Hyundai Mobis Co., Ltd. [現代モービス(株)] 2015年12月期の動向
ハイライト
2015年12月期のハイライト
業績 (連結) |
(単位:億ウォン) |
2015年 12月期 |
2014年 12月期 |
増減率 (%) |
備考 |
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売上高 | 360,197 | 351,266 | 2.5 | -韓国内外でSUV等の販売が増加して増収につながったものの、中国市場における販売減少等の影響を受けて減益。 -2015年12月期はモジュール事業の売上が297,153億ウォンで、全体の82.5%を占める。 |
営業利益 | 29,345 | 31,412 | (6.6) | - |
当期純利益 | 30,400 | 33,925 | (10.4) | - |
受注
<PSA>
-PSAグループから220億ウォン規模の統合型スイッチモジュール (Integrated Center Stack: ICS) を受注した。ICSの生産は中国の天津工場で行い、PSAのフランス現地工場に供給する。2017年に量産開始予定のPeugeotのモデルに搭載される予定。(2015年8月19日付プレスリリースより)
売却
-徳洋産業は、現代モービスの中国子会社である北京摩比斯中車汽車零部件有限公司 [Beijing Mobis Chonche Automotive Parts Co., Ltd.] の持分60.0%を取得すると発表した。北京摩比斯は現代モービスと中国化工装備総公司 [China National Chemical Equipment Corporation] の合弁により設立され、フロアコンソール、バンパー、ラジエーターグリルなどを生産している。2013年12月期に約213百万米ドル (2,400億ウォン) の売上を記録した。(2015年2月13日付プレスリリースより)
研究開発拠点
拠点名 | 所在地 |
竜仁 (Yong-in) 技術研究所 | 韓国 京畿道 龍仁 (Yong-in) 市 |
義王 (Uiwang) 研究所 | 韓国 京畿道 義王 (Uiwang) 市 |
上海R&Dセンター | 中国 上海 |
デトロイトR&Dセンター | 米国 ミシガン州デトロイト |
フランクフルトR&Dセンター | ドイツ フランクフルト |
インドR&Dセンター | インド ハイデラバード |
研究開発費
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(単位:百万ウォン) |
2015年12月期 | 2014年12月期 | 2013年12月期 | |
金額 | 623,169 | 492,700 | 424,054 |
対売上高比率 | 1.7% | 1.4% | 1.2% |
研究開発実績
-環境対応車向け電動式統合回生ブレーキシステムの開発に成功したと発表した。同社はこの製品を「iMEB (Integrated Mobis Electronic Brake)」と名付けた。今回開発したiMEBは、回生ブレーキシステムを構成する圧力供給部と圧力制御部を一つの電動式システムに統合し、コストおよび重量を30%以上低減させた。これにより、ESC (Electronic Stability Control)、ABS (Anti-Lock Brake System)、SCC (Smart Cruise Control)、AEB (Autonomous Emergency Braking) などのブレーキ機能を統合させることも可能になったという。(2015年11月22日付プレスリリースより)
設備投資額 |
(金額:億ウォン) |
2015年 12月期 |
2016年 12月期 (計画) |
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国内法人 | 31,391 | 6,770 |
海外法人 | 9,781 | 8,584 |
合計 | 41,171 | 15,354 |
海外投資
<中国>
-2015年6月、中国重慶市両江新区 (Chongqing Liangjiang New Area) に生産拠点を建設すると発表した。第一期建設の投資額は250百万米ドル。2015年6月末に着工し、2017年3月に完成する予定。稼働後は年間売上高1,200百万米ドルを見込む。(2015年6月23日付け各種リリースより)