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クラウド型CAN信号解析プラットフォーム

2022/09/04 公開

概要

弊社は韓国HANS NETWORKと提携し、クラウド型CAN信号解析プラットフォームをリリースしました。

多数の車両から１台当たり500以上のCAN信号を取得クラウド上に保存し、リアルタイムに端末上で走行車両のモニターができます。以下のアプリケーションに最適です。

・フリート試験
・試験車両の公道走行データのリアルタイム監視
・リース車両や公共交通システムの安全予測診断
・ビッグデータ収集、解析による車両の故障予測
・EVバッテリー寿命監視
・車載システムの故障予測
・ベンチマーク試験

また、従来のCSD（CAN信号解析機器）に比べデバイスの大幅なコスト低減を実現しました。

特徴

車両のOBDII診断端子に接続するだけです。
寸法：W97 X D93 X H13 mm
2 チャンネル / CAN and CAN-FDに対応。
ネットワーク： Wi-Fi 2.4GHz, LTE Module (Optional)

用途・実績

弊社提携先のHANS NETWORKは、公共交通システムの完全確保のため、韓国交通安全公団の要請により韓国昌原市の市内バス安全予測システム構築を行いました。

韓国昌原市内のバス計750台に「クラウド型CAN信号解析」機器を装着、車両の運行をリアルタイムに監視、異常信号を直ちに通知したり、車載システムの状態を危険度に応じて分類し、適切な点検と補修を実施するためのシステムを構築しました。

収集したデータは、AIを活用した車両の故障予測や公共交通機関の安全のために利用されています。

設備

車種毎にCANデータベース作成が必要になります。 CAN DB作成は以下の手順で実施します。

サービスの流れ
1) 分析車種、試験要件の確認
分析対象車種を決定。車両を準備、試験日程を作成します。

2) 試験の実施
試験車のあるサイトを訪問。 CAN信号データベースの作成を行います。必要に応じて、客先のシステム設定、トレーニングも実施します。通常、2-3日で実施。

3) 試験実施後のアフターサポート
インターネット経由でCSDのリモートサポートが可能です。