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小型インパルスウェルダー

2018/01/15公開

概要

インパルスウェルダーとは、低電圧、大電流を短時間に通電することにより純抵抗のヒータチップを
瞬間的に発熱させ、熱源として利用する方法です。通電したままではないので省電力です。
加熱されたヒータチップの先端で直接樹脂を溶融でき、ワークに振動を与えることなく微細で外観も良好なカシメや溶着が可能です。

特徴

●ヒーターチップは切削加工を推奨。
　加圧時の変形を防ぎ、高剛性・耐久性をアップしました。
　樹脂溶着状態が改善されカシメ後の強度が20~30％アップしました(社内比較)。
　標準形状φ3・4・5・6・8・11
　特殊形状チップも対応可能です。
●安定した溶着を可能にする多段階加熱制御
　加熱工程を多段制御しヒーターチップの温度変化を制御します。
●後加熱設定
　ヒーターチップの離脱時の食い付き・糸引き防止をします。
　ワークやヒーターチップへの樹脂残留・再付着を軽減します。
●時間制御設定、分解能0.01sec
　マイコン搭載により、各構成の時間設定は0.01sec単位で可能。
●TPHシリーズ（TPH500/TPH1000）
　当社ベーシックモデル
●TPH-Sシリーズ（温度制御付き　TPH500S/TPH1000S）
　ハイスペックモデル
　PID制御内蔵により、再現性の高い溶着を実現
　高速応答性のPID制御内蔵ににより、設定温度をコントロールする
　為仕上がり品質が安定する。
●TPH-CS10A（トランス分離型）
　操作部のスペースがない場合など、トランスを別置きにすることで
　設計に自由度を持たせることが可能です。
　また、ヒータにより近い場所にトランスを設置できるため、省電力化
　にもなります。