富士機工 (株) 2015年3月期の動向

ハイライト

業績

(単位:百万円)
  2015年
3月期
2014年
3月期
増減率
(%)
備考
全社
売上高 107,054 104,003 2.9 1)
営業利益 6,690 7,052 (5.1) -
経常利益 7,532 7,554 (0.3) -
当期純利益 4,937 4,144 19.1 -


1)地域別売上
-日本:一部顧客需要減の影響等により、48,527百万円で前期比5.3%の減収。
-米州:堅調な自動車販売を背景に北米のコラム事業子会社およびシート事業子会社において受注増となり、19,684百万円で前期比31.7%の増収。
-欧州:為替の円高影響や主要得意先における需要減の影響等を受け、17,755百万円で前期比11.3%の減収。
-中国:為替の円安影響やシート事業子会社およびパワートレイン事業子会社における受注増の影響により、13,947百万円で前期比18.4%の増収。
-東南アジア:タイにおけるコラム事業子会社での受注増等により、7,139百万円で前期比19.3%の増収。

2016年3月期の見通し

(単位:百万円)
  2016年3月期
(予想)
2015年3月期
(実績)
増減
(%)
売上高 108,000 107,054 0.9
営業利益 7,400 6,690 10.6
経常利益 7,800 7,532 3.6
当期純利益 5,000 4,937 1.3


>>>次年度業績予想 (売上、営業利益等)

研究開発費

(単位:百万円)
  2015年3月期 2014年3月期 2013年3月期
ステアリングコラム事業 1,284 1,162 991
シート事業 465 487 492
パワートレイン事業 206 206 348
合計 1,956 1,856 1,831

研究開発体制

-研究開発活動は同社が中心に実施。
-海外子会社に関しては、同社が主として開発試作段階までの基本開発支援を行い、量産試作からは子会社が車両適用開発を実施。
-試作および実験を含め、368名が研究開発に携わっている。
-2015年3月末現在の産業財産権の総数は415件 (国内188件、海外227件)。

-約20億円を投じて静岡県湖西市にテクニカルセンターを建設すると発表した。敷地面積は4,538平方メートルで、延床面積は6,438平方メートル。 2014年11月に着工し、完成は2016年2月の予定。各地区に分散している開発機能を集約し、新製品開発のリードタイム短縮を目指す。(2014年10月28日付プレスリリースより)

研究開発活動

ステアリングコラム事業
-ステアリングコラムに要求される機能・性能を最も合理的な機構・構造で実現するために、塑性加工技術の水準向上をはかりコスト低減、軽量化および安全性・商品性の向上に取り組んでいる。
-グローバル化に対応し、日、米、欧の三極開発体制強化を図り、米国・欧州の顧客も考慮した競争力の強化と品揃えの充実に取り組んでいる。
-自動車メーカーおよびシステムメーカーと走行性能向上に関する将来技術、製品の開発を共同で実施。

シート事業
-シートのリクライナー、ハイトアジャスター、スライド、ロックをはじめとするシート機能のコア部品開発およびシステム開発を実施。環境対策と安全・快適性ニーズの高まりを受けて、小型・軽量・高強度・高機能化とコスト低減活動に取り組んでいる。
-中国での現地化に対応するため、中国開発拠点を設立し、現地材料・工法での開発を実施。
-車両の使い勝手向上のため、RV車等のシートアレンジ対応製品開発に取り組み、多様化する顧客のニーズを満たす製品開発に取り組んでいる。
-株式会社タチエスとは、開発スピードの短縮等シナジー効果を狙って、設計陣の相互受入れによる共同開発を実施。

パワートレイン事業
-シフター部品については、A/Tシフターの構造合理化によるコスト低減・軽量化に取り組み一段の競争力強化を図るため、普及型シフター開発に取り組んでいる。また、操作感、操作音などの操作フィール改善を図る商品力向上対応、将来の小型化対応に備えた商品開発も推進中。
-ドライブプレート等の機関駆動部品については、コスト低減・軽量化に取り組み一段の競争力強化を図るため、独自の塑性加工技術と解析技術、ノウハウを活用した開発に継続的に取り組んでいる。
-大型車部品については、M/T、A/Tコントロール部品を中心に、顧客の仕様を基本とした開発を実施。

技術導入契約

(2015年3月31日現在)
国名 契約先 内容 契約期間
リヒテンシュタイン

ThyssenKrupp Presta AG

ステアリング・コラムの特許クロスライセンス契約 2007年7月30日 - 2017年4月17日

技術供与契約

(2015年3月31日現在)
国名 契約先 内容 契約期間
台湾 台湾厚木工業股份有限公司
[Taiwan Atsugi Co., Ltd.]
ステアリング・コラムの製造技術 1992年10月6日 - 2015年10月5日
(自動継続)
台湾 信昌機械廠股份有限公司
[Hsin Chong Machinery Works Co., Ltd.]
シート・リクライニング機構の製造技術 2008年3月18日 - 5年間又は該当車種の製造期間
スペイン Ficosa International S.A. ATシフタ―の製造技術 2011年6月20日 - 該当車種の製造期間

設備投資額

(単位:百万円)
  2015年3月期 2014年3月期 2013年3月期
ステアリングコラム事業 3,165 3,512 2,306
シート事業 1,039 1,941 2,464
パワートレイン事業 422 256 334
その他 755 - -
合計 5,383 5,710 5,105


-2015年3月期は、日本におけるテクニカルセンターの建設着工および中国やインドネシア等の新興国における生産能力増強ならびに北米、欧州の新規受注による生産体制整備等を実施した。
-2015年3月期の「その他」はテクニカルセンターの建設費用。


設備の新設・改修計画

(2015年3月31日現在)
会社名
事業所名
所在地 事業 投資予定金額
(百万円)
着手 完了 完成後の
増加能力
新設
同社
鷲津工場
静岡県
湖西市
シート事業 1,199 2014年
8月
2016年
3月
変動なし
同社
新居工場
静岡県
湖西市
ステアリングコラム事業 1,946 2013年
7月
2016年
3月
変動なし
同社
本庄工場
埼玉県
本庄市
パワートレイン事業 344 2014年
12月
2016年
3月
変動なし
同社
磐田工場
静岡県
磐田市
シート事業 377 2015年
2月
2016年
3月
変動なし
同社
テクニカルセンター
静岡県
湖西市
- 2,118 2014年
7月
2016年
2月
-
Douglas Autotech Corporation 米国
ケンタッキー州
ステアリングコラム事業 1,440 2015年
4月
2016年
3月
変動なし
Fuji Autotech USA L.L.C 米国
ケンタッキー州
シート事業 570 2015年
12月
2017年
5月
変動なし
改修
同社
鷲津工場
静岡県
湖西市
シート事業 4 2015年
12月
2016年
2月
変動なし