穴ライザーはレーザー光で円筒形状の内壁/外壁のキズ、打痕、巣穴などを自動検出する外観検査装置です。
検査コストの削減、不良品の流出防止、トレーサビリティの向上、検査品質の個人差解消などのメリットがあり、生産技術部でのライン改善、標準化・自動化の推進などに最適です。

１．非破壊、非接触で検査できます
２．目視では行き届かない箇所の検査ができます
３．欠陥の判定基準を設定することで、OK/NG判定を自動化できます
４．レーザーをワークに照射し、その反射光を捉えるため、外乱光の影響が少ないです
５．検査データが欠陥情報と一緒に残せるため、製造工程にフィードバックできます

◆用途：
１．検査対象ワーク
バルブボディ、シリンダーブロック、ミッションケース、ハウジング、ピストン、ブラケット、ロッカーアームピン、マスターシリンダー、シリンダーヘッドカバー、ジョイントプレート、エンジンカバー　　

２．検査対象箇所：
円筒内面（切削穴／加工穴）、内径表面、ねじ穴／ネジ　

３．欠陥種類
鋳巣、巣穴、メクレ、キズ、バリ、欠け（カケ）、切りくず、切粉、切削痕、びびり、剥離（はく離）、打痕、はがれ、粗さ　

４．ワーク材質
　アルミニウム、ステンレス、鉄、銅、チタン、セラミック、樹脂、プラスチック　

５．検査工程（装置設置場所）
　加工工程（中間検査/予兆管理）、最終検査工程（洗浄/乾燥後）