Aisin Group (中国事業) 2007年度の動向

ハイライト

<製品分野ごとの動向 >
ドライブトレイン関連

<マニュアルトランスミッション(MT)>
-2007年 3月、アイシン精機とアイシン・エーアイが共同出資する子会社「唐山愛信歯輪有限有限公司(Tangshan Aisin Gear Co., Ltd.)」がドライブプレートの生産を開始した。また2007年 4月には、天津一汽トヨタのCorolla に供給するマニュアルトランスミッション(MT) C50/C66 の量産を開始した。

-アイシン・エーアイは、子会社「唐山愛信歯輪有限有限公司(Tangshan Aisin Gear Co., Ltd.)」でマニュアルトランスミッション(MT)の生産を拡大する。2008年には06年実績の約7割増となる30万基を生産、このうち20万基がトヨタ向けとなる見通し。同社は、10年に日本、タイ、中国で合計300万基のMT(一部トランスファーを含む)を生産する計画。中国ではこのうちの40万基を生産する。(2007年6月13日付日刊自動車新聞より)

ブレーキ関連
-2007年12月、アイシン精機とアドヴィックスは中国・天津のブレーキ会社2社を合併すると発表した。生産の合理化、管理の効率化を推進し、中国でのブレーキ事業の規模拡大を目指す。合併するのは、天津愛信汽車零部件(天津アイシン)と、愛徳克斯(天津)汽車零部件(アドヴィックス天津)の2社。合併会社はアドヴィックス天津が存続会社となり、社名も現在の「愛徳克斯(天津)汽車零部件有限公司」を引き継ぐ。資本金は約50億円で、アドヴィックスが50.1%、アイシン精機が47.2%、豊田通商が2.7%を出資する。設立は2008年7月の予定。合併新会社では、ブレーキブースター&マスターシリンダー、キャリパー、パーキングブレーキを生産し、2008年度に約13億6千万元(約180億円)の売上を見込む。(2007年12月6日付日刊自動車新聞より)

アルミダイカスト/鋳鉄部品
-2007年度、高丘六和(天津)工業[Takaoka Lioho (Tianjin) Industries Co., Ltd.] で新鋳造ラインを増設、鋳造部品の生産能力を増強。