Hoerbiger Holding AG 2009年12月期までの動向

ハイライト

近年の動向

企業買収

-2006年6月、Getragから、同社子会社であるGetrag SynchronTecknik GmbHを買収。Getrag SynchronTecknik GmbHはGetragグループ企業向け、その他自動車業界の顧客向けにシンクロシステムおよびシンクロ部品を開発、製造している。

会社設立

-2002年1月1日、Automation Technology Strategic Business Unitは保有する2つの拠点(Altenstad、Fiderstadt)を統合し、Hoerbiger-Origa Systems GmbHを設立。

開発動向

製品開発

新型水素エンジン「H2BVplus」
-2009年、HOERBIGER ValveTec、BMWグループのForschung und Technik社、その他パートナーと共同で、新型水素エンジン「H2BVplus」を開発したと発表。ターボディーゼルエンジンと同水準の熱効率(最大42%)を実現した。HOERBIGER ValveTecは直噴インジェクター(燃圧300バール)の設計を担当した。(2009年3月12日付プレスリリースより)

油圧式ルーフトップ開閉システム

-2007年、Opel Astra、BMW 3シリーズコンバーチブル向けに、油圧式のルーフトップ開閉システムを開発。これら4シーターモデルに3ピース構造のリトラクタブルハードトップ開閉システムが搭載されるのは、今回が初。同社は、先に、Mercedes SLKおよびSLモデル向けに、2ピース構造のハードトップ開閉システムを開発した実績があり、新たに開発した3ピース構造のシステムではデザイン性をさらにアップした。(2007年9月10日付プレスリリースより)

設備投資

海外投資

<米国>
-2004年8月、Hoerbiger Drivetech USAは、5年前に開設したアラバマ州Auburn拠点を倍増する拡張作業をほぼ終了した。

<中国>
-2003年1月、Hoerbiger (Wuxi) Automation Technology Co. Ltd.を無錫(Wuxi)に設立。Compressor Technology SBUの上海拠点に続く中国で2番目の拠点(Automation Technology SBUにとっては中国初の生産拠点)。

-2001年6月18日、新事務所を上海に設立、総勢5名で、設計作業を開始。組立図から部品図、部品リストにいたるまで一貫した設計プロセスを構築。

-2000年6月、上海(中国)に営業拠点Hoerbiger Antriebstechnik GmbH Shanghai Representative Officeを開設。主要顧客のZF Passauの中国での合弁会社Liuzhou ZF Machinery Co., Ltd.の急成長に対応し、上海に営業拠点を開設。


<ベルギー>

-2001年8月、Hoerbiger Drivetrain Mechatronics B.V.B.Aを設立。2002年1月よりフル稼働した。ベルギーLoppemに所在。