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Camel Group Co., Ltd.
[駱駝集団股份有限公司] 2015年12月期の動向

買収

-2015年12月、全額出資子会社 「駱駝集団新能源電池有限公司 [Camel New Energy Battery Co., Ltd.]」 が198百万元で襄陽駝竜新能源有限公司 [Xiangyang Tuolong New Energy Co., Ltd.] の株式をすべて買収。襄陽駝竜新能源は2015年9月、湖北三俊電池有限公司 [Hubei Sanjun Battery Co., Ltd.] 66.67%、湖北三俊新材料実業有限公司 [Hubei Sanjun New Material Industry Co., Ltd.] 33.33%の出資により設立。資本金は300百万元。主にリチウムイオン電池と新エネルギー製品を生産している。本公告発表現在、まだ操業を開始していない。(2015年12月12日付け会社公告より)

-全額出資子会社 「駱駝集団新能源電池有限公司 [Camel New Energy Battery Co., Ltd.]」 に対し150百万元の増資を行い、リチウム電池の生産能力を拡大すると発表。増資後、資本金は現在の50百万元から200百万元となる。(2015年10月12日付け会社公告より)

-広西豊業投資有限公司 [Guangxi Fengye Investment Co., Ltd.] が保有する駱駝集団華南蓄電池有限公司 [South China Camel Storage Battery Co.,Ltd.] (略称：駱駝華南) の株式30%を64百万元で取得すると発表。駱駝華南は駱駝集団の子会社で、登録資本金は2億元。資本構成は駱駝集団70%、広西豊業投資有限 公司30%。株式買収取引完了後は駱駝集団が100%を保有する。(2015年4月24日付け会社公告より)

納入

-2015年12月、東風揚子江汽車 (武漢) 有限責任公司 [Dongfeng Yangtse Motor (Wuhan) Co., Ltd.] と 《戦略的提携の枠組み合意書》 を結んだと発表。両社は新エネルギー車の研究開発、生産などの分野で提携する。駱駝集団は東風揚子江汽車にリチウムイオン電池、モーター、電子制御部 品を提供するとともに、今後の需要に応じて電池、電子制御部品を共同開発、量産する計画。(2015年12月30日付け会社公告より)

-2015年11月、河北躍迪新能源科技集団有限公司 [Hebei Yuedi New Energy Tchnology Group Co., Ltd.] と戦略的提携の合意書を結んだと発表。両社は新エネルギー車の研究開発、リチウムイオン電池の供給、レンタカー事業などの分野で以下の通り提携する。
(1) 河北躍迪は駱駝集団の生産状況に応じて、それに適した動力を供給する。(2) 双方は今後の需要に応じて、共同開発及び量産する車種、電池、モーター、コントローラーを確定するとともに、正式な供給契約を結ぶ。(3) 双方は実際の提携状況に応じて、共同開発期間中における知的財産権、車両公告、量産後の割り当てなどについて取り決める。(2015年11月6日付け会社公告より)

-2015年9月、全額出資子会社「駱駝集団新能源電池有限公司 [Camel New Energy Battery Co., Ltd.]」 が米 California Lithium Battery, Inc. と戦略提携に関する枠組み合意書を結んだと発表。合意内容は次の通り：
(1) California Lithiumは駱駝新能源にリチウム電池の先進材料と製造技術を提供し、新能源はその製品を生産する。
(2) 今後の需要に応じて、共同出資による会社を設立する。あるいはCalifornia Lithiumがリチウム電池材料の研究開発に関する強みを生かし、技術提供を以て現物出資とし、新能源に資本参加する。
(3) California Lithiumは、新能源の米国市場向けスターター電池、蓄電池の開発に協力する。
California Lithium Battery, Inc.は、2012年設立の米国ロサンゼルスを本拠とするリチウム電池材料のサプライヤー。(2015年9月22日付け会社公告より)

受注

-全額出資子会社「駱駝集団香港投資貿易有限公司 [Camel Group HongKong Investment Trading Co., Ltd.]」がベネズエラ運輸省に所属する全国都市交通基金と「公共交通と陸路輸送用車両部品売買契約書」を結んだと発表。同社が供給するのは25に およぶ型番のバッテリー456,210個。契約金額は36.5百万米ドル。(2015年8月31日付け会社公告より)

審査合格

-北米Fordおよび長安Fordの、同社の電池T7 EFBとH6 EFB (いずれも開発コード) に対する生産現場審査を受け、これに合格したと発表。その結果、T7電池は計画通り製品検証 (PV: Product Validation) を、H6電池は設計検証 (DV: Design Verification) を開始することになった。(2015年1月15日付けプレスリリースより)

研究開発費

開発拠点

-湖北駱駝蓄電池研究院有限公司は、蓄電池技術の開発、電池生産設備、パッケージ技術、材料の開発に注力。

-湖北金駱駝特種電源装備科技有限公司は、ハイエンドグリーン電池、新エネ ルギー電池、特殊電池、スターター、エネルギー貯蔵電源、特殊電源の技術開発に注力。

-湖北駱駝電気技術有限公司は、充電器、インバーター、電源コントローラー、 街灯管理システム、環境監視システム、太陽光発電システム、電力電子製品の開発と製造に注力。

国内投資

-2015年3月、済源市万洋冶煉 (集団) 有限公司 [Jiyuan Wanyang Smelting (Group) Co., Ltd.] と合弁会社「河南済源新能源電池科技有限公司 [Henan Jiyuan New Power Battery Technology Co., Ltd.]」 (仮称) を設立することで合意。初期の資本金は30百万元とし、駱駝集団が51%を出資する予定。合弁会社は主に電気自動車用鉛酸バッテリーの研究開発、生産、販売、廃棄バッテリーの回収業務などを行う。(2015年3月19日付け会社公告より)