鬼怒川ゴム工業 (株) 2011年3月期の動向

ハイライト

業績

(単位:百万円)
 - 2011年
3月期
2010年
3月期
増減率
(%)
備考
全社
売上高 63,815 52,177 22.3
-
営業利益 7,313 4,105 78.1
-
経常利益 7,387 4,317 71.1
-
当期純利益 4,391 2,980 47.3
-

海外事業

-中国
2010年12月、中国安徽省蕪湖市に自動車部品製造の鬼怒川橡塑(蕪湖)有限公司を設立すると発表した。現地自動車メーカーの奇瑞汽車との取引が決まり、2012年半ばから部品納入を開始するため工場新設を決めた。新会社は今月末に設立する予定で、資本金は4億円。鬼怒川ゴムの100%出資。生産開始は12年半ばの予定で、奇瑞汽車に加えて華東地区及び内陸部の新規顧客開拓の拠点として展開していく。決算期は12月末で、12年度に5億円、14年度に50億円の売上高を見込む。従業員数は14年に約300人の計画。(2010年12月25日付日刊自動車新聞より)

2010年5月、中国大連市に新会社「鬼怒川(大連)模具開発有限公司」を設立すると発表。同社の中国生産拠点で使用する自動車用ゴムおよび樹脂部品用の金型を設計・製造する。2010年6月中の設立を予定しており、資本金10百万円は鬼怒川ゴムが全額出資する。(2010年5月27日付プレスリリースより)

-メキシコ
2011年初頭に本格稼働を予定しているメキシコの新工場「キヌガワメキシコ」の生産技術支援を米国拠点に担当させる。米国拠点は2007年度に経営体質の改善に着手、このところは品質や合理化手法を日本の工場と競うほどまでに自立化が進んだ。また、メキシコ工場は当面、需要拡大が見込まれる米国向けに自動車部品を生産する計画。こうしたことから、日本のスタッフで行うことが通例だった生産支援を米国に任せ、グローバルな業務効率の改善に結びつける。(2010年8月27日付日刊自動車新聞より)

>>>次年度業績予想(売上、営業利益等)

開発動向

研究開発費

(単位:百万円)
 - 2011年3月期 2010年3月期 2009年3月期
全社  1,052 1,046 1,451
車体部品部門  661 691 918
ブレーキ部品部門  269 248 250

研究開発活動

車体部品部門
-材料、新規断面構造の開発により付属品を削減し、価格競争力を向上させたウェザーストリップシール部品の開発
-軽量化を目的とした低比重ゴム、発泡TPVの車体シール部品への採用拡大
-意匠性向上を目的とした内装複合部品の採用拡大
-リサイクル性を考慮した高機能エラストマー材を採用したTPV G/RUNの採用拡大

ブレーキ部品部門
-ブレ-キシステムの性能向上を目的としたブレーキゴム部品の開発およびコスト低減のための新工法開発

技術導入契約

(2011年3月31日現在)

相手方の名称
(国名)
内容 契約期間

ファルテック(株)

(日本)

ウィンドモールディングおよびその製造方法 2000年4月1日より当該製品の製造期間

技術供与契約

(2011年3月31日現在)

相手方の名称
(国名)
内容 契約期間
Metzeler
(英国)
自動車用ウェザーストリップの製造技術 1988年11月25日より当該製品の製造期間
ルノーサムソン
(韓国)
車体シール部品の技術援助契約 2003年3月1日より当該製品の製造期間

設備投資

設備投資費

(単位:百万円)
 - 2011年3月期 2010年3月期 2009年3月期
全社  約900 約1,200 約2,200
車体部品部門  約400 約800 約1,100
防振部品部門 約200
約100 約400
ブレーキ部品部門  約200 約200 約300

-生産ラインのモデルチェンジ対応、合理化投資などを重点的に実施。

設備の新設

(2011年3月31日現在)

会社名
所在地 設備の内容 投資予定
総額
(百万円)
着手 完成予定 完成後の
増加能力
(株)キヌガワ郡山 福島県
郡山市
車体部品製造設備 35
2011年4月 2012年3月 *
(株)キヌガワ大分 大分県
中津市
車体部品製造設備 38
2011年4月 2012年3月 *
(株)キヌガワ防振部品 栃木県
真岡市
防振部品製造設備 135
2011年4月 2012年3月 *
(株)キヌガワブレーキ部品 栃木県
真岡市
ブレーキ部品製造設備 120
2011年4月 2012年3月 *
帝都ゴム(株)
埼玉市
入間市
ブレーキ部品製造設備 75
2011年4月 2012年3月 *
鬼怒川橡塑(広州)有限公司 中国
広州市
車体部品製造設備 283
2011年1月 2011年12月 *
*合理化・モデルチェンジのため、著しい変動なし。