愛知機械工業 (株) 2010年3月期の動向

ハイライト

業績

(単位:百万円)
  2010年3月期 2009年3月期 増減率(%) 要因
全社
売上高 101,041 101,942 (0.9) 1)
営業利益 4,975 3,277 51.8 -
経常利益 4,932 3,290 49.9 -
当期純利益 2,876 1,534 87.5 -

要因
1)
エンジン
-日産の中近東向け「アルメーラ」や国内向け「マーチ」搭載分などが減少したものの、国内向け「ティーダ」、「ノート」、「キューブ」搭載分および韓国ルノー三星向けなどが増加したことにより、前年比5.8%増の504億円となった。

マニュアルトランスミッション
-日産の輸出用「ピックアップ」搭載分や韓国ルノー三星向けのトランスミッションなどが減少したことにより、前年比30.8%減の171億円となった。

自動車部分品
-中国向けエンジン部品などが増加したことにより、前年比13.7%増の334億円となった。

>>>次年度業績予想(売上、営業利益等)

開発動向

研究開発費

(単位:百万円)
  2010年3月期 2009年3月期 2008年3月期
自動車関連事業 60 66 67

製品開発体制

-製品化に必要な企画・設計・試作実験までを一貫して行える体制を整え、開発には、デジタルモックアップ、シミュレーション、データ解析などに最新のコンピュータシステムを活用し、クリーンでエコノミーな高性能エンジン、小型・軽量マニュアルトランスミッションをはじめとする製品開発を実施。

研究開発活動

エンジン
-世界的な燃費規制強化の中、低燃費と動力性能を両立させるエンジンの開発を継続。

設備投資

設備投資費

(単位:百万円)
  2010年3月期 2009年3月期 2008年3月期
自動車関連事業 5,400 10,200 5,300

-主に納入先のエンジンおよびマニュアルトランスミッションのモデルチェンジに関連した自動車ユニット・部分品製造用設備の合理化・更新投資で5,200百万円(エンジン部門4,300百万円、マニュアルトランスミッション部門900百万円)の投資を実施。

設備投資計画

-2011年3月期は、納入先のエンジン及びマニュアルトランスミッションのモデルチェンジに関連した自動車ユニット・部分品製造用設備を中心に5,900百万円の設備投資を計画。