自動車車室内を含む室内空気質の規制は厚生労働省からその物質、下限値及び測定方法が提示されています。これらの規制は毒性の観点から物質等が決定されています。しかし、最近ではこの規制以上に室内の快適さが要望され、問題となる物質や測定法が求められています。
島津製作所ではこれらの測定法を提案し、開発・検査方法のご指導まで、お客様の室内空気質測定のお手伝いを致します。

島津製作所では検査装置として次の分析装置をご提供いたします。

■室内空気質規制物質 その1　ホルムアルデヒド
　※検査方法※
　DNPHカートリッジ捕集。溶出後、HPLC－UVによる測定
　↓そこで↓
　【高速液体クロマトグラフ Prominenceシリーズ】
　感度、精度を追求したシステムで用途に合わせた組合せが可能

■室内空気質規制物質 その2　揮発性有機物質：ベンゼン、トルエン等
　※検査方法※
　チューブ捕集後、加熱脱離し、GCMSよる測定
　↓そこで↓
　【サーマルディソープション＋ガスクロマトグラフ質量分析計】
　　TD-20＋GCMS-QP2010Puls
　メモリーのない、高感度測定が可能

■室内空気質規制物質 その3　農薬類：クロルピリホス等
　※検査方法※
　フィルター捕集後、溶出し、GCMSよる測定
　↓そこで↓
　【ガスクロマトグラフ質量分析計　GCMS-QP2010Puls】
　感度を追求したGCMSに高性能ソフトウエア（GCMSsolution）が分析の効率を　高めます


□室内に存在する物質の測定
　※検査方法※
　チューブ捕集後、加熱脱離し、GCMSよる測定
　↓そこで↓
　【サーマルディソープション＋ガスクロマトグラフ質量分析計】
　　TD-20＋GCMS-QP2010Puls
　メモリーのない、高感度測定が可能

□室内に存在するにおい物質の測定
　※検査方法※
　におい嗅ぎ装置でにおい成分を選別し、GCMSで測定
　↓そこで↓
　【におい嗅ぎ装置＋GCMS-QP2010Plus】
　分岐によりにおい成分の選別とGCMSによる定性が可能

◆用途
有機物質の定性・定量分析が行えます。各装置の詳細は弊社HPまで

●ガスクロマトグラフ質量分析装置のご紹介
http://www.an.shimadzu.co.jp/products/gcms/gcms.htm

●高速液体クロマトグラフのご紹介
http://www.an.shimadzu.co.jp/products/lc/lc.htm

◆実績
室内空気質の検査装置として、多数の自動車メーカ様、部品メーカ様に実績があります。

島津製作所では総合分析機器メーカーとして、多数の分析、計測装置の開発・製造し、アプリケーション開発や講習会などトータルソリューションを提供しております。詳細は弊社HPまで。http://www.an.shimadzu.co.jp/products/product.htm