クムホタイヤ_2008年12月期の動向

ハイライト

業績 (単位:百万ウォン)
- 2008年
12月期
2007年
12月期
増減率 備考
売上高 2,398,560 2,040,942 17.5% -2008年12月期は過去最高の売上を達成。輸出の増加や高付加価値製品の販売増が貢献。

-2008年12月期のタイヤ事業売上は2,327,013百万ウォンで、全体の97.0%を占める。

-2008年12月期は輸出が62.1%を占める。
営業利益 36,259 113,494 (68.1%) -
純利益 (200,356) (23,595) - -

受注

-Daimler

2008年2月、欧州で販売されるDaimler「Mercedes Viano X-Clusive」向けに、タイヤを約1万本納入する契約を締結。供給するのはUHP(超高性能)タイヤ「KU19」で、サイズは245/45R18。同社のタイヤは、2007年より「Mercedes A Class」にも採用されている。(2008年2月27日付プレスリリースより)

2008年7月、Ford「Focus」(2009年モデル)向けにタイヤを約20万本納入すると発表。今回受注したのは超高性能タイヤ「Solus KH16」で、サイズは215/45R17。騒音を最小限に抑えると同時に、一層安定した乗車感を実現する。同社は今回の受注によって、北米3大自動車メーカーの全てにタイヤをOE供給することになる。(2008年7月7日付プレスリリースより)

海外拠点

-米国

2008年3月、ジョージア州に「Kumho Tire Georgia, Inc.」を設立。2010年中にタイヤ生産拠点が完成する予定。

>>> 詳細は 設備投資 参照

-中国

2008年11月、南京市にトラック・バス用ラジアルタイヤ工場が完成。

-ベトナム

2008年3月、ベトナム新工場の完工式を行った。中国の3工場に続いて、4つ目の海外生産拠点となる。この工場は、Binhduong省の敷地31万5,000平方メートルに約2億米ドルを投資して建設された。生産能力は年間315万本で、同社は今後1,300万本程度まで拡大する計画。(2008年3月5日付プレスリリースより)

開発動向

研究開発体制
拠点名 所在地
光州(Gwangju)テクニカルセンター 韓国
光州(Gwangju)市
Kumho Tire America Technical Center(K.A.T.C) 米国
オハイオ州
Kumho Tire Europe Technical Center(K.E.T.C) 英国
バーミンガム
Kumho Tire ChinaTechnical Center(K.C.T.C) 中国
天津

2008年5月、京畿道の龍仁(Yong-in)で中央研究所の着工式を行った。投資額は約700億ウォンで、2009年下半期中に完成の予定。この研究所は同社の国内外の技術研究所を統合管理し、R&Dハブとしての機能を持たせる。また同社は、現在600名程度の研究スタッフを2015年までに2倍近くに増員すると明らかにした。(2008年5月15日付プレスリリースより)

研究開発費 (単位:億ウォン)
- 2008年12月期 2007年12月期 2006年12月期
金額 65,278 58,839 57,826
対売上高比 2.72% 2.90% 3.19%

設備投資

開発動向