弊社は世界の電動車の電費測定、熱マネジメントベンチマーキング解析を行っています。 提携先のTenergy社は、パワートレインと空調に共に精通したエンジニアによる高度なベンチマーキングトータル解析が可能です。

電費測定は、エネルギーフロー解析手法により、トータルのエネルギー入力(100%)が車両のどのシステムで消費されロスが発生しているかを測定することが可能です。 これにより、車両間の詳細な彼我比較が可能です。

実施内容とプロジェクト例

• 競合車の電動車の熱マネジメント回路解析（エアコン、ヒートポンプ動作）
• CAN信号解析
• 電動車の燃費、電費効率測定
• バッテリー充放電システムの解析
• 熱交換器システム、部品の動作解析

左図 ： エネルギーフロー解析手法の概念図
右図 ： EV車熱マネジメントシステム例

1) 他社車両のベンチマーク課題を解決します！
他OEM車のCANバスにアクセスしても、得られるデータログの意味は解析をしたくてもできません。
CAN信号解析ツールにより、最短１日でCAN信号のIDマッピングが完了します。
追加のセンサ装着不要でCANバス内の通信対象デバイスとその信号制御データベースを作成します。

▼ 【CAN信号解析ツール】　詳しくは下記をご覧ください▼
https://www.marklines.com/ja/product/14257

2) クライメート制御シャシーダイナモ (左下図）
Tenergy社はシャシーダイナモ2台、エンジンダイナモ20台を保有しています。 加えて、温湿度、日射制御が可能なシャシーダイナモによる試験実施も可能です。

3) 日本語での報告が可能です。
技術検討、解析報告は日本の大学の自動車工学博士号をもつ技術者が対応します。 技術課題をよく理解した上で懇切丁寧な対応が可能です。
右下図はエネルギーフロー解析の結果、車両AとBの電費の差がどこから生じているかを解析する模式図です。

日本を含む世界各国の自動車メーカーから電動車試験受託の受託実績があります。 世界最大市場の中国でのEV購入や試験についてもご相談ください。

電動パワートレイン試験設備

Tenergy社 第1R&Dセンター シャシーダイナモ （２台保有)

受託試験は、ご要求に基づき費用対効果の高いご提案が可能です。

電動車のシャシーダイナモ評価に加え、車両ティアダウン、製品コスト解析を含むベンチマーキングソリューションを低価格、短納期で提供します。

温湿度＋振動複合試験機を含む環境試験を実施できます。
https://www.imprimis.jp/testing/

製品コスト解析
https://www.imprimis.jp/costanalysis/

写真左： Tenergy社 第１R&Dセンター
写真右： Tenergy社 第２R&Dセンター