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2009年12月期 |
2008年12月期 |
増減率(%) |
要因 |
全社 |
売上高 |
1,956.3 |
3,142.5 |
(37.7) |
- |
EBIT |
(186.6) |
(312.1) |
- |
自動車部品部門 |
売上高 |
1,424.3 |
2,022.1 |
(29.6) |
1) |
EBIT |
(105.1) |
(251.0) |
- |
要因1)
-欧州と北米の自動車業界は2008年秋以来厳しい状況が継続し、自動車部品部門の 09年売上高は前年比で30%の減少。(現地通貨ベースでは26%の減少)。減少幅が特に大きかったのは09年上半期だが、下半期に入ると市場に若干の回 復の兆しがみえたことで同社の事業内容も改善の方向に向かった。08年から始めた市場環境の変化に対応するための施策は09年も続行し、下半期に自動車部 品部門が実施したコスト削減活動は営業レベルでの損失を大幅に削減した。
受注
-2009年の自動車部品部門は乗用車用の車体足回り部品と騒音対策部品を中心とした製品を複数の自動車メーカーより受注。
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2009年12月期 |
2008年12月期 |
2007年12月期 |
全社 |
98.7 |
122.3 |
141.1 |
研究開発体制
-Winterthurの中央研究センターでは各製品および材料並びに音響・サーマルマネジメントに関する研究開発を行っている。また、これ以外にも9箇所の音響研究所を保有。
製品開発
-Rieter Ultra Silent(RUS)はメリットの1つとしてリサイクル可能であることが挙げられる 。類似特性を持つ既存の製品とは対照的に、ガラス繊維が含まれていない。この材料は同社の繊維部門と自動車部品部門との共同で開発したもので軽量で耐熱性 に優れ、自動車設計の各要件を満たすことから、車両のさまざまな部品に使用できる。
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2009年12月期 |
2008年12月期 |
2007年12月期 |
全社 |
61.7 |
140.9 |
203.5 |
自動車部品部門 |
56.2 |
85.3 |
112.4 |
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2009年12月期 |
2008年12月期 |
2007年12月期 |
欧州 |
30.8 |
85.4 |
128.6 |
アジア |
13.2 |
34.3 |
34.4 |
北米 |
15.7 |
16.9 |
37.3 |
ラテンアメリカ |
1.8 |
4.2 |
3.1 |
アフリカ |
0.2 |
0.1 |
0.1 |
合計 |
61.7 |
140.9 |
203.5 |
海外投資
-主要顧客の海外戦略に追随し、特にアジアの新興国に海外進出を図っている。自動車部品部門は中国ですでに3か所の製造拠点と開発センター(騒音対策研究 所を含む)を保有している。インドでは09年に第2番目となる生産工場を設立。この工場では長期にわたる業務提携先のNittokuとともにインド国内の アジア各国の自動車メーカーの製品を供給する予定。10年春までに量産体制に入る。韓国Daegu市の工場では計画に従い、第一次ロットの製品を顧客に納 入した。また、チェコとポーランドを始めとした東欧の生産拠点の体制強化も推進している。