クムホタイヤ_2007年12月期の動向

ハイライト

業績 (単位:百万ウォン)
- 2007年
12月期
2006年
12月期
増減率 備考
売上高 2,029,308 1,813,794 11.9% -2007年12月期は過去最高の売上を達成。輸出の増加や高付加価値製品の販売増が貢献。

-2007年12月期のタイヤ売上は1,953,295百万ウォンで、全体の96.3%を占める。

-2007年12月期は輸出が69.7%を占める。
営業利益 111,588 80,306 39.0% -
純利益 (24,226) 970 - -支払利息や為替差損、持分法による投資損失の増加による。

受注

-Daimler

2007年2月より「SOLUS KH15」をベンツ向けにOE納入する。サイズは185/65R15で、ベンツのAクラスに装着される。ベンツにOE装着されるのは韓国のタイヤメーカーで初めてのこと。(2007年2月15日付プレスリリースより)

-MODEC

英国のエコ電気自動車メーカーであるMODEC社に貨物トラック用タイヤ「KR03」を供給する。EUの安全認証マーク並びに低騒音認証マークを取得済みの本タイヤは、高速走行中でも高い操縦安定性と低燃費性能を発揮するほか、耐摩耗性やウェット路面での接地力にも優れている。同社は「今後もMODEC社とのパートナーシップ関係を継続し、エコ分野での共同プロジェクトを推進していく計画」と明らかにした。(2007年5月10日付プレスリリースより)

新工場建設(中国)

-2007年5月、南京でトラック・バス用ラジアルタイヤ専用新工場の起工式を行う。

-2007年7月、長春工場の竣工式を開催。

>>> 詳細は 設備投資 参照

グループ改編

クムホアシアナグループは持株会社体制への転換を公正取引委員会に申告。同グループは今後、クムホ産業とクムホ石油化学を2大持株会社として、クムホ産業は大宇建設やアシアナ航空等を、クムホ石油化学は同社やクムホ生命等をそれぞれ子会社に置く。(2007年5月1日付プレスリリースより)

事業計画 (2008年12月期)

2008年12月期の売上計画に関し、売上高は2兆4,810億ウォンで前年度比22.3%増を見込んでいると発表。また、営業利益は同73.1%増の1,930億ウォンを目指す。(2008年3月3日付プレスリリースより)

開発動向

研究開発体制
拠点名 所在地
光州(Gwangju)テクニカルセンター 韓国
光州(Gwangju)市
Kumho Tire America Technical Center(K.A.T.C) 米国
オハイオ州
Kumho Tire Europe Technical Center(K.E.T.C) 英国
バーミンガム
Kumho Tire ChinaTechnical Center(K.C.T.C) 中国
天津

研究開発費 (単位:億ウォン)
- 2007年12月期 2006年12月期 2005年12月期
金額 58,839 57,826 51,251
対売上高比 2.90% 3.19% 2.89%

設備投資

開発動向