Camel Group Co., Ltd. [駱駝集団股份有限公司] 2013年12月期の動向
ハイライト
業績 |
(単位：百万元) |
| 2013年12月期 | 2012年12月期 | 増減率 (%) | 要因 | |
| 売上高 | 4,619.61 | 3,972.78 | 16.28 | -主力業務の売上が増加 |
| 営業利益 | 564.99 | 431.33 | 30.99 | -販売、利益が増加 -コスト抑制 -販売の強化 |
| 経常利益 | 615.06 | 544.27 | 13.01 | |
| 純利益 | 532.33 | 480.09 | 10.88 |
買収
-2013年7月、揚州阿波羅蓄電池有限公司 (Yangzhou Apollo Battery Co., Ltd.) を買収することで、その株主であるオーストラリアのOriental Technologies Investment Limited およびIndeveno Industrial Supply Pty. Ltd. と株式譲渡に関する合意書を結んだと発表。揚州阿波羅蓄電池有限公司は 大容量シールドメンテナンスフリー鉛酸バッテリーの生産販売をしており、登録 資本金は約1,310万米ドル。2012年末の総資産は2.98億元、営業収益4.57億元、 純利益1,884万元だった。(2013年7月22日付け会社公告より)
戦略提携
-2013年末、東風汽車股份有限公司とリチウム電池の開発提携に関して、「自 動車新エネ技術開発工程協力契約」を署名。
納入
-2013年、同社のAGMスターターストップ用電池はボルボ、東風乗用車による製品認定に合格し、納入を開始。
受賞
-2013年、GMからGP-8改善賞、Fordから品質賞を受賞。
2014年12月期の見通し
-2014年、営業収入が55億元の見通し。
開発動向
開発拠点
| 名称 | 業務内容 | 所在地 | 設立 | 持株比率 |
| 湖北駱駝蓄電池研究院有限公司 | 電池技術の開発 | 湖北省 襄樊市 |
2004年 | 100% |
| 湖北金駱駝特種電源装備科技有限公司 | 各種電池の開発 | 湖北省 襄樊市 |
2011年 | 51% |
| 湖北駱駝電気技術有限公司 | 電子製品の開発 | 湖北省 武漢市 |
2010年 | 55% |
-湖北駱駝蓄電池研究院有限公司は、蓄電池技術の開発、電池生産設備、パッケージ技術、材料の開発に注力。
-湖北金駱駝特種電源装備科技有限公司は、ハイエンドグリーン電池、新エネ ルギー電池、特種電池、スターター、エネルギー貯蔵電源、特種電源の技術開発に注力。
研究開発費用
-2013年通年の研究開発費用は162.61百万元で、前年度より23.88%増加。会社売上高の約3.52%を占める。特許
-2013年、特許が28件を保有。
新製品
-2013年、スターターストップ用電池を14種類開発。-2013年、高温性能が30%以上改善した耐蝕合金を開発。
設備投資
2013年設備投資プロジェクト |
(単位：百万元) |
| プロジェクト | 予算 | 内容 |
| 年産能力600万 kVAhの新型高性能低鉛消耗メンテナンスフリーバッテリーの生産 | 601.84 | 合計生産能力が800万kVAh の全密封メンテナンスフリー電池の生産ラインを構築。これより、自動車スターターバッテリーの総生産能力は1,550万kVAhに達し、そのうち全密封メンテナンスフリーバッテリーの生産能力は1,300万kVAhになる予定。 |
| ハイブリッド車向けバッテリーの生産工場 | 376.72 | ハイブリッド車向けフラット式VRLA電池、純鉛巻き式バッテリを生産。 |
| 年産能力400万の高性能低鉛消耗メンテナンスフリーバッテリーの生産ライ ン建設 | 346.20 | - |
