United Automotive Electronic Systems Co., Ltd. [聯合汽車電子有限公司] 2015年12月期の動向

燃料漏れによるリコール

-同社が製造したフューエルポンプのフランジリターンチューブブラケットにクラックが入り燃料漏れを起こす可能性があるとして、奇瑞汽車 (Chery Automobile)、華晨汽車 (Brilliance Auto)、 長城汽車 (Great Wall Motor) は、2014年12月15日より合計559,882台をリコールすると発表した。リコール対象車は以下の通り。
・奇瑞汽車:2005年3月から2013年12月までに生産した一部のA3、新東方之子 (New Eastar)、V5、QQ6 計289,773台
・華晨汽車:2006年1月から2011年12月までに生産した一部の尊馳 (Zunchi)、駿捷 (Junjie)、酷宝 (Coupe) 計238,024台
・長城汽車:2007年7月から2014年1月までに生産した一部のV80、精霊 (GWPERI) 計32,085台。(2014年11月20日付け各種リリースより)

生産実績

-2014年11月、無錫工場は2億個目となるインジェクターのラインオフを祝う式典を行った。無錫工場は5本の生産ラインを有しており、2014年の生産量は26百万個超に達する見込み。 (2014年12月1日付け各種リリースより)

-無錫工場の高圧オイルポンプ生産ラインの設備据え付けが完了した。無錫工場では生産サイクルタイムを18秒から10秒に短縮すべく、2013年初めから生産ラインの更新を進めてきた。2014年3月より量産を開始する予定。生産量は80%増加し、年産180万台に達する見込みである。(2014年3月3日付け各種リリースより)

研究開発施設

-上海市、重慶市、安徽省蕪湖市の技術センターは、完成車、エンジン、AT、電動ドライブシステムなどの世界で先端的な開発実験室を保有して、エンジンマネジメントシステム、自動トランスミッションコントローラー、ボディ用電子コントロールシステム、電力ドライブコントロールシステム等の部品、そしてエンジン/自動トランスミッション/ボディ用電子部品/電力ドライブコントロールのシステム、ソフトウェア、ハードウェアを研究開発し、パワートレインの試験も行う。

-2015年1月1日現在、技術センターは1326名の従業員を保有。そのうち、エンジン/トランスミッション部門は1103名、ボディ用電子部門94名、電力ドライブ部門129名。

研究開発連携

-同社は、河北省保定市に位置する長城汽車の「Haval R&D center」内に長城汽車との共同開発センターを開設した。(2015年6月30日付けプレスリリースより)

-2014年9月、トランスミッション事業部は、哈爾浜東安汽車動力股份有限公司の子会社「哈爾浜東安汽車発動機製造有限公司 [Harbin Dongan Automotive Engine Manufacturing Co., Ltd.]」と6ATコントロールシステムを共同開発すると発表した。6ATの生産開始時期は不明。なお両社は4ATの共同開発を行い、すでに量産に入っている。(2014年9月28日付けプレスリリースより)

産学連携

-同社は、同済大学及び上海交通大学と、大学・企業連携協議書に調印し、人材育成、産学研連携、資源情報共有などの分野において、全面的な連携を展開する。同社はとっくに6年前には、同済大学と大学・企業連携協議に調印。