Kumho Tire Co., Inc.[錦湖 (クムホ) タイヤ (株)] 2017年12月期の動向

業績

(単位:百万ウォン)
2017年
12月期
2016年
12月期
増減率 (%) 備考
売上高 2,876,420 2,947,227 (2.4) -
営業利益 (157,160) 120,050 - -
当期純利益 (111,842) (37,895) (195.1) -

株主変更

-クムホタイヤは2018年7月6日に臨時株主総会を開催し、中国・青島双星集団の柴永森会長と張軍華CFOを社内取締役に選任した。また同日、青島双星は約39億元(約6463億ウォン)を出資する手続きを終え、クムホタイヤの持分45%を保有する筆頭株主となった。これに伴い、韓国産業銀行などによる債権団の出資比率は23.1%に低下した。(2018年7月7日付各種リリースより)

受注


-Chryslerのミニバン 「Pacifica」 2017年モデルの新車装着用として、「Solus TA31」 タイヤを納入すると発表した。サイズは245/50R20および235/65R17。この車両は米国およびカナダで販売されている。(2016年5月3日付プレスリリースより)

研究開発体制

名称 所在地 概要
中央研究所
[Central R&D Center]
韓国
京畿道
龍仁 (Yong-in) 市
-2013年設立
-メインR&Dセンター
Kumho Tire America Technical Center (KATC) 米国
オハイオ州
-2006年設立
-北米市場向け補修用タイヤの開発
Kumho Tire Europe Technical Center (KETC) ドイツ
フランクフルト
-1997年設立
-欧州市場向け高性能タイヤの開発
Kumho Tire China Technical Center (KCTC) 中国
天津市
-2006年設立
-中国および欧州市場向け高性能タイヤの開発

研究開発費 (連結)

(単位:百万ウォン)
2017年12月期 2016年12月期 2015年12月期
金額 93,674 93,701 89,702
対売上高比率 3.26% 3.18% 2.95%

設備投資額

(単位:百万ウォン)
事業部門 2017年12月期投資計画 2017年12月期投資済み額 期待効果
タイヤ (建物/設備 等) 289,165 160,779 品質向上


海外投資

<米国>
-米国ジョージア州Maconに建設したタイヤ工場の竣工式を開催したと発表した。中国、ベトナムに続く同社3つ目の海外生産拠点で、主に17インチ以上の乗用車用タイヤおよび超高性能 (UHP) タイヤを生産する。この新工場で生産するタイヤのうち80%は、現代・起亜、Chrysler等の北米拠点向けに新車装着用として供給される見込み。なお、当初の年産能力は4百万本だが、同社はこれを10百万本規模に拡大させる。(2016年5月2日付プレスリリースより)