フジオーゼックス(株) 2009年3月期の動向
ハイライト
| 業績 | (単位:百万円) |
| 2009年 3月期 |
2008年 3月期 |
増減率 (%) |
主な要因 | |
| 売上高 | 17,380 | 21,767 | (20.2) | 自動車各社における生産台数の大幅な減産の影響を受け、製品部門の主力であるエンジンバルブの需要が大きく落ち込んだ。 |
| 営業利益 | 710 | 1,832 | (61.2) | 売り上げの大幅な減収、自動車各社からの原価低減要請、円高の影響による為替差損。 |
| 経常利益 | 678 | 1,881 | (64.0) | - |
| 当期純利益 | 90 | 1,226 | (92.7) | - |
海外動向
-海外関連会社のOOZX USA Inc.はアルミタペット搭載エンジンの生産終了に伴い、2008年12月末で生産を停止。2009年度末を目標に会社清算の予定。
開発動向
研究開発体制
2006年12月、静岡工場内にOOZXテクニカルセンターを設立。
研究開発活動 (2009年3月期)
研究体制の強化とともに、高強度材を用いたバルブの製造技術確立、軽量部品や高耐摩耗材料の研究開発を推進した。
技術提携 (2009年3月現在)
(1)技術相互援助契約
2006年12月、静岡工場内にOOZXテクニカルセンターを設立。
| 研究開発費 | (単位:百万円) |
| - | 2009年3月期 | 2008年3月期 | 2007年3月期 |
| 全社 | 155 | 200 | 142 |
研究開発活動 (2009年3月期)
研究体制の強化とともに、高強度材を用いたバルブの製造技術確立、軽量部品や高耐摩耗材料の研究開発を推進した。
技術提携 (2009年3月現在)
(1)技術相互援助契約
| 提携先 (国名) |
契約品目 | 契約内容 | 契約期間 |
| TRW Automotive U.S. LLC (米国) |
エンジンバルブ | 製造、販売、使用の非独占的実施権の許諾 | 1996年1月1日 ~自動延長制 |
| TRW Automotive GmbH. (ドイツ) |
エンジンバルブ | 製造、販売、使用の非独占的実施権の許諾 |
(2)技術供与契約
| 提携先 (国名) |
契約品目 | 契約内容 | 契約期間 |
| 五洲汽門工業股份有限公司 [Wuchou Valve Industry Co., Ltd.] (台湾) |
エンジンバルブ | 製造、販売、仕様の非独占的実施権の許諾 | 2005年3月14日 ~ 自動延長制 |
| コッタ | 製造、販売、仕様の独占的実施権の許諾 | 2006年6月30日 ~ 2011年6月29日 |
|
| 新韓バルブ工業株式会社 [Shin Han Valve Ind. Co., Ltd.] (韓国) |
エンジンバルブ | 製造、販売、仕様の独占的実施権の許諾 | 2008年9月29日 ~ 2011年9月28日 |
| TRW Fuji Serina Co., Ltd. (タイ) |
エンジンバルブ | 製造、販売、仕様の非独占的実施権の許諾 | 2006年1月1日 ~ 2011年12月31日 |
| TRW Fuji Valve Inc. (米国) |
エンジンバルブ | 製造、販売、仕様の非独占的実施権の許諾 | 1988年9月15日 ~ JV解消まで |
| Shriram Pistons & Rings Limited (インド) |
エンジンバルブ | 製造、販売、仕様の非独占的実施権の許諾 | 2005年12月5日 ~ 2012年12月4日 |
設備投資
| 設備投資額 | (単位:百万円) |
| - | 2009年3月期 | 2008年3月期 | 2007年3月期 |
| 全社 | 291 | 645 | 1,084 |
| 製品事業 | 171 | 418 | 1,024 |
2009年3月期、製品事業ではエンジンバルブ製造ライン合理化のため、機械装置などに投資。
設備の新設計画
| 事業所名 (所在地) |
設備内容 | 投資予定 総額 (百万円) |
着手 | 完成 予定 |
| 静岡工場 (静岡県菊川市) |
エンジンバルブ製造設備 | 235 | 2009年3月 | 2010年3月 |
| 維持更新設備 | 66 | 2009年3月 | 2010年3月 |
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