PowerGridテクノロジ搭載2DMax
概要
二次元 (2D) データマトリックスは、エンコードできるデータ量が多いため、追跡やトレース用途での人気が高まっています。ただし、データマトリックスの読み取りは、損傷のないファインダパターンやクロッキングパターンおよびコードの周りのクワイエットゾーンが正常であることを前提としています。これらの要素が損傷や、不鮮明な場合には、バーコードリーダは製品やパッケージ上の他のマーキングからシンボルを識別できず、読み取ることができません。
コグネックスでは、このような困難な読み取りもPowerGrid™ テクノロジにより実現しています。特許出願中のこの二次元コード読み取りアルゴリズムは、テクスチャデータと形状データの両方を組み合わせて、自動車、エレクトロニクス、化学薬品関連サプライチェーンおよび物流などの産業用途に最高の読み取り率を提供します。
コグネックスでは、このような困難な読み取りもPowerGrid™ テクノロジにより実現しています。特許出願中のこの二次元コード読み取りアルゴリズムは、テクスチャデータと形状データの両方を組み合わせて、自動車、エレクトロニクス、化学薬品関連サプライチェーンおよび物流などの産業用途に最高の読み取り率を提供します。

特徴
クワイエットゾーンが消失している場合やファインダパターン、クロッキングパターンが遮断されていたり、欠けている場合には、第二のテクスチャベースのアルゴリズムがコードの識別と読み取りに必要になります。PowerGridテクノロジを搭載した2DMax® は、形状ベースのパターンサーチと、テクスチャベースの分析(シーンを調べ、クラスター化されたデータモジュールから類似のテクスチャを見つけ出す)の両方を組み合わせています。モジュールが検出されると、モジュールのサイズとデータマトリックスのサイズを調べます。続いて、従来の2DMaxコード読み取りアルゴリズムがデータを読み取り、デコードします。
製品URL
用途・実績
タイヤの自動選別、自動搬送、ホイールの識別、輸送トレイの識別、各部品のトレーサビリティなど