|
2013年12月期 |
2012年12月期 |
増減率 (%) |
要因 |
売上高 |
5,227.80 |
4,828.32 |
8.27 |
-
|
営業利益 |
613.70 |
523.48 |
17.23 |
-市場の回復、主要顧客の生産拡大による増益。 |
経常利益 |
622.04 |
570.66 |
9.00 |
純利益 |
590.38 |
532.66 |
10.84 |
株式譲渡
-「天津中発富奥弾簧有限公司 [Tianjin Chuhatsu Fawer Spring Co., Ltd.]」の同社の保有株式24%を譲渡し、合弁を解消すると発表。天津中発富奥弾簧有限公司は2003年10月15日設立。主にサスペンションスプリングおよびその他の自動車部品を生産している。譲渡前の登録資本金は40百万元で、株主構成は富奥汽車零部件24%、中央発條46%、天津弾簧25%、豊田通商 5%。2013年の売上高は100.08百万元を記録。(2014年4月3日付け会社公告より)
生産開始
-2013年11月、合弁会社「成都蒂森克虜伯富奧弾簧有限公司[Chengdu ThyssenKrupp Fawer Spring Co., Ltd.]」は正式に稼働を開始。同合弁会社は、ThyssenKrupp が60% (約1.5億元)、富奥汽車零部件が40%を出資して設立されたもので、主にスプリングとスタビライザーを生産する。年産能力はスプリング3百万個、スタビライザー1.5百万個。敷地面積は、約14,000平方メートル。2012年から建設を進めていた。(2013年12月2日付け各種リリースより)
2014年12月の見通し
-2014年売上高は5,332.06百万元、純利益は560.50百万元を見込む。
研究開発体制
-R&Dセンター「富奥汽車零部件有限公司技術中心」を保有。
-合弁会社(一汽光洋公司、一汽法雷奥公司、一汽東機工公司)に自主研究・開発能力のある、R&Dセンターを設立。
-富奥が自主研究・開発した核心部品は、ボディコントロールモジュール(BCM)、新エネルギー車用モーター・コントローラー、新エネルギー車用バッテリマネジメントシステム(BMS)、電池パック、コントローラーなど。
研究開発費用
-2013年12月期開発費用は113.51百万元で、売上高の2.17%を占める。
項目名 |
2013年12月期 |
「宝来(Baro)」向け機械ステアリング項目 |
9.25 |
「捷達(Jetta)」向けエアコン項目 |
5.98 |
電器項目 |
3.47 |
「朗逸(Lavida)」向けエアコン項目 |
3.42 |
FAW-VW MQBショックアブソーバー開発項目 |
2.20 |
GM SGEウオーターポンプ項目 |
2.08 |
自動車バッテリモジュール |
1.94 |
機械ステアリング |
1.89 |
B50ステアリング項目 |
1.89 |
B70ステアリング項目 |
1.89 |
Audiモデル向けエアコン項目 |
1.86 |
自動車キャビンライオット及び部品開発項目 |
1.79 |
その他 |
75.83 |
合計 |
113.51 |
プロジェクト |
予算金額 (百万元) |
2013年12月期投資額 (百万元) |
進捗状況 |
成都工業団地 |
190.72 |
20.08 |
主体完成、期末建設中 |
電力試験機システム |
3.75 |
3.75 |
受入れ調整中 |
第2期建設における生産棟の期末建設 |
11.86 |
1.01 |
期末建設中 |
国内生産
-子会社「牡丹江富通汽車空調有限公司」 は建設中のカーエアコン用コンプレッサー生産ラインが調整試運転の段階に入ったと発表。この生産ラインは2011年11月より敷設を開始し、総投資額は1億元。同社は70百万元をかけ韓国デルファイから年産40万台規模の自動組み立てラインを採用。2014年に正式に稼働を開始する予定。(2013年12月6日付け各種リリースより)