THN Corporation [(株) THN] 2014年12月期の動向
業績 (連結) |
(単位:百万ウォン) |
2014年 12月期 |
2013年 12月期 |
増減率 (%) | 備考 | |
売上高 | 229,346 | 225,496 | 1.7 | - |
営業利益 | 650,855 | (20,564) | - | - |
当期純利益 | (7,692) | (26,701) | - | - |
子会社・関連会社
<中国>
-2015年2月、中国の青島承翱電子有限公司との合弁により同国に新会社を設立すると発表した。 資本金は4.1百万ドルで、出資比率は青島承翱51.0%、THN49.0%。この合弁会社では自動車部品の生産を行う計画。(2015年2月10日付プレスリリースより)
<フィリピン>
-2014年11月、フィリピンに子会社THN Autoparts Philippines Inc.を設立した。資本金は82百万フィリピンペソ (約1,990百万ウォン) で、同社の出資比率は100%。この新子会社では自動車部品の生産を行う計画。(2014年11月7日付プレスリリースより)
研究開発体制
-1989年10月、大邱 (Daegu) 市に技術研究所を設立。2001年に忠清北道の清州 (Cheongju)、2007年には京畿道の義王 (Uiwang) 市へ移転。
-現代自動車の南陽 (Namyang) 研究所に研究スタッフを派遣し、ワイヤーハーネスの設計を行っている。
研究開発費 |
(単位:百万ウォン) |
2014年12月期 | 2013年12月期 | 2012年12月期 | |
金額 | 4,949 | 4,643 | 3,714 |
対売上高比率 | 2.2% | 2.1% | 2.3% |
研究開発実績
研究課題 | 研究機関 | 主な研究成果 | |
2014年12月期 | 大電流アルミニウム電線を適用するためのアルミニウム合金端子の開発 | 同社 | -異種金属間の腐食 (ガルバニック腐食) の防止。 -アルミニウム合金端子の採用により原価を30%低減するとともに、30%の軽量 化を実現。 -現在、現代・起亜自動車の新規車種に提案中。 |
2014年12月期 | イーサネット・ゲートウェイ・システムの開発 | 同社 | -高速ネットワーク信号処理 - 信号処理能力10倍増加 (1 Mbps -> 10 Mbps)。 -イーサネット基盤構成により拡張型ソリューション実現 - インフォテインメ ントの実現容易化。 -現代・起亜自動車の新規車種に採用予定。 |
2013年12月期 | 大容量IPSを活用した室内スマートジャンクションボックス | 同社 | -設計能力の確保。 -大容量負荷制御技術の確保。 -先行開発による開発費用の削減。 |
2012年12月期 | IPDM (インテリジェント・パワー・ディストリビューション・モジュール) | 同社 自動車部品研究院 [KATECH] |
-ゲートウェイ設計品質の向上。 -先行設計による開発費用の削減。 -統合検証仕様の開発による日程短縮。 |
2012年12月期 | 大容量IPを活用したシステム最適化に関する研究 | 同社 現代・起亜自動車 |
-電子素材の採用による設計品質の向上。 -システム統合、最適化。 |
技術提携
-古河電気工業 (日本) との間で、以下に関する技術開発契約および技術導入契約を締結している。
- 自動車用ワイヤーハーネス
- 自動車用ジャンクションボックス
- 自動車用ワイヤーハーネスの端子、コネクター
各種データ
売上構成 (連結) |
(単位:百万ウォン) |
2014年 12月期 |
2013年 12月期 |
2012年 12月期 |
||
ワイヤーハーネス | 輸出 | 168,626 | 162,890 | 100,433 |
韓国 | 60,270 | 62,605 | 62,491 | |
合計 | 229,346 | 225,496 | 162,925 |
生産能力 / 生産実績 |
(単位:百万ウォン) |
拠点 | 2014年12月期 | 2013年12月期 | 2012年12月期 | |||
能力 | 実績 | 能力 | 実績 | 能力 | 実績 | |
大邱 (Daegu) 本社工場 | 201,923 | 192,966 | 216,487 | 208,662 | 160,590 | 159,646 |
工場稼働率
拠点 | 2014年12月期 | 2013年12月期 | 2012年12月期 |
大邱 (Daegu) 本社工場 他 | 95.6% | 96.4% | 94.8% |
*年間実働時間/年間稼動可能時間により算出>>>財務データ