Oerlikon Graziano S.p.A. (A division of Oerlikon Drive Systems, Oerlikon Group) 2010年12月期までの動向

ハイライト

海外事業

<チェコ>
-2008年、チェコのCerveny Kostelecに工場を新設。

<米国>
-2007年11月から、米国の姉妹会社Fairfield Manufacturing Co. Inc.に供給するTorque Hub遊星ギアドライブアセンブリーの本格生産を開始。また、4WD用のパワートランスファーユニット (PTU) の新規供給プログラムも2件受注。

開発動向


製品開発

<2010年>
-McLaren、Lamborghini、Aston Martin用の新型デュアルクラッチトランスミッション (DCT) を開発。2011年初めに生産を開始。

<2008年>
-ハイブリッドや電気自動車のドライブラインシステムへの採用を狙いとした「第三の製品ライン」の開発に向けた努力も継続。ノルウェーのメーカー「TH!NK」向けの生産開始に続き、その他OEM2社から新世代トランスファーケースのプロトタイプを受注。

<2007年>
-2007年、エレクトロニックリミティッドスリップデフを開発、2008年初頭には試作段階に入る予定。

-次期型トランスアクスルに搭載することを目標にアクティブトルクディストリビューションシステムの自社開発を進める戦略を策定。

-電気シティーカーのOEMメーカーとの共同研究が進行中。

-トランスミッションコントロールの分野では、電子トランスミッションシステム市場への進出を狙って、専門エンジニア企業のVocis Driveline Controls社への戦略的投資を行う。

-新型オートマチックデュアルクラッチトランスミッション試作品を開発。この新型トランスミッションは動力を遮断することなくオートマチックギアのシフトを可能とし、迅速で円滑な加速と効率的なトランスミッション伝達につながる。このトランスミッション技術は多くの自動車メーカーに紹介された。