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Faurecia (China) [佛吉亜(中国)] 2016年12月期の動向

業績

-2016年のFaureciaグループの売上高は前年比0.3%減の187.1億ユーロとなった。そのうち、Faurecia中国の売上高は同4.1%減の19.516億ユーロだった。対中国OEM売上高は48%増となり、中国の売上高の13%を占めた。2018年までに、対中国OEM売上高は中国全体の20%を占め、2020年までに30％となることが見込まれる。(Faureciaグループ2016年アニュアルレポートより)

-2016年上半期のFaureciaグループの売上高は前年同期比0.5%増の107.10億ドルだったと発表。そのうち、Faurecia中国の売上高は8.43億ユーロ (約9.47億米ドル) で、前年同期比11.5%減となった。対中国OEM売上高は31%増で、中国全体の12%を占めた。(2016年8月25日付け各種リリースより)

最近の動向

-同社は「創贏緑動未来」「智享車上生活」という２つのイノベーションソリューションを持ち、上海モーターショーへ出展。 (2017年４月20日付けプレスリリースより)

新会社

-2016年11月、同社はBorgwardと中国に自動車シート合弁会社を設立すると発表。新会社の名称はBorgward Faurecia Auto Systemsで、出資比率は同社が51%、Borgwardが46%、Borgward Automotive (China)が3%となる。新工場は天津に設立、従業員数は約800名。2020年までに合計400,000台分のシート生産を見込んでいる。2017年1月からBorgwardのSUV「BX5」およびその他の中国生産モデル向けにシートを製造し、その後欧州で生産されるモデルにもシートを供給する予定。(2016年11月30日付プレスリリースより)

-2016年10月、同社と浙江銀輪機械股份有限公司 [Zhejiang Yinlun Machinery Co., Ltd.] の子会社山東銀輪熱交換系統有限公司 [Shandong Yinlun Heat Exchange System Co., Ltd.] は合弁会社設立の契約を結んだ。新会社の名称は佛吉亜銀輪排気控制技術(濰坊)有限公司 [Faurecia Yinlun Exhaust Control Technology (Weifang) Co., Ltd.]。投資金額は100百万元。登録資本金は70百万元で、同社が52%の36.4百万元を、山東銀輪が48%の33.6百万元を出資する。新会社は自動車排気コントロールシステムを生産、販売する。(2016年11月1日付け会社公告より)

-2016年8月，同社は重慶長鵬工業(集団)有限公司と合弁会社「重慶佛吉亜長鵬汽車部件有限公司[Chongqing Faurecia Changpeng Automotive Parts Co., Ltd.] 」を設立すると発表。新会社の投資額は80万元で、重慶空港工業団地に位置。敷地面積は44,521平方メートルで、1,200人以上の従業員を保有。 主要業務は自動車内装部品の研究開発・製造・販売、及び関連技術サービスを提供。 現在、長安フォード、長安、長安スズキなどへ供給。(2016年10月14日付プレスリリースより)

-2016年3月、佛吉亜排気系統(上海)有限公司[Faurecia Exhaust System (Shanghai) Co., Ltd.]を設立。排気システム部品の設計、開発、生産を行う。

研究開発施設