三井金属アクト (株) 2018年3月期の動向

新会社

<フランス>
-2018年6月、パリ郊外のIssy les Moulineauxに「MITSUI KINZOKU ACT CORPORATION Europe Branch Office」を設立。従業員数は約10名で企画、営業、開発、調達等を行う。

<モロッコ>
-2018年8月、モロッコのTangerに新会社「MITSUI KINZOKU ACT TANGER MAROC SARL」を設立予定。20201月の操業開始を計画。2023年度末までに約150名を雇用してドアラッチ等の製造、販売を行い、2023年度に20百万ユーロの売上を目指す。

海外事業

<メキシコ>
-2018年3月、北米市場向けサイドドアラッチなどの製造をメキシコの生産拠点に集約すると発表。現在は北米市場向けにタイでも生産しているが、段階的に縮小、最終的にはメキシコの生産拠点で北米向け製品の全量を生産する方針。北米市場向け製品の供給拠点をメキシコに集約することでコスト競争力を強化するとともに、取引先自動車メーカーの現地調達ニーズに対応する。

海外投資

<中国>
-2018年4月、生産効率化が図れる新しい組立ラインを中国工場に導入すると発表。新しい生産ラインは8月から稼働し、日系自動車メーカーの中国生産拠点向けサイドドアラッチを生産する。