EcoPlastic Corporation [エコプラスチック(株)] 2013年12月期までの動向

ハイライト

近年のハイライト

業績 (連結) (単位:百万ウォン)
2013年
12月期
2012年
12月期
増減率
(%)
備考
売上高 968,194 832,053 16.4 -
営業利益 8,042 5,193 54.9 -
当期純利益 2,171 2,856 (24.0) -

受注

-2012年5月、回転式ドリンクホルダーを起亜自動車 「Morning」に納入していると発表。この製品はドリンクホルダーとして使用しない場合、その他の収納スペースとして活用できる。(2012年5月3日付プレスリリースより)

-2012年3月、現代自動車からコンソールASSYを受注した。「YF Sonata」の後継モデル向けに、2013年12月から納入開始する予定。(2012年3月15日付プレスリリースより)

-2010年11月、三菱自動車からカバーグリルを受注した。契約期間は2011年3月から2012年9月までで、受注金額は2,090百万ウォンに達する見込み。なお、 EcoPlasticが日本の自動車メーカーから部品を受注するのは今回が初めてとなる。(2010年11月18日付プレスリリースより)

-2010年9月、現代自動車からハイブリッド車向けフェンダーパネルを受注した。これにより、年間で約12億ウォンの売上増に貢献する見込み。(2010年9月16日付プレスリリースより)

-2010年9月、現代自動車からハイブリッド車向けバンパーを受注した。これにより、年間で約45億ウォンの売上増に貢献する見込み。(2010年9月2日付プレスリリースより)

-2009年8月、サイドシルモールディングの新製品を開発したと発表。信頼性試験を経て、現代自動車 「Equus」に搭載される予定。(2009年8月18日付プレスリリースより)

-2009年3月、現代自動車からバンパーおよびコンソール部品を受注したと発表。対象車種は「Avante」の後継モデルで、年間約400億ウォンの売上増に貢献する見込み。これは同社の前年度売上高の10.9%に相当する。(2009年3月10日付プレスリリースより)

-2008年10月、現代自動車よりバンパーを受注した。対象車種は小型セダン「Verna」の後継モデル。受注金額は年間167億ウォンに達し、これは同社の前年度売上高の約5%に相当する。(2008年10月28日付プレスリリースより)

-2008年1月、現代自動車よりラゲッジフロアボックス部品の開発メーカーに選定されたと発表。対象車種は「Trajet」の後継モデルで、同社は年間36億ウォン相当の売上増に貢献する見込み。(2008年1月29日付プレスリリースより)

-2008年1月、起亜自動車よりコンソール部品の開発メーカーに選定された。対象車種は「Sportage」の後継モデルで、同社は年間約65億ウォン相当の部品を納入する見込み。(2008年1月28日付プレスリリースより)

-2007年8月、現代自動車よりバンパーおよびコンソール部品の開発メーカーとして選定された。「Sonata」向けにバンパーを、「Tucson」向けにバンパーとコンソール部品をそれぞれ供給する予定。受注金額は年間約460億ウォンに達する見込みで、これは2006年12月期の同社売上高の13.8%に相当する。(2007年8月17日付プレスリリースより)

資本構成

-2010年1月、Plakorが保有する同社の全株式 (35.1%) を韓国のSeojin Clutch Co., Ltd.に売却。Seojin Clutchは京畿道の始興 (Siheung) 市に本拠を置くクラッチ部品メーカー。

-2007年2月、各種金型の設計・製造等を行う (株) アーク (本社:大阪府) の連結子会社 (株) Plakorが、現代モービスの保有する同社の全株式760万株 (40.0%) を3,458百万円で取得。これにより、同社の経営権は現代モービスからPlakorに移動する。韓国の華城 (Hwaseong) 市に本社を置くPlakorは1989年に設立され、バンパー等の自動車部品の金型製作を行っている。(2007年2月16日付プレスリリースより)

買収

-韓国の自動車部品メーカーKOMOSの株式69.51%を13,250百万ウォンで取得する。KOMOSは京畿道の華城 (Hwaseong) 市に拠点を置き、ステアリングホイール、コンソール、ホイールカバーなどを生産している。主な納入先は現代自動車、起亜自動車、韓国GMなど。(2012年7月27日付プレスリリースより)

-現代WIAからAIA Corporationの株式100.0%を取得し、同社を完全子会社化する。取得金額は140億ウォン。AIAは京畿道の安山 (Ansan) 市に拠点を保有。エンジンマウント、トランスミッションマウント等の防振部品、ウェザーストリップやホース等のゴム製品、バンパー等のプラスチック製品を生産している。(2010年12月31日付プレスリリースより)

売却

-2007年6月、韓国の自動車用ランプメーカーIHLの全株式 (50.0%) を現代モービスに売却。今後は主力のプラスチック部品事業に集中する。なお、小糸製作所も2007年3月にIHLの全株式 (50.0%) を現代モービスに売却している。

開発動向

研究開発体制

-1987年に技術研究所を設立。

研究開発費 (単独)

(単位:百万ウォン)
2013年12月期 2012年12月期 2011年12月期
金額 1,701 1,224 1,212
対売上高比率 0.3% 0.2% 0.2%

開発実績

-2011年12月、自動車用携帯電話ホルダーの新製品を開発した。サイズや種類にかかわらず、あらゆる携帯電話に対応可能という。このホルダーは、現代自動車の新規モデルに採用が予定されている。(2011年12月15日付プレスリリースより)

-2010年12月期、回転型カップホルダーを開発。

-2009年12月期、チルト&スライディング式アームレストを開発。

-2009年8月、サイドシルモールディングの新製品を開発したと発表。信頼性試験を経て、現代自動車 「Equus」に搭載される予定。(2009年8月18日付プレスリリースより)

技術提携

-フランスのプラスチックメーカーPlastic Omniumとの間で技術導入契約を締結した。これに基づきEcoPlasticは、Plastic Omniumが保有する生産技術、技術情報、産業財産権を活用し、フェンダーパネルおよびモジュール、テールゲートパネルおよびモジュール、バックビームといった製品を開発・製造する計画。なお、契約期間は2010年11月から2012年11月までとなっている。(2010年11月4日付プレスリリースより)