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2011年12月期 |
2010年12月期 |
増減率(%) |
要因 |
売上高 |
2853.5 |
2,414.1 |
18.2 |
1) |
営業利益 |
125.2 |
142.2 |
(12.0) |
- |
要因1)
-ほとんどの地域で出荷量が増加、さらに為替の影響が売上高増加(70.9百万ドル)に寄与。
イクヨ子会社USiの買収および合弁企業が売上高157.9百万ドルの貢献。
企業買収
-
イクヨの子会社USi, Inc.を買収したと発表。USiは米国テネシー州を本拠とする塗装メーカー。同社の技術はFord、GM、ホンダ、現代、日産、トヨタなどに採用されている。この買収により、同社はUSiのテネシー工場(面積109,000平方フィート)を取得する。なお、取引金額は非公開となっている。(2011年3月28日付プレスリリースより)
事業提携
-
西川ゴム工業は10日、自動車用ゴムシール事業における同社との協業関係を強化すると発表した。グローバル市場での事業拡大と企業運営の円滑化が狙い。米国の西川ゴムと同社の折半出資会社であるニシカワ・スタンダード・カンパニーについては、西川ゴムの出資比率を10%引き上げて連結子会社化する。出資比率を引き上げることで米国事業のさらなる拡販強化を図るとともに、グローバル展開の重要拠点としてより円滑な事業体制の構築を目指す。連結子会社化にあわせて、会社名をニシカワ・クーパーに変更する。タイでは西川ゴムの現地法人であるニシカワ・タチャプララート・ラバーの発行済み株式の20%を同社に譲渡し、グループ全体のアライアンス関係を拡大強化する。また社名をニシカワ・タチャプララート・クーパーに変更する。同社のポーランド法人であるクーパー・スタンダード・オートモティブには、西川ゴムが資本参加する。また、メキシコの合弁会社クーパー・スタンダード・オートモーティブ・メシキコの資本構成を変更することで合意した。ポーランドとメキシコ事業の具体的内容については改めて発表するとしている。(2011年3月11日付日刊自動車新聞より)
合弁事業
-Fonds de Modernisation des Equipementiers Automobiles (FMEA)と合弁会社を設立することで合意したと発表。Cooper Standardのフランスにおけるボディーシーリング事業と、Societe des Polymeres Barre-Thomas (SPBT)の事業を統合し、新会社を設立するもの。SPBTはフランスを本拠とする、防振システム、低圧ホース、ボディーシーリング製品のサプライヤーで、合弁会社設立の前段階としてFMEAが買収する予定。新会社の名称は「Cooper Standard France」。出資比率はCooper Standardが51%、FMEAが49%。2011年の総売上高は230百万ユーロを見込んでいる。この売上はフランス3工場、ポーランド1工場および、インド防振システム事業の50%によるもの。設立手続きは2011年第2四半期に完了する見込みとなっている。なお、FMEAはRenault、PCAグループ、Fonds Strategique d'Investissementが出資するベンチャー投資会社。(2011年4月20日付プレスリリースより)
工場閉鎖
-米国オハイオ州Bowling Greenのホース工場を閉鎖すると発表。Bowling Green工場では約200名の従業員が勤務し、自動車メーカー向けに低圧ゴムホースを生産している。同工場における生産は、今後12ヶ月間で米国ケンタッキー州のMt. Sterling工場、メキシコのAtlacomulco工場へ移管される予定。(2011年2月4日付プレスリリースより)
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2011年12月期 |
2010年12月期 |
2009年12月期 |
合計 |
83.9 |
68.8 |
62.9 |
研究開発体制
-全世界に9ヶ所の設計、エンジニアリングおよび管理の設備を持ち、顧客のサイトに派遣されているものも含め590人の研究開発員がいる。また、製造技術や品質に改善に、シックス・シグマその他の技法を使った設計を用いている。
製品開発
-Cooper Standard Automotive傘下のStanProは、射出成形部品の新製品群を発表した。これらはチューブ、ホース、コンジット接続部品、取り付けクリップ、ファスナーなどの様々なフルイドマネジメント製品に適用可能となる。これらの製品は、同社の米国ミシガン州East Tawas工場で生産される予定。(2011年1月18日付プレスリリースより)
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2011年12月期 |
2010年12月期 |
2009年12月期 |
北米 |
41.8 |
30.3 |
14.2 |
北米以外 |
57.2 |
40.9 |
30.1 |
その他 |
9.3 |
6.1 |
1.8 |
合計 |
108.3 |
77.3 |
46.1 |
海外投資
<ルーマニア>
-ルーマニアのCraiovaに新工場を開設すると発表。自動車用ボディーシーリングおよびフルイドハンドリング事業の拡大を目指す。まず、Ford向けに供給を行う予定。フル稼働時には、従業員150名超を雇用する見込み。同工場を加えるとCooper Standardは、オーストラリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、中国、チェコ、フランス、ドイツ、インド、イタリア、日本、韓国、メキシコ、オランダ、ポーランド、タイ、英国、米国を含む19ヶ国に生産拠点を持つことになる。(2011年8月10日付プレスリリースより)