ホンダの中国事業: 小型SUV Vezel/XR-Vが好調、2016年販売は100万台へ

2016年はAcuraブランド車の現地生産開始

2015/12/25

要 約

 中国自動車市場が減速しドイツ系、アメリカ系各社が伸び悩む中、日系メーカーの各社の販売は好調。その中でも特にホンダは、2015年1-11月の累計小売台数が前年同期比33.0%増の87万台と大幅増を記録。中国市場で受け入れられている小型SUVモデルの新車種VezelとXR-Vの好調が貢献し、1-11月累計で2モデル合わせて20万台を販売した。

 2016年には新型Civic、新しいコンパクトハッチバックモデルを投入予定。そして、高級ブランドAcuraの小型SUV、Accordのハイブリッドモデルの現地生産も開始する。2016年は100万台を越える販売を目指すと見られる。

 今後の販売拡大に備えて、広州汽車との合弁会社 広汽ホンダでは2015年9月に年産能力12万台の第三工場を稼働。小型車Fitの生産を開始しており、将来的にVezelなども生産していく。これによりホンダの中国での年産能力は113万台まで高まった。

 一方、東風汽車との合弁会社 東風ホンダでは、武漢の第三工場建設プロジェクトを当面見送る。東風ホンダの2015年1—11月の生産台数は34.4万台で前年同期比12.3%増と伸びているが、同社の年産能力48万台に対しては余裕がある。まずは稼働率の向上を図り、工場新設の検討を再開する方針とみられ、現在のところ2017年から計画を再開し、2018年7月に稼働する可能性が大きいという。