Garrett Motion Inc. (旧 Honeywell International Inc.) 2018年12月期の動向
業績 |
(単位:百万ドル) |
2018年12月期 | 2017年12月期 | 増減率 (%) | 要因 | |
売上高 | 3,375 | 3,096 | 9.0 | 下記参照 |
純利益 | 1,180 | (983)* | - | - |
*2017年の純利益は税法の影響を受けた。税額は1,335百万ドル。
スピンオフ
-2018年10月1日、Honeywell Internationalは輸送システム事業部門をGarrett Motionとして分割を完了した。
要因
全社売上高
-2018年12月期の全社売上高は、前年比9.0%増の3,375百万ドル。増収は主に販売量の増加によるものであるが、値下げにより一部相殺された。販売量の増加は主にライトビークル向け製品の増加が220百万ドル、商用車向け製品の増加が59百万ドル、アフターマーケット向け製品の増加が約8百万ドル。
ガソリンエンジン用ターボチャージャーの好調と新製品投入の結果、ライトビークル向け製品の成長は主に欧州、中国、北米、韓国でのガソリン車販売数の増加によって牽引された。さらに中国と日本ではディーゼル車販売台数が増加したが、欧州と韓国顧客向けのディーゼル車両販売台数の減少により、一部相殺された。商用車向け製品の増加は主に北米と欧州での販売数の増加によるもの。また、アフターマーケット市場向け製品の微増分は主に欧州での販売数の増加によるものであるが、日本での販売数の減少によって一部相殺された。
研究開発費 |
(単位:百万ドル) |
2018年12月期 | 2017年12月期 | 2016年12月期 | |
全社 | 128 | 119 | 112 |
研究開発体制
-5カ所の研究開発センターと13カ所のエンジニアリングセンターに約1,200名のエンジニアが従事している。
研究開発拠点
-2018年12月31日に現在、13カ所の生産拠点、5カ所の研究センター、13カ所のエンジニアリングセンターを運営している。
北米 | 欧州、中東、アフリカ | 南アジア、アジア太平洋 | 南米 | 合計 | |
研究開発センター | 1 | 2 | 2 | 0 | 5 |
特許
-2018年12月末時点、特許および特許申請数は約1,400件。