ZF Group (China) [ZF Group (中国事業)] 2016年12月期の動向

最近の動向

-同社は、中国市場の更なる成長を見込み、上海のエンジニアリングセンターを拡張したと発表。松江区の既存施設に50百万ユーロを投資して54,000平方メートルに拡張した。同センターでは、2022年までの今後5年間で600名のエンジニアを新規雇用し、現在の約2倍となる1,000名に増員する計画。同センターではドライブラインおよびシャシーシステム技術を開発する。松江区の施設は、同社のアジア市場向けアクティブ/パッシブセーフティ技術に焦点を当てた安亭鎮技術センターに近接している。(2017年4月18日付プレスリリースより)

-2016年12月28日、武漢初のBRT(Bus Rapid Transit バス高速輸送システム)が開通。この路線を走る全長18mのEVバスに同社のフロントアクスル RL85A、タグアクスル AVN132、ポータルドライブリアアクスル AV132を含む低床バス用アクスルシステムが採用された。この低床バス用アクスルシステムは高強度でメンテナンスが容易などの利点がある。乗降口の段差を無くすことで、バスの停留時間を短縮しBRTの運行効率を大幅に向上することができる。同社は製品のモジュール化、軽量化により、車両重量の軽量化、メンテナンスの簡便化を実現している。(2017年1月12日付け各種リリースより)

受注

-同社は北汽福田汽車の長距離トラック「Auman EST-A」にTraXon オートマチックトランスミッションを供給すると発表。TraXonは、ドイツFriedrichshafenで生産された後、北汽福田汽車の北京工場に直接納入される。同社はまた、AIRTRACエアスプリング・リアアクスルを北汽福田汽車の重型トラックに供給する。AIRTRACは、積み荷や道路表面へのダメージ防止と運転時の快適性向上に貢献。北汽福田汽車へは初めての供給となり、中国で生産して納入する。 (2017年3月27日付プレスリリースより)

研究開発施設

-ZF TRWのアクティブ/パッシブセーフティシステム事業部門は、中国の安亭研究開発センターに衝突試験スレッド部門を新設したと発表。ZFの衝突試験場 としてはグローバルで4カ所目の拠点で、最新型のサーボ式スレッドやダミー設定調整装置を導入する。試験装置は、現実に近い正面衝突シミュレーションを、 三次元で再現する。縦・横方向の荷重を用いた高度な正面衝突試験が可能で、米国NCAP(自動車アセスメント)の時速90キロメートルでの傾斜移動台車試験基準を上回る厳しい試験が可能。座席別の試験でも、前席や後席衝突のみ、その両方を組み合わせた試験が可能で、席配置仕様の変更にも対応する。(2016年4月14日付プレスりリースより)

国内投資

-2016年8月30日、子会社采埃孚天合汽車零部件有限公司は武漢経済技術開発区(漢南区)[Wuhan Economic & Technological Development Zone (Hannan)]と追加投資に関する覚書を結んだ。それによると、同社は同開発区の生産拠点に今後5年間で30百万米ドルの追加投資を行い、生産能力を拡大するとしている。新たに自動車ディスクブレーキ、電動パーキングブレーキ、エアバッグ、シートベルトなどの製品を増やし、2021年には生産高33億元を目指す。また新たに1,500の就業ポストを創出する。同社武漢工場は2011年5月に同開発区に建設されたもので、主にブレーキキャリパー、バキュームブースター、ブレーキマスターシリンダなどを生産している。(2016年9月2日付け各種リリースより)