業績	(単位：百万メキシコペソ)

	2013年 12月期	2012年 12月期	増減率 (%)	要因
売上高	56,299	51,385	9.6	1)
修正後EBITDA	7,823	6,671	17.3	-

要因
1)
-売上は前年比9.6%増。米国での自動車需要が堅調であり、欧州での高級車メーカーへの拡販が奏功した。さらに、主要顧客が鉄からアルミへと部品素材の移行を進めており、アルミ部品が売上を伸ばしている。生産量としては、シリンダーヘッド換算で前年比14%増の約4,760万基を達成した。

-売上高に占める輸出比率は88%。

研究開発費

(単位：百万メキシコペソ)

	2013年12月期	2012年12月期
全社	3,221	3,693
売上に占める割合 (%)	5.7	7.2

研究開発体制

-製品開発センターを7カ所 (オーストリア、カナダ、ドイツ、メキシコ、ポーランド) に保有。
-同社では、年間で100製品の開発が可能な能力を有している。

技術開発

合金システム
-高出力エンジンのための高性能合金の開発
-機械的強度およびマイクロ構造の挙動予測
-構造部品用鋳造技術
-シリンダーヘッドの肉薄化

複合形状
-先進のパワートレイン試作のための3Dプリンティング技術
-無機接着剤の開発

パワートレイン部品の統合
-シリンダーヘッドとターボハウジングの統合
-レンジエクステンダーとアルミ電気モーター部品の開発

表面処理技術
-ボアコーティング
-温度効率向上のための表面処理
-構造部品用鋳造技術

-アルミシリンダーヘッド用のLPPM (Low-Pressure Permanent Mold - 低圧成形) およびアルミブロック用のLPPS (Low-Pressure Precision Sand - 低圧精密サンドダイキャスト) 生産工程は、より効率の高い操業および高品質を実現。

設備投資額

(単位：百万メキシコペソ)

	2013年12月期	2012年12月期	2011年12月期
全社	4,336	4,171	4,126

-2013年、設備投資として、中国の重慶に新工場設立。北米、欧州、アジアでの生産能力の増強に充てられた。

-2013年、同社はロシアに工場を建設すると発表した。この工場はドイツの自動車メーカー向けにエンジンヘッドとエンジンブロックを製造する。年間製造能力は60万台。2015年末の稼働開始を目指す。