Hyundai WIA Corporation (旧 WIA Corporation)
[現代WIA (株)] 2015年12月期の動向

近年のハイライト

業績 (連結)

(単位:百万ウォン)
2015年
12月期
2014年
12月期
増減率 (%) 備考
売上高 7,884,188 7,595,605

3.8

-自動車部品部門の売上は6,694,742百万ウォンで、全体の84.9%を占める。
営業利益 500,933 525,640 (4.7) -
当期純利益 326,873 439,188 (25.6) -


見通し
-2016年12月期の連結売上高は8兆4,480億ウォンを計画している。 (2016年1月27日付プレスリリースより)

売却

-2015年11月、現代ダイモスは現代WIAの手動変速機 (MT) 事業を322億4,300万ウォンで買収すると発表した。今回の取引を通じて、現代ダイモスは変速機事業の売上増に繋げる一方、現代WIAはパワートレインや工作機械等の主力事業に注力していく。 (2015年11月30日付プレスリリースより)

生産関連

-2016年3月、1988年4月に等速ジョイントを生産開始して以来、累計生産数量が1億本を突破したと発表した。同社は2014年11月、中国の江蘇拠点において年間80万本分の生産ラインを増設し、年間220万本の生産能力を確立した。また、2015年4月にはインド拠点で年間160万本の生産体制を構築したほか、2016年上半期にはメキシコ拠点で量産開始し、年産20万本以上を見込んでいる。なお、同社の等速ジョイントは現代自 「Genesis EQ900」、GM 「Chevrolet Spark」、「Chevrolet Cobalt」 などに搭載されている。(2016年3月21日付プレスリリースより)

-2015年3月末時点で、トランスファーケースの累計生産数量が500万台を突破したと発表した。同社は現代自 「Santa Fe」、「Tucson」、起亜自 「Sorento」、「Sportage」 等、現代・起亜自動車の四輪駆動SUVの全車種にトランスファーケースを供給している。(2015年4月6日付プレスリリースより)

研究開発体制

拠点名 所在地
韓国
自動車部品総合研究所 京畿道
義王 (Uiwang) 市
華城 (Hwaseong) ドライブトレイン研究センター 京畿道
華城 (Hwaseong) 市
米国
Hyundai WIA America Technical Center ミシガン州
Farmington Hills

研究開発費 (連結)

(単位:百万ウォン)
2015年12月期 2014年12月期 2013年12月期
金額 66,218 70,979 53,901
対売上高比率 0.8% 0.9% 0.8%

国内投資

-2016年2月、2,651億ウォンを投資し、忠清南道の瑞山オートバレー (Seosan Auto Valley) 内にエンジン工場を新設すると発表した。ディーゼルエンジンの中長期的な需要に対応するもので、投資期間は2016年2月から2017年6月までを予定している。(2016年2月19日付プレスリリースより)

海外投資

<メキシコ>
-2015年1月、メキシコのNuevo Leon州との間で、同州Monterrey市近郊のPesqueriaに新工場を建設する投資契約を締結した。設備投資額は約4,000億ウォンで、2016年中に完成の見込み。新工場ではエンジンや等速ジョイント等を生産し、現地完成車メーカーに納入する計画。(2015年1月16日付プレスリリースより)

自動車部品事業 - 設備投資額

(単位:億ウォン)
投資額
(2015年12月期)
今後の
投資額
合計 主な投資目的
自動車部品 1,251 258 1,509 新規車種への対応および技術開発