スタンレー電気株式会社 2006年度の動向
ハイライト
単位: 百万円 |
2007年3月期 | 2006年3月期 | 増減率 (%) |
要因 |
全社 | ||||
売上高 | 338,680 | 311,785 | 8.6% | - |
営業利益 | 40,649 | 32,039 | 26.9% | |
経常利益 | 43,612 | 34,769 | 25.4% | - |
純利益 | 26,283 | 20,619 | 27.5% | - |
自動車機器事業 | ||||
売上高 | 231,138 | 213,993 | 8.0% | (1) |
営業利益 | 21,778 | 16,448 | 32.4% |
(1: 自動車の生産台数が世界規模で堅調に推移する市場環境の中、アダプティブフロントライティングシステム(AFS)やディスチャージヘッドランプ(HID)、LEDリアコンビネーションランプなどの高付加価値製品が増えたことにより、売上高は増加。二輪事業も、国内及びアジアで堅調に推移したことにより売上高は増加。
開発動向
2007年3月期の研究開発費の総額は4,476百万円、自動車機器製品関連1,835百万円、電子機器製品関連1,343百万円、全社共通が1,297百万円
主な研究開発分野
1.オプトエレクトロニクス分野
・高出力白色LED
・高出力赤色/赤外LED
・高速高感度イメージセンサー
2.ディスプレイ分野
・超高コントラストLCD
・光マイクロスキャナ
・ディスプレイ駆動回路
3.光源・照明分野
・自動車用照明機器
・冷陰極型蛍光ランプ(CCFL)
・LED道路照明・屋内照明及び駆動電源
・液晶表示用面光源ユニット
4.ソフトウェア分野
・配光シミュレーション
・光学デバイス最適形状設計ツール
5.上記デバイスや技術を総合化した応用製品
技術導入(2007年3月時点)
提携先 | 内容 | 期間 |
株式会社日立製作所 | 液晶表示装置に関する特許 | 該当特許の有効期間中 |
日亜化学工業株式会社 | 白色LEDに関する特許 | 該当特許の有効期間中 |
技術提供(2007年3月時点)
提携先 | 内容 | 期間 |
Thai Stanley Electric Public Co., Ltd. (タイ) | 自動車用ランプ類に関する技術 | 2009年3月31日 |
SL Lighting Corporation (韓国) | 自動車用ランプ類に関する技術 | 2009年3月31日 |
大億科技股份有限公司 (台湾) |
面光源に関する技術 | 2008年3月31日 |
Lumax Industries Ltd. (インド) | 自動車用ランプ類に関する技術 | 2007年3月31日* |
設備投資
内、四輪事業製造設備に19,987百万円。
設備の新設計画(自動車機器事業)
会社名 (事業所名) |
設備の 内容 |
投資予定 総額 (百万円) |
着手年月 | 完了予定 年月 |
スタンレー電気 (秦野製作所他) |
四輪事業設備 | 26,802 | 2006年4月 | 2008年3月 |
天津斯坦雷電気有限公司 | 四輪事業設備 | 2,090 | 2005年12月 | 2008年3月 |
Stanley Electric U.S. Co., Inc. | 四輪事業設備 | 2,194 | 2006年7月 | 2008年3月 |