Kumho Tire Co., Inc. [錦湖(クムホ)タイヤ(株)] 2013年12月期の動向
ハイライト
2013年12月期のハイライト
-2013年10月、Daimler「Mercedes B-Class」向けに「Ecsta HM」タイヤを納入開始したと発表。タイヤサイズは195/65R15。同社は2007年に「Mercedes A- Class」向けタイヤを受注して以来、同ブランドの「Sprinter」、「Viano」、「Smart」、「Vito」、「G Class」などにもタイヤを供給している。(2013年11月19日付プレスリリースより)
-2013年10月より、Daimler「Mercedes G Class」の新車装着用として「Solus KL21」タイヤを供給していると発表。タイヤサイズは265/60R18。同社製タイヤが装着されている「G Class」はドイツ、米国、カナダ、豪州、日本などで販売される。(2013年10月17日付プレスリリースより)
<ルノー三星>
-2013年4月、Renault Samsungの電気自動車 (EV) 「SM3 Z.E.」にEV専用タイヤ「WATTRUN」を供給すると発表。タイヤサイズは205/55R16。2013年10月から2018年まで供給する予定となっている。なお、2013年3月にクムホタイヤは韓国環境部(Ministry of Environment)、ルノー三星、LG化学などと「電気自動車の普及拡大のための相互協力に関する了解覚書」を締結している。 これを契機に今後、カーシェアリングやレンタカーなど、EVを利用した多様なビジネスモデルの登場が期待される。 (2013年4月10日付プレスリリースより)
<BMW>
-2013年1月、BMW「MINI John Cooper Works GP (JCW GP)」に超高性能タイヤ「Ecsta V700」が採用されたと発表した。タイヤサイズは215/40R17。「MINI JCW GP」は2012年12月に発売された全世界2,000台限定のモデル。(2013年1月31日付プレスリリースより)
業績 |
(単位:百万ウォン) |
2013年 12月期 |
2012年 12月期 |
増減率 (%) | 備考 | |
売上高 | 3,698,541 | 4,070,643 | (9.1) | - |
営業利益 | 345,935 | 375,346 | (7.8) | - |
当期純利益 | 100,958 | 130,586 | (22.7) | - |
受注
<Daimler>-2013年10月、Daimler「Mercedes B-Class」向けに「Ecsta HM」タイヤを納入開始したと発表。タイヤサイズは195/65R15。同社は2007年に「Mercedes A- Class」向けタイヤを受注して以来、同ブランドの「Sprinter」、「Viano」、「Smart」、「Vito」、「G Class」などにもタイヤを供給している。(2013年11月19日付プレスリリースより)
-2013年10月より、Daimler「Mercedes G Class」の新車装着用として「Solus KL21」タイヤを供給していると発表。タイヤサイズは265/60R18。同社製タイヤが装着されている「G Class」はドイツ、米国、カナダ、豪州、日本などで販売される。(2013年10月17日付プレスリリースより)
<ルノー三星>
-2013年4月、Renault Samsungの電気自動車 (EV) 「SM3 Z.E.」にEV専用タイヤ「WATTRUN」を供給すると発表。タイヤサイズは205/55R16。2013年10月から2018年まで供給する予定となっている。なお、2013年3月にクムホタイヤは韓国環境部(Ministry of Environment)、ルノー三星、LG化学などと「電気自動車の普及拡大のための相互協力に関する了解覚書」を締結している。 これを契機に今後、カーシェアリングやレンタカーなど、EVを利用した多様なビジネスモデルの登場が期待される。 (2013年4月10日付プレスリリースより)
<BMW>
-2013年1月、BMW「MINI John Cooper Works GP (JCW GP)」に超高性能タイヤ「Ecsta V700」が採用されたと発表した。タイヤサイズは215/40R17。「MINI JCW GP」は2012年12月に発売された全世界2,000台限定のモデル。(2013年1月31日付プレスリリースより)
事業提携
-横浜ゴムは2014年2月14日開催の取締役会で、韓国のクムホタイヤと技術提携の詳細協議を進めるため、提携の目的と枠組みを定めた技術提携基本契約を締結することを決議したと発表した。両社は昨年11月、技術・資本提携に向けて協議することで合意している。環境対応技術などの将来に向けたタイヤ関連技術の研究開発を共同で実施することで、研究開発資源を共有し「世界的な競争に勝ち残る」(野地彦旬横浜ゴム社長)ための技術力を持つことが目的。(2014年2月15日付日刊自動車新聞より)開発動向
研究開発体制
名称 | 所在地 | 概要 |
中央研究所 [Central R&D Center] |
韓国 京畿道 龍仁 (Yong-in) 市 |
-2013年設立 -メインR&Dセンター |
Kumho Tire America Technical Center (KATC) | 米国 オハイオ州 |
-1990年設立 -北米市場向け補修用タイヤの開発 |
Kumho Tire Europe Technical Center (KETC) | 英国 バーミンガム |
-1997年設立 -欧州市場向け高性能タイヤの開発 |
Kumho Tire China Technical Center (KCTC) | 中国 天津市 |
-2006年設立 -中国および欧州市場向け高性能タイヤの開発 |
-2013年9月、京畿道の龍仁 (Yong-in) 市に中央研究所を開設した。研究棟と実験棟で構成され、延床面積22,823平方メートルの規模。同社はこの新拠点を、基礎研究および製品開発を専門に行う韓国国内のメインR&Dセンターと位置付ける。一方、既存の光州研究所は、完成品評価および品質モニタリング等を担当するパフォーマンスセンターとして運営していく。なお、今回新設された中央研究所は、同社のKATC (米国オハイオ州)、KETC (ドイツMoerfelden-Walldorf)、KCTC (中国・天津市) といったテクニカルセンターをリードし、グローバルR&Dネットワークにおける中枢的役割を果たす計画。(2013年9月2日付プレスリリースより)
研究開発費 (連結) |
(単位:百万ウォン) |
2013年12月期 | 2012年12月期 | 2011年12月期 | |
金額 | 87,384 | 80,555 | 68,953 |
対売上高比率 | 2.4% | 2.0% | 1.8% |