富士機工 展示会取材アーカイブス

2013年 東京モーターショー

ステアリングコラム&ATシフター (コンセプト)

-乗り降りの際ハンドルが助手席側に動き、楽に乗降車が可能。ハンドルの位置を腕からの押し引きの圧力で調節することができる。 -ATシフターはシフター自体を動かすのではなく、指先のみで操作。

ATシフターの進化

-小型化したことにより、シフター横にドリンクホルダーのスペースを確保。

無段可変EA (エネルギー吸収) システム

-ハンドルによる衝突時のエネルギー吸収を体験することができた。

新標準強度リクライナー

-特に薄型化を重視 -2015年量産予定

快速自動格納シート (コンセプト)

-シート骨格の軽量化 (アルミ化) により、格納速度を向上

2011年 東京モーターショー

電動アッパーチルト&テレスコステアリングコラム

搭載モデル: 日産 「Fuga」、「Murano」

商用車用チルト・テレスコ ステアリングコラム

搭載モデル: Daimler, Volvo Trucks, Scania等の大型トラック

可変エネルギー吸収機構付きステアリングコラム

チルト&テレスコ ステアリングコラム

搭載モデル: PSA Peugeot 「5008」

リフター用ギヤードモーター

スライドレール

ラウンドリクライナー

採用自動車メーカー: 日産、ホンダ、三菱自動車、マツダ、GM、Ford、Chrysler

ロックシリーズ

ハーネスレスATシフター

シフト・バイ・ワイヤーシフター

普及型マニュアルモード付きATシフター

搭載モデル: 日産 「Juke」、「Murano」、「Teana」、「Tiida」、「Maxima」

普及型ストレート式ATシフター

搭載モデル: 日産 「Juke」、「March」、「Tiida」

中国製2ピースドライブプレート

搭載モデル: 2012年度立ち上げ、小型車に採用予定

ロール成形アイドラプーリー

2005年 東京モーターショー

<開発中技術の展示>
可変エネルギー吸収機構付きチルトテレスコ ステアリングコラム【日本初】  <<<技術詳細
・バイロ(火薬式)アクチュエーターの使用により、衝突時の衝撃に応じて衝撃吸収エネルギーを瞬時に可変する。
(ダイセル化学工業と共同開発/開発完了予定:2006年前半)

がた無し低しゅう動シャフト【日本初】 <<<技術詳細
・ニードルローラによりしゅう動を低減。
・ばねとテーパースライダーの予圧により回転がたを抑制する。(開発完了予定:2006年前半)

ファインブランキング加工【世界初】  <<<技術詳細
・ロックプレートのファインブランキング加工において、コイニング工程を追加。歯部の抜きだれ量を極小化することで、強度向上を狙う。(開発完了予定:2006年前半)

プッシュボタン式マニュアル無段階リクライナー【世界初】 <<<技術詳細
・ボタンのワンタッチ操作により無段階の調節が可能。
・高強度の遊星歯車を用いたロックオン・ロックオフ構造の実現。
・シートバックのガタ吸収

モーターアシスト用A/Tシフター【世界初】 <<<技術詳細
・アルミダイカスト製ベースブラケットの使用により、小型・軽量化
・ノブのワンタッチ組付けにより、O/Dスイッチハーネス接続可能

SBWバックアップ用ケーブルコラム <<<技術詳細
・ステアバイワイヤーのフェールセーフとして、電源故障時にも使用できるケーブル式ステアリングコラム。
・シャフトレスによる衝突安全性向上。
(光洋精工との共同開発)

ロータリースウェージング加工技術 <<<技術詳細
・長手方向に材料が流動しやすい金型形状と加工条件を設定。
・ステアリングコラム・テレスコシャフトの内径スプライン精度を向上。

オルタネータ用デカップリングプーリー <<<技術詳細
・プーリーとハブの間にインサートされた弾性体で、回転変動を吸収する構造。
・弾性体の硬度を変えることで、回転変動量の吸収率を調整することが可能。
(開発完了予定:2007年後半)

新スライドレール <<<技術詳細
・ボール転動構造により、滑らかな作動を実現。また、断面の内部にスペースを確保することで、設計自由度を高める。(開発完了予定:2006年前半)

がた無しジョイント <<<技術詳細
・エラスティックピースで、軸方向がたの吸収と揺動トルクの低減を両立
・スパイダーとローラーの締め代で、軸直方向がたを抑制
(開発完了予定:2006年前半)