盟和産業 (株) 2014年3月期の動向

ハイライト

業績

(単位:百万円)
  2014年
3月期
2013年
3月期
増減率
(%)
要因
全社
売上高 20,616 19,014 8.4 -徹底的な原価低減。
-中国・ASEAN・北米等海外での製造販売体制の確立。
営業利益 563 420 34.0
経常利益 858 670 28.1
当期純利益 585 650 (10.0) -
自動車部品
売上高 19,138 17,966 6.5 -消費税引き上げ前の駆け込み需要等による増産効果と中国の連結子会社の業績拡大が背景。
営業利益 460 370 24.3 -

新工場

<米国>
-2013年、米国テネシー州のLewisburgにおいて、新工場「Meiwa Industry North America」の着工式を開催。新工場では、ハニカムプラスチックボード「メイトーン」を生産する。同社は、日本をはじめとする自動車メーカーのトランク内装部品向けに、この製品を納入している。新工場への投資額は6.1百万ドル。2014年4月に稼動を開始する予定。従業員数は今後5年以内に約100名になる見込み。(2013年6月24日付プレスリリースより)

「長期ビジョン2020」に基づく新中期計画「GT300」 (2014年4月 - 2019年3月)

中期計画のポイント
1. グローバル四極体制を確立、自動車部品の国内:海外の売上比率を2:1にする。
2. 国内自動車市場が縮小する中、自動車備品の国内売上高180億円を確保する。
3. 新製品・新技術の早期開発と新用途開発でお客様の期待を上回る価値を提供する。
4. 変動費・固定費を徹底的に引き下げ、国内自動車部品は減産下でも利益の出せる体制を構築する。
5. 住宅事業は積極的に開発案件を取り込むとともに樹脂の積層技術を応用した新ビジネス開拓を進める。

-「長期ビジョン2020」に基づく新中期計画「GT300」における業績目標
2019年3月期
連結売上高 300億円
 うち自動車セグメント 270億円
連結営業利益率 5%

2015年3月期の見通し

(単位:百万円)
2015年3月期
(見通し)
2014年3月期
(実績)
増減率
(%)
売上高 20,000 20,616 (3.0)
営業利益 580 563 3.0
経常利益 550 858 (35.9)
当期純利益 360 585 (38.5)

開発動向

研究開発費

(単位:百万円)
2014年3月期 2013年3月期 2012年3月期
全社 91 88 96
自動車用部品 46 49 40

研究開発活動

自動車部品
-コスト低減、環境を付与した軽量化と高剛性の両立、グローバル市場にマッチングした商品力向上への取り組みをテーマとして以下の研究開発活動に取り組んでいる。
  • メイトーン製品の商品力向上と、グローバル拠点での最適生産体制作り
  • 軽量、高剛性、環境負荷低減仕様のデッキボード開発
  • マット製品の商品性向上と低価格化、ASEANでの最適生産体制作り
  • 材料メーカーとの連携による共同開発、新素材による製品化・用途開発への取り組み
  • 新規自動車部位参入に向けた研究開発
  • 従来に無い革新的成形設備・加工技術の研究開発

設備投資

設備投資額

(単位:百万円)
2014年3月期 2013年3月期 2012年3月期
全社 922 912 914
自動車部品 922 909 858

自動車用部品
-主として、既存の工場における新規受注製品のための生産設備および型設備の取得であり、生産能力の増強、合理化および更新などを目的に実施。