Anqing Huanxin Group Co., Ltd. [安慶環新集団有限公司] 2014年12月期の動向

業績

-2014年の売上高は55億元となった。

-2014年、合弁子会社「安慶帝伯格茨活塞環有限公司 [Anqing TP Goetze Piston Ring Co., Ltd.]」の売上高は10億元超、ピストンリング生産量は2億個超となり、国内市場シェアは48%となった。

新会社

-2014年3月、TPR と合弁会社 「安慶帝伯功能塑料有限公司 (ATEP) [Anqing TPR Engineering Plastic Co., Ltd.]」 設立に合意。CVT、AT、DCTオートマチックトランスミッション用高性能樹脂シールリングを生産する。

-2014年6月、三星SDI、西安高科 (集団) 公司 [Xi'an Gaoke (Group) Company] と合弁会社 「三星環新 (西安) 動力電池有限公司 [Samsung SDI ARN (Xi'an) Power Battery Co., Ltd.]」を設立。中国最大規模の自動車用動力電池生産拠点とするとしている。

-2014年6月、米Federal-Mogul と設立した「環新輝門粉末冶金有限公司 [Huangxin Federal-Mogul Powder Metallurgy Co., Ltd.]」は安慶で生産拠点建設の着工式を行った。バルブシートインサートとバルブガイドの生産を行う。2015年生産開始予定。(2014年6月24日付けプレスリリースより)

子会社動向

-2014年5月、合弁子会社「安慶帝伯格茨缸套有限公司 [Anqing TP Goetze Liner Co., Ltd.]」(ATGL) は、5本目のアルミ鋳包み長尺生産ラインを始動したと発表。この生産ライン稼働後、アルミ鋳包みシリンダーライナーの月産量は3.1百万個に達する。(2014年11月25日付けプレスリリースより)

国内投資

-2014年10月、合弁子会社「安慶帝伯格茨缸套有限公司[Anqing TP Goetze Liner Co., Ltd.] (ATGL)」 はテクニカルセンター建設の着工式を行った。このテクニカルセンターの敷地面積は1,364平方メートル。延べ床面積は2,697平方メートル。総投資額は30百万元で、そのうち10百万元は建設費用に、20百万元は試験設備にあてられる。テクニカルセンター建屋は2014年12月に完成予定で、2015年3月には設備の据え付けが完了する予定。(2014年10月11日付けプレスリリースより)

-2014年8月、同社と陝西省政府および韓国のバッテリーメーカー三星SDIの合弁による電気自動車用バッテリー工場の建設が西安ハイテク開発区で始まった。総投資額は600百万米ドルで、2015年10月に稼働開始予定。工場完成後は電気自動車に年間4万台分を超えるバッテリーを供給することになり、目下中国最大の自動車用バッテリー生産拠点となる。(2014年8月20日付プレスリリースより)

-2014年8月、合弁子会社「安慶帝伯格茨活塞環有限公司 [Anqing TP Goetze Piston Ring Co., Ltd.]」は、第一工場の拡張工事を行い、2本の加工ラインと関連設備を増設したと発表。完成後、鋳鉄ピストンリングおよびスチールピストンリングの年間増産量はそれぞれ5百万個になるとしている。(2014年8月各種リリースより)

-2014年6月、同社と米Federal-Mogul が設立した「環新輝門粉末冶金有限公司 [Huangxin Federal-Mogul Powder Metallurgy Co., Ltd.]」は安慶で生産拠点建設の着工式を行った。合弁会社の総投資額は50百万米ドル。バルブシートインサートとバルブガイドの生産を行う。2015年生産開始予定で、2018年には売上高は80百万米ドルに達する見込み。(2014年6月24日付けプレスリリースより)