年 12月期	2011年 12月期	増減率	要因
売上高	2,448.82	2,584.54	（5.25）	1)
利益	179.31	199.07	（9.93）	-国内自動車産業が減速
経常利益	177.48	203.26	（12.68）
純利益	151.27	173.63	（12.88）

要因
1）
-OEM向け市場の不振や日中の領土紛争による反日デモの影響を受け、減益につながる。

-2013年の売上が25億元に目指す。

株式譲渡

-2013年、同社の子会社東風汽車電子有限公司が所持する「襄陽東馳汽車部件有限公司」の株式37%を「上海沪晶微電子有限公司」へ売却し、現在の持ち株比率55%を18%に引き下げる。（2012年会社年報より）

-東風電子科技股份有限公司はフレキシブルシャフトを生産する子会社「上海東風康斯博格莫爾斯控制系統有限公司(Shanghai Kongsberg Automotive Dong Feng Morse Co. Ltd.)」の株式を売却し、現在の持ち株比率49%を25%に引き下げる。売却価格は19.8百万元を下回らないものとする。 なお、2011年12月31日時点、上海東風康斯博格莫爾斯控制系統有限公司の総資産が12361.45万元，純資産が5296.77万元、純利益が1279.36万元となる。(2012年4月21日付け会社公告より)

受注

-東風電子科技股份有限公司 (Dongfeng Electronic Technology Co., Ltd.) と延鋒偉世通汽車飾件系統有限公司、Visteonとの合弁会社「東風偉世通汽車飾件系統有限公司 (Dongfeng Visteon Automotive Trim Systems Co., Ltd.)」は2003年の創立から10年目となる2012年上半期、各種新製品を開発、受注し客先から好評を博している。具体的には、神龍汽車向け新製 品6品目、輸出2品目；　東風ホンダ2CN向け自主開発ドアトリム；　広汽三菱「3X45(勁炫)」向けフェンダー；　東風日産「Teana (天籟)」向けドアトリムなど、「Venucia(啓辰)D50」向けインストパネルモジュール；　東風乗用車「S30」向けインストパネル、「A60」向けインストパネルなど。 (2012年9月26日付けプレスリリースより)

-東風電子科技股份有限公司汽車制動系統公司 (Dongfeng Electronic Technology Co., Ltd. Automobile Braking System Company) は2012年3月21日、包頭北奔重型汽車 (Baotou Beiben Heavy-Duty Truck) の購買部一行を迎え、自社の研究開発能力、生産能力、品質保証などについて紹介し、生産現場を案内した。包頭北奔側は今後提携範囲を広げ、関係を強化したいとの意向を示した。同社はすでに包頭北奔に3月からABSを供給しており、そのシェアは60％に達している。 (2012年3月21日付けプ レスリリースより)

社名変更
 -東風襄樊儀表系統有限公司は10月8日付け、社名を「東風汽車電子有限公司」に変更し、運営を開始したと発表した。（2012年10月10付けプ レスリリースより）

-最先端の開発センターを有し、自動車メーカーと共同で製品開発を進めている。

-現在開発中の製品群:

• 自動車用統合インストパネル
• ABS/ASRシステム
• エアディスクブレーキASSY
• 車載ECU
• CV/PVトリム
• ジェネレーター/スターターモーター
• カーナビシステム
• センサー

-2011年、27件の特許を取得。
-2010年、新品開発が25品目、全部量産が開始；33件の特許が承認された。

2012年の主要投資プロジェクト

(単位：百万元)

プロジェクト	予算	2012年12月期の投資額	投資済額の 対予算比率
漕河涇R&Dセンター	44.20	0.66	88.76%
新建物の建設	86.48	3.48	12.19%
施設の更新	18.52	13.01	70.27%