erae Automotive Systems Co., Ltd.  2014年12月期の動向

業績 (連結)

(単位:百万ウォン)
2014年12月期 2013年12月期 増減率 (%)
売上高 1,141,824 1,249,367 (8.6)
営業利益 (14,710) 30,368 -
当期純利益 (15,578) 29,713 -



会社設立

-韓国電子通信研究院 (Electronics and Telecommunications Research Institute: ETRI) と共同で新会社eKdacを設立した。eKdacはインテリジェント自動車向けスマートセンサーやADAS (先進運転支援システム) を開発する計画。また、2020年までに年間売上高1,000億ウォンの達成を目指す。(2014年12月17日付プレスリリースより)

受賞

-2015年3月、Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc.から2014年度「Toyota Quality Award」を受賞した。北米トヨタに供給しているSP-15コンプレッサーが2014年にゼロPPMを達成したことが評価されたもの。韓国デルファイは2004年6月から2015年4月にかけて、トヨタのピックアップトラック「Tacoma」に約180万台のコンプレッサーを供給している。また、 2015年6月から5年間、「Tacoma」の後継モデルにCSP-15コンプレッサーを72万台供給する計画。(2015年4月29日付プレスリリースより)

-米国GMから2014年「Supplier of the Year」を受賞したと発表した。空調製品部門の貢献が評価されたもの。なお、韓国デルファイの同賞受賞は2006年、2012年、2013年に続いて4度目となる。(2015年4月17日付プレスリリースより)

-双竜自動車の「Supplier Conference」において、2013年の優秀サプライヤー賞を受賞した。同社の受賞は2004年、2005年、2008年、2012年に続いて5回目となる。なお、韓国デルファイは現在、双竜が2015年に発売予定の小型SUV「X100」(開発コード) 向けの製品開発を進めている。(2014年3月14日付プレスリリースより)

-同社の空調製品部門は、米国GMから2013年「Supplier of the year」に選定された。同部門の受賞は2012年に続いて2年連続となる。量産開発に成功した製品の技術および品質競争力が高く評価されたもの。(2014年2月4日付プレスリリースより)

研究開発体制

-1998年5月、大邱 (Daegu) 市に技術研究所を設立。

技術導入契約

相手先 対象製品
Delphi 58mm エバポレーター、MT-34 ECM等
NTN (日本) FTJ (低振動型等速ジョイント) アクスル
日立 (日本) P32M フロントキャリパーブレーキ



海外投資

<ロシア>
-ロシア企業との合弁で、同国トリヤッチ市に工場を建設すると発表した。ラジエーター、コンデンサー、エンジン冷却モジュール等を生産し、AvtoVAZ、GM-AvtoVAZ、Ford等に納入する計画。投資額は79億ウォンで、2020年に売上高2,213億ウォンを見込んでいる。(2014年1月21日付プレスリリースより)

<中国>
-中国子会社である常熟凱徳汽車零部件有限公司 [Changshu KDAC Co., Ltd.] は2013年11月、江蘇省の常熟 (Changshu) 第2工場で竣工式を開催した。この新工場は建物面積3,888平方メートルで、ブレーキ等の生産を行う。また、2014年10月からはGM 「D2UX」プラットフォーム向けにステアリングコラムを生産する計画。なお、既存の第1工場は電子・電装部品の専用工場として運営される。(2013年11月20日付プレスリリースより)