Johnson Electric Group [徳昌電機] 2017年12月期の動向

業績

(単位:百万ドル)
2018年3月期 2017年3月期 増減率 (%) 要因
全社
売上高 3,236.56 2,776.10 16.59 -漢拿世特科 [Halla Stackpole]の11ヶ月間の業績を加算
営業利益 335.20 295.51 13.43 -
経常利益 322.81 290.31 11.19
純利益 274.27 246.51 11.26
自動車用製品グループ (APG)
売上高 2,493.6 2,090.82 19.27 -自身の業務が増大
-漢拿世特科 [Halla Stackpole]の株式を50%取得


工場拡張
-同社は、カナダのTorontoおよびHamiltonの拠点の設備導入と拡張に351百万カナダドルを投資すると発表。粉末冶金製造設備の導入と、電動ポンプ開発のグローバルセンターを開設する。2024年の完成を予定しており、326名の新規雇用を見込む。今回の拠点拡張に際して、オンタリオ州政府はJobs and Prosperity Fundを通じて24.1百万カナダドルの助成金を拠出する。同社は最近、オンタリオ州に本拠を置くエンジン・トランスミッション用ポンプおよび粉末冶金部品メーカーのStackpoleを買収している。(2017年12月2日付オンタリオ州政府プレスリリースより)

新工場

-ブラジルアルジャー(Arujá)に位置するJohnson Electric Groupのブラジル工場は、2017年5月8日、工場建屋が落成し、オープニングセレモニーを行った。(2017年5月12日付けプレスリリースより)

買収

-2017年3月21日、同社は漢拿控股公司 [Halla Holdings Corporation] と株式取得に関する契約を結んだ。同社は83.3百万米ドルで漢拿世特科 [Halla Stackpole Corporation]の株式を50%取得し、持ち株比率を30%から80%に増やす。漢拿世特科及びその子会社は主にアジア自動車産業向けに焼結部品を生産、供給している。本社は韓国梧倉(オチャン)に位置し、韓国及び中国に生産拠点を持っている。(2017年3月23日付け会社公告より)

研究開発体制

-ドイツ、英国、イタリア、日本、米国、中国、イスラエル、スイスにR&Dセンターを保有。2017年3月末現在、1,500名のエンジニアが在籍。

-研究開発分野は:マイクロスイッチ、エンジン冷却扇風機モジュール、HVAC、シート、エンジン管理、ギアボックス、ブレーキシステム、適応電源、パワーウィンドウ、自動車用ロック、バックミラー。

-2017年現在、同社従業員数は40,000名超。うち、エンジニアは1,600名。2017年の特許申請件数は750件超。

設備投資額

(単位:百万ドル)
2018年3月期 2017年3月期 2016年3月期
合計 305.8 240.2 186.2